全寮制の名門女子校、真夜中のパーティ、ホッケーで対戦…! 幼いころに読んだ児童文学で、こんな世界に憧れた方も多いのでは?
お嬢様たちが集まる名門女子校を舞台に、初の奨学生として入学が決まった少女デイジーと仲間たちが繰り広げる
“究極のガーリッシュストーリー”『
DAISY PULLS IT OFF(デイジープルズイットオフ)』。
英国ローレンス・オリビエ賞の年間最優秀コメディー賞
(1983年)も受賞した傑作喜劇を、“男性のみ”の
劇団スタジオライフが9年ぶりに再々演します。
劇団スタジオライフが三度挑む
“究極のガーリッシュストーリー”!
フレッシュな若手チーム&劇団ベテラン勢が揃うキャリアチーム
異なる魅力のダブルキャストも見どころです♪
劇団の代表作のひとつ『トーマの心臓』は“ギムナジウムもの”と称される全寮制男子校を舞台にした作品ですが、今回の『DAISY PULLS IT OFF』は名門女子校で繰り広げられる少女たちの物語。2003年に良質な海外戯曲を紹介する「The Other Life」シリーズの第6弾として初演され、2007年にキャストを変えて再演されています。
今回の再々演、大きな注目ポイントは…劇団の古参メンバーで初演にも(当然)出演していたベテランたちが“女子生徒”役を演じる【Mystic(ミスティック)チーム】と、入団5年以内の劇団員に加え、2.5次元舞台や商業演劇舞台で活躍する若手俳優を客演に多数迎えた【Shiny(シャイニー)チーム】のダブルキャスト制。
とってもキュートなチラシビジュアルでは、Shinyチーム出演の
宇佐見輝さん、
久保優二さん、
松村泰一郎さんがにっこりと微笑んでいますが、Mysticチームで主役のデイジーを演じる
笠原浩夫さんらベテラン勢も若手に負けないくらいの“かわいい!”を見せてくれるはず…!
劇団唯一の女性である演出家・倉田淳さんに、若手VSキャリア組のダブルキャスト制にした理由、そして『DAISY…』再々演への思いなど、たっぷりとお聞きしてきました。Shinyチームの稽古場写真(&劇団提供のMysticチーム写真)とあわせてお届けいたします!!
<『DAISY PULLS IT OFF』あらすじ>
創立25周年を迎えた英国の名門校“グレンジウッド女学院”。お嬢様学校として有名な学院初の奨学金試験に合格したデイジー・メレディス。親友トリクシーや憧れの生徒会長クレアたちに囲まれて、デイジーの学院生活は順調に進むかと思われた矢先、同級生の意地悪や学院に眠る秘宝探しなど、様々な出来事に巻き込まれていきます。デイジーは自分の誇りとグレンジウッドの謎を探るため宝探しに乗り出すのですが…写真手前はShinyチーム・デイジー役の宇佐見輝さん
中央:デイジーの親友トリクシー役の月岡弘一さん(客演)
奥:山根大弥さん(客演)
◆スタジオライフ作品ほぼ全てで演出をつとめる【倉田淳さん】
穏やかな微笑みのなかに、演劇への熱い情熱が燃えています!
(手に持っていらっしゃるのは、初演&再演の『Daisy…』パンフレット。
ノートブック仕様がキュートです♪)
【10年目のトーマ、20年目のデイジー】
──“登場人物は(ほぼ)全員女子!”な『DAISY PULLS IT OFF』。初演、再演を経て今回9年ぶりの上演です。そもそもこの作品をスタジオライフで上演しようと思ったきっかけを教えてください倉田) この作品に出会ったのは、1984年に生まれて初めての一人旅で訪れたロンドンでした。
翌年にスタジオライフを立ち上げることが決まっていて、その前に「とにかく芝居を見よう」と約2ヶ月間ひとりでロンドンに滞在したんです。芝居を見るのが目的なので当然毎日劇場に通って英語漬け。見ている間は楽しいのですが、だんだん疲れてきてしまって(笑)。初めての海外一人旅だったこともあり、朝起きて「ああ、今日もまた一日英語か…」と、ちょっと憂鬱になってしまったんですね。
そんな状態で、今日はなにを見ようかとウェストエンドをぶらぶら歩いていたら、目の前に『DAISY…』の看板がかかっていたんです。おばさんたち
(※)がたくさん写っている舞台写真もあって、何だかわからないけど今日はこれでいいやって。
で、結果として劇場を出るときには気力がいっぱいに満ちていたんです!
