家族にきずなが生まれたとき、
ひとつの奇跡が起こった── ティム・バートン監督の映画『ビッグ・フィッシュ』がブロードウェイの舞台でミュージカルとしてよみがえったのは2013年。物語の魅力はそのままに、全編にわたり美しい歌と楽しいダンスで彩られたその作品が、ついに2017年2月に日本初上陸です。
写真左より)白井晃さん(演出)、藤井隆さん、赤根那奈さん、浦井健治さん、川平慈英さん、霧矢大夢さん、鈴木福さん、ROLLYさん
-ものがたり- HPより
エドワード・ブルーム(川平慈英)は昔から、自らの体験談を現実にはあり得ないほど大げさに語り、聴く人を魅了するのが得意。
自分がいつどうやって死ぬのかを、幼馴染のドン・プライス(藤井隆)と一緒に魔女(JKim)から聴いた話や、共に故郷を旅立った巨人・カール(深水元基)との友情、団長のエイモス(ROLLY)に雇われたサーカスで最愛の女性、妻・サンドラ(霧矢大夢)と出逢った話を、息子のウィル(浦井健治)に語って聞かせていた。
幼い頃のウィルは父の奇想天外な話が好きだったが、大人になるにつれそれが作り話にしか思えなくなり、いつしか父親の話を素直に聴けなくなっていた。そしてある出来事をきっかけに親子の溝は決定的なものとなっていた。
しかしある日、母サンドラから父が病で倒れたと知らせが入り、ウィルは身重の妻・ジョセフィーン(赤根那奈)と両親の家に帰る。
病床でも相変わらずかつての冒険談を語るエドワード。本当の父の姿を知りたいと葛藤するウィルは、以前父の語りに出ていた地名の登記簿を見つけ、ジェニー・ヒル(鈴木蘭々)という女性に出会う。
そしてウィルは、父が本当に伝えたいことを知るのだった-。
日本初演に集いしは…あらゆる分野で独自の“色”を極めた、まさにいろとりどりなキャスト!そして、そんなみなさんを率いるのは演出家・白井晃さん!
先ほど、製作発表が行われましたが、ほんわかあったか空気に包まれながらも…思わず白井さんが頭を抱えてしまいそうになるほどの超個性派ぞろい!!そんな爆笑会見の様子に先立ち、ちょこっとレポ、写真速報をお届け!
熱く語る川平さんのキャプテンシーにも期待!
オモシロが発生すると逃しませんっ!全方位、油断ならないメンバーです!
ティム・バートン監督の映画の世界から飛び出してきたかのようなROLLYさん!
あれ…白井さん…どうしましたか?!
川平さんは父・エドワードの若き日と老いてからを早替わりで?!演じます。
息子ウィルには浦井健治さん
息子ウィル(浦井さん)の幼少時代は舞台初挑戦の鈴木福さん
りょうたさんとのダブルキャストとなります!
こうやってお写真を並べるだけでも溢れ出す…これ、絶対面白いでしょ!感。上演は寒い寒い2月でございますが、ほっこり心温まる『ビッグ・フィッシュ』の開幕が待ち遠しいですね。
「昔は相手役だったのですが、今回は嫁姑!いじめます(笑)」霧矢さんと赤根さん(夢咲ねねさん)の久々の共演への意気込みや浦井さん、ROLLYさんがティムバートン作品の中でも大好きと語る映画版の魅力など、製作発表レポもお楽しみに。
おけぴ取材班:chiaki(文・撮影) 監修:おけぴ管理人