こまつ座第120回記念公演『きらめく星座』稽古場レポート&田代万里生さんインタビュー


 小さなちゃぶ台の上にみんなの湯呑、「せまいながらも楽しい我が家♪」を地でいく健気で明るい庶民を描く井上ひさしさんの音楽劇の代表作『きらめく星座』の稽古場の様子をレポートいたします!

 舞台となるのは、昭和15年、太平洋戦争開戦直前、東京・浅草の小さなレコード店“オデオン堂”

 オデオン堂に暮らすのは店主の小笠原信吉(久保酎吉さん)と後妻のふじ(秋山菜津子さん)、長女のみさを(深谷美歩さん)、そして同居人の広告文案家の竹田(木場勝己さん)と夜学に通う学生の森本(後藤浩明さん)。みんな音楽が好きで、気のいい家族たちの暮らしにも戦争の影が忍び寄る…そんな暗いほうへ向かう世の中を明るく生きる人々のお話です。



 主要キャストは2014年の上演から変わらずというキセキの再演!だけあって、稽古開始からまだ間もないというのに、この日は1幕を止めながら通すお稽古。まずは1場をやって、栗山さんのダメ出し、続いて2場…といくつかのパートに分けて進みます。


 物語は、長女みさをが「みんなが自分に隠し事をしている…」と疑うところから始まります。(その前のお父さんと竹田さんの名調子のやりとりも楽しい!)みさをの兄、つまりこの家の長男・正一(しょういち)の身に起きたことによって、ご近所から非国民のいる家と言われたと嘆くみさを。さぁ、そこからどうなることかと思ったら、突如はじまる、我こそは非国民自慢!たとえば、敵国の音楽ジャズを愛する私こそが非国民、結婚前の歌手活動での芸名が横文字だった私こそ非国民の資格がある!などなど、みんな全力!それはただただ娘に心配をかけまいという一途な想いの結晶なのですが、それがなんとも可笑しいのです。

 冒頭のこのシーンにオデオン堂の人々の心意気のようなものが凝縮されているように感じました。


【帰ってきたオデオン堂のみなさん】


 太陽のように家族を照らすお母さんふじを演じるのは秋山菜津子さん。秋山さんのふじは前回公演の同役で第22回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞された当たり役!元歌手という華やかさと、「ついていきます!」と思わせる気風の良さに磨きがかかっていますよ。お父さん(信吉さん)役の久保酎吉さんと竹田さん役の木場勝己さんからは、もう、本当に目が離せません。とにかくチャーミングで、家族(人間)の側を向くと果てしなく優しく、社会の側を向くと果てしなく強い素敵なふたりなのです。

 騒動の発端、正一は実は脱走兵となり憲兵に追われる身。その憲兵が実直に職務を果たそうとする権藤という男。演じるのは木村靖司さん



 そんな1場が終わると栗山さんを囲んでダメ出しの時間がやってきます。印象的だったのは「権藤たちのような兵隊たちは無表情、無性格であることの怖さがある」という言葉。その後に出てくる傷痍軍人でみさをの結婚相手となる源次郎しかり、発する言葉は呪文のような記号のような、名前も奪われ番号で呼ばれ人格を画一化される…、みんながデコボコなオデオン堂の面々とは対照的なのです。とはいえ、彼らもそのように教育されたというだけで、それをただ真っ直ぐに信じた人たちなのです。

 改めて、源次郎さんという人は戦地で右腕を失ったにもかかわらず、骨の髄まで軍国主義の男。そんな彼がオデオン堂でその家族と交わると、ことある毎に意見は衝突。嘆き、憤るのですが、そこでの山西惇さんの声が稽古場にドーンんと響き渡ります。(演出家席のほうからぽろっと「すごい声だな」という声が聞こえたくらい(笑))
 自らが信じるものに向かって疑うことをせず、恐ろしいまでに一直線。そんな源次郎さんを表すのは、語る言葉だけでなく、その声も重要な要素なのですね。とにかく怖くて、キュッと身が縮こまってしまいます。



 そして、脱走兵の正一を演じるのは田代万里生さん。登場からまるで忍者のような素早さで、前回公演をご覧になっていない方は「こんな万里生さんはじめて観るわ!」となることでしょう。歌声も、当たり前ですがミュージカルやコンサートとはひと味違う、音楽劇としての遊びのある?!歌唱(ぜひ劇場でその意味を!)で新たな魅力を放ちます。まぁ、遊びにかけては諸先輩方もすごいことに!