明るくて前向きでまっすぐに生きていくデイジーと、客席を巻き込んでいく出演者から元気をもらった。一瞬でも日常から離れてどこかにワープしたような気にさせてくれて、観客にこれだけのパワーを与えられる「演劇の力」は本当にすごいんだなとあらためて感じました。
※ロンドンで上演された際は、女子生徒役を“年齢が少々高め”の女優陣が演じていたそうです。──85年に劇団を立ち上げてからしばらく時間があき、2003年に満を持しての初演! なにかきっかけがあったのでしょうか?倉田) 87年頃から男性俳優だけの劇団になりましたが、当時はまだ“女子生徒だけ”の『DAISY…』上演には思いが至りませんでした。女性役が何人か出てくる作品は上演していたのですが…。
旗揚げから10年が過ぎ、96年に『トーマの心臓』を初演。この作品で本当にたくさんの新しいお客さまと出会うことができました。
その後、2005年の20周年が見えてきたときに「ここでなにか新たなトライをしないと20周年の先の扉が開かないのでは」と考えたんです。そのとき頭にふっと浮かんだのが『DAISY…』でした。
10年目は『トーマ…』で新しい出会いがあった。じゃあ20年目はトーマと真逆の“女子校”で行ってみよう! と。20周年に向けて勢いをつけるため、新たなステップを上がって扉をパッと開けてみよう! 失敗しても20周年までにはまだ1年あるからなんとかなる! と思ったことを覚えています。
お嬢様学校に入学することになった庶民のデイジー。
憧れの上級生クレア(石田知之さん/客演 写真右)との出会いに心躍らせます。
──男子校から女子校へ。作品のイメージもトーマとデイジーではかなり異なりますが、観客の反応はいかがでしたか?倉田) とても良い反応で受け入れていただきました。『DAISY…』は名門女子校グレンジウッドの文化祭で上演される劇中劇、という設定なんです。ですから客席も文化祭に遊びにいらしたお客さまという設定で、オープニングから生徒に扮した役者たちが客席を巻き込んでいきます。これはすごく盛り上がりましたね。
実際に“女子生徒時代”を過ごしてきた女性のお客さまが多いですから、“女子あるある”をたくさん発見して楽しかったと。友人関係に悩みながらも、若くて突っ走っていた学生時代の自分を思い出して、人生の良い節目になりましたというお手紙も頂きました。
デイジーを目の敵にするシビル(久保優二さん 写真右)とモニカ(松村泰一郎さん 写真左)。
彼女たちには彼女たちなりの信念があり…
──スタジオライフは再演、再々演と上演を重ねる作品が多いですが、この『DAISY…』も今回で3回目の上演です。いまこのタイミングでの再々演を決めたわけは?倉田) 昨年、劇団30周年のお祝いにと(『トーマの心臓』の原作者である)萩尾望都先生が特別なイラストをスタジオライフのために描いてくださったんです。
これまで上演してきた複数の作品がモチーフになっていて、イラストの真ん中に『トーマ…』の登場人物たち、そしてそれと対をなすようにデイジーたちがワーキャーしている姿(笑)が描かれていて…それを見た時に「あ、これはやらなくちゃいけないわ!」と。
30周年を超えて、2016年は『トーマ…』で幕を開けましたので、この1年の締めくくりは『DAISY…』と決めました。
◆こちら! Mysticチームでデイジーを演じる笠原浩夫さん!
