★スペシャルトークショー開催★
2019年3月18日(月)13:30公演終了後
参加者:井上芳雄 栗山千明 六角精児
2019年3月29日(金)13:30公演終了後
参加者:井上芳雄 辻萬長 木野花
終演後はそのままお座席にてトークショーをご覧頂けます。
なお、お座席のご移動はご遠慮下さいます様お願い申し上げます。 原作は、オグ・マンディーノの代表作「十二番目の天使」。世界で愛される物語の初舞台化となる舞台『十二番目の天使』(笹部博司さん:台本、鵜山仁さん:演出)が、明日、シアタークリエにて開幕いたします。
六角精児さん、城野立樹さん(Wキャスト)、井上芳雄さん、大西統眞さん(Wキャスト)、木野花さん、辻萬長さん
初日を前に、ビジネスで大成功を収め、故郷に英雄として迎えられた矢先、愛する妻サリーと息子のリックを交通事故で失ってしまうジョン役の井上芳雄さん。サリー役ほかを演じる栗山千明さんからのコメントが届きました。速報舞台写真とともにご紹介いたします。
【井上芳雄さん(ジョン)】
世界初演なのですが、鵜山さんの演出のもと、静かに着々と立ち上がってきて、とても自然に今の段階にたどり着いた感じがしています。
他に類を見ない演劇のスタイルと言っていいと思うので、きっとお客様の反応がプラスになる作品です。早くお客さんと一緒にこの物語を共有したいという気持ちです。
とにかく台詞の量が多いのが大変でした!絶望の中にいる時間が長い役ですが、でも不思議と、一度はじまってみると自然に台詞が流れるようになってきたし、今は台詞も入っているので苦しい時期は過ぎ去ったと思います(笑)。
いつも誰かが笑っている現場です。年齢の幅が広いカンパニーだけど少人数なので、つかず離れずいい距離感でやれている。
心地よく、ストレスなくやらせてもらってます(笑)。
悲しみの中にいる人をとても具体的に励ます、希望の物語だと思います。全国もまわりますし、素晴らしいキャストとスタッフのみんなで心を込めて作りましたので、大事な人や、家族に会いにくるようなつもりで観に来ていただけたら嬉しいです。【栗山千明さん(ティモシーの母ペギー、サリー】
いよいよ初日ですが、もう少し稽古したいくらいです(笑)。
稽古場では毎日毎日課題が見えてきていたので、ひとつひとつクリアしてから、明日の初日を迎えたいと思います。
劇中では一人だけで舞台に立って語るシーンがあるのですが、野球の試合を一人で実況中継するので、ひとつひとつの言葉の意味を勉強しながらやっています。完全に一人のシーンで誰にも助けてもらえないのでプレッシャーです(笑)。
少し悲しい話ではあるのですが、ティモシーの「あきらめない」「毎日良くなっている」という言葉を持って、お客様にも前向きなあたたかい気持ちで帰っていただけるはずです。
大切なメッセージが入っている作品だからこその重み・見ごたえを、それぞれの出演者のお芝居の中できちんと伝えられる舞台になっていると思います。ぜひ劇場へお越しください!◆町の人々の尊敬を集め、子供たちを見守るメッセンジャー医師やジョンの父を演じる辻萬長さんとジョンの家のお手伝いさんローズやジョンの母を演じる木野花さんの慈愛。発する言葉の説得力!!
感動作!と聞くと、やや斜に構えてしまうちょっとおへその曲がった?!おけぴスタッフ(笑)ですが、思ったよりじめっとした感じはなく、心が軽くなるような希望にあふれた作品でした。そしてとても穏やかな時間。劇構造も、モノローグとダイアログが巧みに入り組んでいて、新感覚!ぜひ劇場で体感してください。レポも近日アップしながらこんなことを書くのは恐縮ですが、できればまっさらな状態でご覧ください。
本作品のメインテーマ曲「白いボール 青い空へ」(曲:宮川彬良、詞:安田佑子)の井上芳雄さんによる歌唱もジーンときました。
【ストーリー】
ビジネスで大きな成功を収め、故郷に戻ったジョン(井上芳雄)は幸せの絶頂にあった。人々に英雄として迎えられ、新生活を始めようとした矢先、妻のサリー(栗山千明)と息子のリック(大西統眞/溝口元太 Wキャスト)を交通事故で失う。
ジョンが二人のいない世界に絶望し、人生に幕を下ろそうとしたとき、幼馴染のビル(六角精児)が訪ねてくる。ビルは地元のリトルリーグのチーム監督を引き受けてくれるよう、ジョンに頼みに来たのだった。
そのチーム、エンジェルスの監督を引き受けることにしたジョンは、ティモシー(大西統眞/溝口元太 Wキャスト)という少年と出会う。十二番目のメンバーとしてチームに選ばれた彼は体が小さく、運動神経も悪かったが、決してあきらめることなく人一倍練習に励んでいた。そんなティモシーにリックの姿を重ねたジョンは、チームの練習とは別に、ティモシーに個人練習をつけることを提案する。チームのエースはトッド(城野立樹/吉田陽登 Wキャスト)
ティモシーの努力に触発されるように、エンジェルスはリーグで快進撃を続け、決勝戦に駒を進める。
ティモシーが抱える、ある重大な秘密を誰も知らないまま―
おけぴ取材班:chiaki(撮影、文)監修:おけぴ管理人