 さて、そんな正一の印象は“愛嬌のある男”です。すごく繊細で優しくて耳が良くて音楽大好き!ミスターオデオン堂のような彼が、脱走をきっかけに全国を転々とする。そこで出会い、目の当たりにしてきたこの国の真実が彼を変えていきます。脱走中、ときどきオデオン堂に逃げ込む正一、あるときは家族一丸、見事なチームプレイで彼を匿います。その中には源次郎の姿も。でも、わーい、源次郎さんも仲間になったね…といはいかず。家族、愛する妻みさをの兄と思って、苦渋の選択だったとはいえ陛下を裏切ってしまった。それは源次郎のアイデンティティの崩壊、それほどまでのことなのです。そんな源次郎の姿を見ていると胸が締め付けられます。

 つまりこの物語に悪人は出てこない。だれもが時代に翻弄されながらも、懸命に生きていた。そんな庶民の生活に光を当てた作品なのです。そして、ひとりひとりがきらめく星座のようにまぶしく映るのです。

 幕が下りるころには、オデオン堂のみんなが愛おしくて愛おして仕方がなくなるのです。でも、私たちはその後に起きることを知っています。この作品が誕生したのは1985年、終戦から40年が経った頃です。それからさらに30年余りが経ち、戦争を体験した人も減っていく中で、私たちはこの作品から何を受け取るのか。井上ひさしさん、そして栗山民也さんらしい今日性をもった演劇です。ちらしのイラストの意味もぜひ劇場で感じてくださいね。

 と同時に!『月光値千金』『燦めく星座』『一杯のコーヒーから』などなど当時の人々を魅了し元気づけた流行歌の数々が彩る極上の音楽劇でもあります。3年前に聞いた、終盤でふじが歌う『星めぐりの歌』や『青空』、歌ってこんなにも人に寄り添うものなのだなと気づかされたことを今でも忘れられません。歌については田代さんインタビューでも!


 そして、この作品で忘れられないといえば、もうひとつあります。広告文案家の竹田の、
「いま、誰かから「人間」という商品の広告文をたのまれたとします。
さあ、ぼくはどんな広告文を書けばいいのか。」
のシーン。そちらもぜひぜひ劇場で!



 きらめく人々、きらめく言葉、きらめく音楽に笑って笑って泣いて、たくましく生きるオデオン堂の人々に会いに、劇場へまいりましょう♪


【田代万里生さんインタビュー】


 稽古場レポートに続きお届けするのは、オデオン堂の長男・小笠原正一役の田代万里生さんのインタビューです。

──2014年に続き『きらめく星座』で“小笠原正一”を演じていていかがですか。

 懐かしいなという感覚もありますし、稽古の中でこれは新しい景色だと感じることもあります。

──懐かしさには、家族たちとの再会も?

 正一は脱走して数か月ごとに実家であるオデオン堂に逃げ込んでくるのですが、馴染みのある風景を見て「変ってないなあ」と言うんです。最初稽古場に入った時は、まさにそんな感じで、本当にセットもそこにいる家族の顔ぶれも何ひとつ変わっていなくて、夢を見ているような感じがしました。

 そして、栗山さんの稽古場ならではの緊張感も変わらないですね。全てではないのですが、自分でも驚くほどに、この台詞のときにあんなことを言われたなということを覚えているんです。3年前にボソッと仰った言葉が(笑)。今回もそれを大切にしている部分もあるのですが、さらに深く要求される部分もあれば、場面によっては「よし、それだ」と静かに頷いてくださることもあるんです。

──この3年の経験の蓄積を改めて感じる機会でもありますね。ご自身で感じる変化は。

 前回は初めてのストレートプレイ、初めてのこまつ座ということで、どこかで「僕、はじめてなんで…」という意識があったかもしれません。今もまだまだ経験は浅いですが、それは関係なく、“ただただ正一として舞台に立ち、生きること”がなによりも大切なんだと思えるようになりました。まず、そのスタンスが変わりました。

 一方で、この作品や共演者のみなさんについては、前回も「すごい!」と見上げていたのですが、この3 年で自分自身も色々な舞台を経験し、少し成長したことによって視野も広がり、皆さんの凄い部分に新たに気づくことが沢山あって、良い意味で、さらにさらに上へと見上げています。僕も年齢を重ねて、20 代とはまた違う気持ちで舞台に臨んでいますが、日々先輩方の本気のエネルギーを目の当たりにし、皆さん現在に至るまで、僕には想像できないくらいのたくさんの経験を積まれてこの場に立っていらっしゃるのだなと思うと、本当に身が引き締まります。