ご覧ください、このベテランにしか出せない“迫力ある”健気な表情を…
【「同じ戯曲なのにぜんぜんちがう作品みたい」若手VSベテラン スタジオライフだからこそできるダブルキャスト】
──3回目の『DAISY…』。フレッシュな若手がメインのShinyチームと、劇団ベテランが揃ったMysticチームのダブルキャストが見どころですね。倉田)
30年も続けていると、中の人間も歳を…いえ、層が厚くなっちゃって(笑)。上は60歳近くから、下は20歳まで。30年続けてきたからこその年齢幅ですから、当たり前のことをやってもおもしろくない。そこで、この分厚い層をふたつにわけて、若手とキャリア組の対抗試合にしちゃえ! と、今回の無謀なキャスティングになりました。
キャリア組のMysticチーム最年長の藤原啓児は56歳。初演・再演では大人役を演じていましたが、今回はモニカという女子生徒役(笑)。デイジー役の笠原も、親友トリクシー役の山本(芳樹)もみんな20年以上の付き合いがあるからこそ、思い切ったキャスティングに踏み切ることができました。彼らが女子生徒を演じられる“ハート”を持っていることはよく知っていますから。
初対面の俳優さんだったらこのキャスティングは無理ですよね。40過ぎた男たちが女子校生役…知らない俳優さんだったら怖くて無理です(笑)。
「笠原のデイジーも、山本のトリクシーもすごくカワイイですよ。
笠原くんはもともとピュアな部分がある人。それが役とうまくリンクしている。
ノッポなのに上級生役から“おチビちゃん”って呼ばれているんです(笑)。
(山本)芳樹くんも前回のモニカはとても個性的な役作りをしていたけれど、
今回は彼なりの“直球勝負”。感情がすごく豊かにあふれています」(倉田さん)
──初演に出ている方も別の役を演じることになりますから、長く劇団を応援してきているファンの方にはたまらないお楽しみチームですね。一方のShinyチームはデイジー役の宇佐見輝さん(2012年入団)をはじめ、みなさん本当にお若い! そして客演としてスタジオライフに初参加する方がとても多いですね。倉田) スタジオライフの俳優も外部にたくさん呼んでいただいていますし、お世話になっているぶん、うちももっと門戸を広げていかなくてはという思いがあります。
やはりこれだけの人数に入っていただくと新しい風が吹きます。劇団として慣れ合いになるのは嫌なので、新鮮な空気と触れ合えて嬉しいですね。
──若手ばかりの客演陣。女性役も初めてという方がほとんどだと思いますが、稽古場の様子は?倉田) みなさん経験もバラバラですので最初は手取り足取り…(笑)。稽古が始まってすぐの頃は“女性役”を無理に作ってくる方もいたんですが、そうじゃないところから役を作っていきましょうと。
稽古場で私がガーッとダメ出しをしても、キャリア組があとからフォローしてくれたり、稽古前後の自主練習に付きあってくれたりと若手の面倒を見てくれています。彼らも先輩たちから同じように色々なことを教えてもらってきていますから、それを次の世代にも渡していこうとしているんだと思います。
Mysticチームでクレアを演じる曽世海司さん(写真右)。
Shinyチームではデイジーの母と教師役でご出演。
稽古場の隅で若手にアドバイスする姿が印象的でした。
◆【俳優に求めるのは“心の柔らかさ”】
──今回の客演陣はオーディションで選ばれたそうですが、倉田さんが演出家として俳優を選ぶ基準はどこにあるのでしょうか?倉田) 心が柔らかい人。
どんなにセリフが覚束なくても、動きが固くても、スタジオライフで一緒に作っていけそうな人を情緒的な感覚で選んでしまうんです。
芝居が達者な人もたくさんいますが、ついつい、そうじゃないところで選んでしまうんですよね…(笑)。
「Shinyチームの宇佐見くんは、今回初めての主役なんです。
その戸惑いと一生懸命さがそのままデイジーという役にリンクしていますね。キャスティングして良かった!
