性格も、背負っているものも、全く異なる3人がひとつ屋根の下で過ごす、たった9日間のストーリー…
堤泰之さん(プラチナ・ペーパーズ)が書き下ろした3人芝居
『トリスケリオンの靴音』が、新たなキャストを迎え再演されます!
亡くなった彫金家の工房を資料館にするため調査を始める若い青年と、元弟子の男。そして彫金家の娘と名乗る女。運命に導かれて出会った3人を結びつける“トリスケリオン”とは…?
2018年の初演には、碓井将大さん、赤澤ムックさん、粟根まことさんが出演。今回の2019年版で、それぞれに事情を抱える男女を演じるのは、
久保田秀敏さん(『スカーレット・ピンパーネル』『憂国のモリアーティ』)、
糸原舞さん(元「俳優陣O2K」看板女優!)、
曽世海司さん(Studio Life)のお三方です。
参考:2018年初演・舞台写真&出演者コメント(おけぴ会員の感想コメントも♪) 一見、なんのつながりもない点と点とがつながり、やがて見えてくるものとは? そしてトリスケリオン=三脚巴のモチーフが意味するものとは? それはぜひ劇場でお確かめくださいませ!
▼公演初日に向けて、プロデューサーの難波利幸さんよりメッセージが届きました。「堤泰之オリジナル作品、会心の3人芝居! 強烈な個性の異色3キャスト久保田秀敏、糸原舞、曽世海司がそろい踏み! 先の読めないストーリー展開の中で3人が抱える過去の出来事とは? 一度「トリスケリオン」という言葉をネット検索してみてください! そこにもヒントがあります。心揺れる3人の愛情表現をご覧いただき、不器用な人たちに心揺らせていただければ幸いです。お楽しみに、乞うご期待!」 プロデューサー 難波利幸
2018年『トリスケリオンの靴音』舞台写真&出演者コメント▼参考:昨年公演を見た方の感想・
これは実に見事な3人芝居。全員のキャラが立っていて、グングン引き込まれます。シリアスと笑いのバランスも絶妙です。
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チラシの不気味な絵柄=トリスケリオンに惹かれて観劇。登場人物3人が、グルグルと追いかけっこをしているような、まさに三脚巴なストーリー展開で、それぞれ違った方面で活躍されている3人の役者たちが、プロデュース公演という形で対峙、ひとつの世界を構築する醍醐味を味わえる良作だと思います。
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セットは変わらず、ずっと同じ場所での話ですが全く飽きません。逆にストーリーに引き込まれました。あらすじ読んで興味を持った方は、ぜひ観てほしいです。
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懐かしさを感じるセットに、何とも不思議な響きの音楽が流れる中、たった3人が織りなす数日間の日常。なのに、笑って涙して、劇場を出る時には肩のチカラが抜けて、前を向いて、寄り道してスイーツを買って帰りたくなる。
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始めは、点と点と点。それがお芝居が進むにつれて、色濃く絡み合っていって三人の関係性が段々とわかっていって…………でも、最後までわからない関係性がわかる時、脳裏に今までの情景がよみがえってきて涙します。
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フライヤーのデザインが少し怖そうな印象だったのですが、クスッと笑ってウルッとなりながらまたクスッ。「トリスケリオン」聞き慣れない言葉でしたが、作中で説明があり終わってみれば納得のタイトルでした。
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生活も性格も立場も異なる三人が、同じ時を過ごすことで重ねる心のふれあいを、とても心地よく表現してくださいます。演劇にもジャンルが色々あるとは思いますが、今回は、これがひとつのこたえなのではないかと思えるほど感動しました。
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あっという間の1時間40分だった。三人の会話にぐいぐい引き込まれました。3人の幸せを願わずにはいられない余韻残るラストだった。