──続いては、この作品の音楽、歌について。先ほどのお稽古でも『小さい喫茶店』など歌のシーンはとても楽しく拝見しました。

 実は、『小さい喫茶店』は前回より3度キーを上げました。前回はクラシカルに歌わないようにということだったので、街を歩いている人が口ずさむ、その延長のような感じで歌っていたんです。それが、つい先日の稽古で、栗山さんが「そこは突然テノールで、カレーラスのように歌ってほしい」とおっしゃったんです。音楽学校に通っていた正一は西洋音楽、クラシックやジャズにも親しみ、音楽教師や、ゆくゆくは作曲家や指揮者、声楽家やピアニストになっていたかもしれません。だから彼が何気なく歌う流行歌は他の人が歌うのとはちょっと違っていて、オデオン堂の家族も、そのクラシカルな正一の歌声を聴いて懐かしがる。といった、そんな音楽のルーツが垣間見えるシーンになったらいいのかなと僕なりに解釈しました。そこで、元のキーではクラシックテイストは出せても、高音のテノールテイストは出にくいので、キーを上げてはどうかと思い、試しにピアノ合わせで歌っていたら、それを聴いていた栗山さんが「そっちのほうがいい。」と即採用となりました。

 でも、きっと3 年前にカレーラスみたいにと言われていたら、今のような芝居歌のアプローチはできなかった気がするんです。今の僕だからこそ、その言い方で求めてくださったのかもしれません。 実は『チャイナタンゴ』に限っては、歌が丸々1オクターブも上に変更になりました(笑)。
 基本的な演出は変わっていないのですが、ほかにもたくさんの変化と進化があるので、新鮮な気持ちで、日々お稽古をしています。

──突然歌い出した正一がバリバリの美声のテノール、客席でも思わず「ウマっ!」と笑ってしまいそうです。ほかの歌唱シーンでも、「もっと遊んでいい」とのリクエストがありました。

 そうですね。電蓄の中に隠れてレコードのふりをして歌うシーンですね。あのシーンも前はまるでレコードであるかのように、歌も本物の音源に寄せて、レコードの針が上がる音も表現してほしいと言われていました。でも、今回はそれより「僕だよ~、帰ってきたよ~」といたずら気分の茶目っ気たっぷりに歌う、という指示が何度も飛んできます(笑)。前回以上に家族の絆を強く感じる演出になっている気がします。

──面白さと共に、観客との共犯関係も生まれる予感がします。あのシーンのノートの後、栗山さんがとっても楽しそうに「変な芝居でしょ(笑)」と仰ったことが印象的でした。そして、遊びといえば、久保さん、木場さんという大ベテランのおふたりの素敵さが炸裂ですよね。
 
 すごいですよね、おふたりの全力の遊びが。でもあれができるのは、役者としてどんなに遊んでもここぞというところでグッと締められるからなんだと思います。僕が生涯目標にしたい方々です。

──ちなみに、今回はずいぶん早い段階から坊主頭にされていますね。

 3年前は稽古場終盤で刈ってもらったのですが、坊主にして気持ちがよかったんです。その瞬間に頭髪だけでなく、内面的にも自分を飾ることをやめられたというか。そのままの、裸の自分で勝負という必死さ、覚悟が生まれました。その感覚を思い出すために、稽古初日からこの頭で臨みました。
 でも実は、稽古開始の1か月前くらいには坊主頭にしていて、相当前から心構えをしていました(笑)。

──それ以来ずっと…(笑)。先日の『井上芳雄 by MYSELF』スペシャルライブにもご出演されたり。

 それに関しては、刈る前に芳雄さんに「坊主頭で行っていいですか」と訊きました。すると、一瞬噴き出した後で、「いいよ」と言ってくださって(笑)。本番のトークで「(この頭は)次回出演作のためで…」と控えめに(笑)話したところ、芳雄さんが「作品名は」と突っ込んで訊いてくださったんです。この頭のおかげで?!、ライブビューイングのお客様も含め8000人くらいの方に『きらめく星座』をPRすることができました(笑)!ありがたいですね。