トリクシー役の月岡さんもすごく頑張ってくれていてそれがとてもかわいい。
ふたりの年齢も近いので仲良くやっています。それがまた役柄と重なるんです」(倉田さん)
──心の柔軟さ…素直さがある、ということでしょうか?倉田) 言葉を知らなかったり、構築力がなかったりしたとしても、ある種の柔らかい心を持って相手と接して、敏感に繊細に動いていくと、結果として(演じる)人物ができたりするんです。
いつまでもなにも知らないまま、感性だけの俳優では困るのですが、もとの部分に柔軟さがある人でないと一緒に舞台を作ることはできない。もちろん役や戯曲を分析・解釈するための頭は絶対に必要ですが、頭だけで止まってしまうと、役として生きるときにおもしろくないんです。
芝居ってひとりで作るものではなく相手との呼応ですから、相手から受けたものをどれだけ細胞で、五感で受け止められるかが究極のところ。ですからそういう素質を持っていそうな人にどうしても目が行ってしまうんですね。
──『DAISY…』の世界も、元気いっぱいの女子生徒に扮した俳優たちが舞台上を駆けまわり客席を沸かせるコメディのイメージがありますが、実は思春期の少女たちの心、生き方に繊細に寄り添った戯曲ですよね。倉田) そうです。女子生徒たちがキャピキャピしている楽しさはあるけれど、それだけの“から騒ぎ”になってはどうしようもない。
主役のデイジーだけでなく、いじわるな敵役のシビルにしても彼女なりの正義を生きている。彼女たちのまっすぐな思いがぶつかるから、そこに葛藤が生まれ、ドラマが生まれる。その部分を丁寧に埋めていかないと成立しない世界です。相手と敏感に感情のキャッチボールができる俳優でないと演じられないと思います。
◆【「性やビジュアルのリアリティではなく、感情のリアリティを探しています」】
──スタジオライフの舞台を見たことがない人のなかには、「男性だけの劇団」「耽美的作品」「宝塚の反対版」などのキーワードから「型を作りこんだ女役が特徴のビジュアル重視の劇団」というイメージを持っている人もいるかもしれません。取り上げる作品も漫画原作ものなど、いわゆる2.5次元作品と重なるものも多いですし。ですが実際の舞台を拝見すると、女性役を非常にナチュラルに演じていることに驚きます。ときには違和感を覚えるほど男性のままでの女役もあったりして戸惑うこともありますが、見ているうちに不思議とその役の心情がジワジワと伝わってくる。スタジオライフの魅力はそういうところにあるのかなと感じています。倉田) 女性役を演じる俳優には、とにかく声は作らないで、と伝えています。今回の客演のみなさんも最初は女性っぽいシナを作ったり、高いトーンの声でセリフを言ったりしていましたが、そういうことはしなくていいのよ、と伝えるところからのスタートでしたね(笑)。あなたの心と直結している声、いま感じているものがそのまま出てくる声でいいんだから、と。
もちろん“型”を極めている人なら、高い声や作った仕草でも十分に感情を伝えることができます。そのための“型”ですから。でもなんの訓練もしていない状態ではそれは無理なんです。中途半端なことはしないで、いまの自分がコントロールできるナチュラルな声で大丈夫。作品の中で描かれているのは女性だから、それをそのままやってくれればちゃんと女性ができあがる、そこは戯曲と演出を信じてください、と。
スタジオライフの舞台は、性のリアリティやビジュアルのリアリティではなく、感情のリアリティを探しています。役の感情と役者そのものがフィットして、心がぐいっと動く瞬間を大切にしているんです。
ビジュアル重視とか、色モノとか思われることもあるのですが(笑)、初めてスタジオライフの舞台を見た人には「真面目に芝居をやってる!」と驚かれることが多いんですよ。
──前作の『BLOOD RELATIONS~血のつながり~』では、特に男性が女性役を演じることの意義を感じました。古い価値観のなかで生きる女性の苦悩がダイレクトに伝わってきましたし、ラストのセリフも男性ならでは迫力があって。倉田) あの作品は特に重いテーマでしたから、女優さんが演じるともっと生々しく、痛々しくなってしまうのかもしれませんね。女性ならではの苦しみを男性が演じることで客観性を持たせることができる。華奢な女優さんだと可哀想で見ていられないような表現も、男性ならではの肉体的な強さがありますから、少しは安心して見られますよね。
『夏の夜の夢』でハーミアとヘレナが罵り合う場面なんかも、女同士だとちょっと…ね? 身につまされすぎちゃう(笑)。でも男同士だったら存分に大げんかしてもらって大丈夫。
女性のマイナス面、負の部分を表現するのに、男性が演じることが強みになるということを改めて感じた作品でしたね。核の部分をストレートに伝えることができるんだなと。
──『BLOOD…』とは全くちがう作風ですが、『DAISY…』も思春期の女の子たち、女性を描くお芝居。作品のどんな部分を大切に作っていらっしゃいますか?倉田) 「困難があっても、落ち込まずに立ち向かっていく」─劇中でグレンジウッドの校長先生がこんなメッセージを生徒たちに伝える場面があります。
なかなか経済も良くならないし、家庭や仕事で悩みを抱えている人も多い世の中ですが、このメッセージが客席に届いて「また明日からがんばろう!」と思っていただければ嬉しいですね。私がロンドンでデイジーから元気をもらったように。
この作品に登場する女子生徒たちはみんなキャピキャピしていて、笑わせる部分もたくさんありますが、とにかく全員が人に対してまっすぐにぶつかっていきます。喧嘩をするにしても、仲良くなるにしても、斜に構えたところがなくて、まっすぐ、ストレートに対話する。それが見てくださる方の力のひとつになればいいなと思っています。
人間って、どんなに違いがあっても面と向かって話せばぜったいに何かしらの方向性は見えてくる、と私は信じているんです。メールやLINEでこじれてしまったことでも、顔を見て対話してみれば解決の糸口があったりする。そんなことを感じてもらえたら嬉しいですね。
学校内のいじめなど、これが大人の世界で起きたらちょっと辛いかもという事件も描かれますが、劇中劇ならではの荒唐無稽な展開です。時代も国もちがう女の子たちのお話を若手とベテラン、2チームの男たちが演じることで、さらに演劇ならではのフィクション性が生まれる。ワイワイと楽しみながら見ていただける作品になると思います。
◆ “デイジープルズイットオフ”というタイトル、児童小説の目次っぽく訳するなら「デイジー、お手柄!」とか「デイジー、大成功の巻」といった感じでしょうか…?
さて、お嬢様学校でデイジーがみせる大活躍とは? 少女たちの心は通じ合うのか?
劇団ベテラン勢&若手がダブルキャストで演じるキュートな女の子たち! ピュアでパワフルな舞台から元気をいっぱいもらえそうです!
新宿シアターサンモールにて12月1日から18日上演。詳細は
劇団公式サイトをご参照ください。
【こぼれ話♪】
「スタジオライフの“演劇力”“劇団力”の基盤は、90年代から実施していたロンドンでの俳優ワークショップ。ロンドンで芝居を見ると英語がわからないところがあっても役の感情がはっきりと伝わってくる。そこにはやっぱりなにか秘密があるんですよ。その秘密を知るために俳優たちを連れてロンドンに通い、ジェームズ・ディーンやマリリン・モンローも学んだアクターズ・スタジオ出身の講師デヴィッド・ベネット氏に“リアルに感情を動かす方法”の入り口を教えてもらいました。デヴィッドが亡くなってからワークショップはお休み中ですが、劇団に若手も増えてきたこともあり、またぜひ復活させたいと思っているんです」(倉田さん)来年3月には新作『エッグ・スタンド』の上演も決定!
チラシには原作の萩尾望都さんが描いた秘蔵イラストが♪
オケピ取材班:mamiko(文/撮影) 監修:おけぴ管理人