──井上芳雄さんはこまつ座の先輩でもありますからね。愛を感じますね。では、最後に公演を楽しみにされているみなさんへコメントを。

 ミュージカルでは、作品の舞台となる国や時代背景を事前に少し把握したほうが楽しめるということがありますが、この物語の舞台は昭和初期の浅草です。そんなに遠くない時代の日本の話なので、夢の世界などではなく、日本人にとっては自分自身のルーツ。描かれているのも庶民の暮らしです。寅さんとサザエさんを足して2で割ったような気軽さと温かみがあって、そこにさらに井上ひさしさんが注ぎ込んだたくさんの力強いメッセージが込められています。

 そして、劇中に流れるこの時代の歌謡曲は、ミュージカルが好きな人にも受け入れられやすい素敵な曲がたくさんあります。たとえば『青空』や『月光値千金』などは、もとはそれこそ僕が出演した『グレート・ギャツビー』のジャズエイジと呼ばれた時代のアメリカのポピュラー・ソングに日本語を乗せて、日本風に歌って庶民に愛された曲なんです。(それぞれ原曲は1927年のアメリカのポピュラー・ソング「My Blue Heaven」と1928年「Get Out And Get Under The Moon」)
 
 本当にジャンルの垣根を感じさせない素敵な作品なので、まずは気軽に観に来ていただき、そして観劇後にはあれはどういう意味なんだろうという疑問や大切な何かを考えるきっかけになる。そんな作品を届けられるように、日々稽古に励んでいます。
 僕自身、3年前には怪我で降板しましたが、今回は最後まで正一役を精一杯勤めさせていただきたいと思っています。

──素敵なお話をありがとうございました。
 今回、栗山さんからもどんどん遊びを求められるようになったのも、田代さんのなかに正一としての軸がしっかりとあるからこそですよね。ひとりひとりがキャラクターの人生を生きる!『きらめく星座』の開幕はもうすぐです!
 そして全力で遊ぶ、大真面目に遊ぶというのは井上ひさしさんの「ゆれる自戒」にも繋がりますね。「ゆれる自戒」や井上さんのこと、作品をより一層楽しむヒントなどを紹介しているこまつ座さんツイッターも面白いですよ。



【公演情報】
こまつ座第120回記念公演『きらめく星座』
2017年11月5日(日)〜11月23日(木・祝)@紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
2017年11月30日(木)@宮城県 えずこホール(仙南芸術文化センター)大ホール

★スペシャルトークショー★
11月7日(火)13時公演後:ーキャストトークー 秋山菜津子、山西惇、田代万里生、木村靖司、深谷美歩
11月12日(日)13時公演後:ー戦争の足音が聞こえる時代にー吉原毅(城南信用金庫 顧問)
11月16日(木)13時公演後:井上ひさし誕生日特別トークショー辻萬長、木場勝己、久保酎吉、後藤浩明
11月21日(火)13時公演後:ー「音楽」は人に「笑い」を連れてくる!ーいとうせいこう(作家・クリエーター)
※アフタートークショーは、開催日以外の『きらめく星座』のチケットをお持ちの方でもご入場いただけます。ただし、満席になり次第、ご入場を締め切らせていただくことがございます。
※出演者は都合により変更の可能性がございます。


◆同時開催◆
『こまつ座のキセキ』
第120回公演を記念して、こまつ座の33年間の軌跡を秘蔵の資料と共に展示いたします。
他では見られない貴重な資料を一挙大公開!!『きらめく星座』公演期間中、劇場ロビーにて開催。

<スタッフ>
作:井上ひさし
演出:栗山民也

<キャスト>
秋山菜津子、山西惇、久保酎吉、田代万里生、木村靖司
後藤浩明、深谷美歩、阿岐之将一、岩男海史、木場勝己

ごく普通の人間のごく普通の生活をキチンと描けば観客が腹をかかえて笑い、ポロポロ涙を流してくださる。
観客の笑いと涙、これは戯曲を書く人間にとって最大、最高の勲章です。
これが昭和庶民伝三部作そもそもの始まりです。
これはいわば私戯曲のようなもの。
戦争の影が日ごとに色濃くなっていた昭和15年、太平洋戦争開戦の前年、
東京・浅草の小さなレコード店に集う人々を通して描いた作品です。
描く時代は決して明るいものではありませんが、
各場にちりばめられた当時の流行歌に載せて描かれた物語は、
涙と笑いに満ち満ちた懐かしい香りのするものなのです
―――井上ひさし


公演HPはこちら

写真提供:こまつ座
おけぴ取材班:chiaki(取材・文) 監修:おけぴ管理人

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