『天使にラブ・ソング』(汗っかきエディ役)、『ロミオ&ジュリエット』(ヴェローナ大公役)、『デスノート』(リューク役)、『スカーレット・ピンパーネル』(ショーヴラン役)など、数多くのミュージカル作品でご活躍の石井一孝さん。
今夏は2週間ごとにライブを開催されるなど、シンガーソングライターとしての顔も併せ持つ石井一孝さんが以前から抱かれてきた夢を実現させたミュージカルが『
君からのBirthday Card』(原案・作曲・主演=石井一孝さん)、略して“
君バス”です!
昨年横浜で初演され好評を博し、今回ゲストに佐々木崇を迎え、東京でのパワーアップ再演!!
物語のはじまりは1999年。ノストラダムスの大予言を信じ、どうせこの世の終わりが来るなら…と意を決し意中の女性に告白する男とその相手の女性との20年愛を描く物語です。
初演時の舞台写真(チラシより)
全曲 石井一孝さんの楽曲で構成♪ 今までの石井さんのオリジナル曲に加え、この作品のために書き下ろしたバラード「ぬくもり」や、フラれたところで踊り歌う「嘆きと怒りのタンゴ」(大澄賢也さん振付!)などの楽曲がストーリー仕立てで紡がれます。 特にタイトルナンバー「君からのBirthday Card」は、劇中の着信音とも重なってとっても耳に残りますよ♪
さらに今回は、『エリザベート』でシュテファン役を演じた佐々木崇さんをゲストに迎え、華麗に踊り狂う(!!)ダンスシーンが加わるとのこと!
ゲストの佐々木崇さん
そしてこれだけでは終わりません。少しの休憩を挟んでの後半第二部はミニコンサート!
ディズニーアニメ版でアラジン役(歌)を演じた石井さんが歌うジャスミン姫のナンバー「スピーチレス」や、石井さんが佐々木崇さんのために書き下ろした新曲(ダンスも!)も歌唱予定♪
絶品&迫力の歌い上げ&止まらないミュージカル愛トークもぜひお楽しみに!!
↓↓最新PR映像もぜひご覧ください♪
<石井一孝さんからのコメントご紹介>
「『ミス・サイゴン』でデビューして『レミゼラブル』に育ててもらったミュージカル人生も、もう27年。
右も左もわからぬまま飛び込んだ「ミュージカルの世界」に感謝の気持ちでいっぱいです。
その想いから、ミュージカルを創ってみたいという夢をずっと持ち続けてきました。
元々シンガーソングライターを目指していた僕ならではのアプローチ...すなわち全曲作曲し主演もするということを念頭に進めました。
登場人物の心の機微を捉えた曲を、誰よりも役者の気持ちを理解できるはずの自分が書く。そこに意味があるはずだし、それが個性になるはずだ。その感覚が出発点でした。
「メロディアスで、ドラマティックで、なおかつ作品のテーマとなるメロディーを効果的に繰り返すこと」。
このミュージカル作曲においての最重要ポイントをいかして曲を書きました。
脚本の流れを理解して登場人物の情緒を細かく表現する。この作業が楽しくて楽しくてなりませんでした。
これは僕自身、大きな発見でした。やはり演劇が大好きなんですね。
今回の再演では、さらに新曲も加えて美しいメロディーとグルーヴィーな音世界を皆さまにお届けしたいと思います。
「もし自分の命の終わりを知ったら、あなたは愛する人に何を伝えますか?」
キャッチコピーからもお分かりのように切ないストーリーですが、笑いと情熱という縦糸・横糸で彩り豊かに織り上げる作品です。
1幕が1人ミュージカル、2幕がミニコンサートの二部構成。
2幕では、佐々木崇くんに僕が書き下ろす新曲を歌い踊っていただきますし、現在大ヒット中の実写版『アラジン』よりジャスミン姫のソロ「スピーチレス」を歌います。
アラジンの歌はもちろん、ジーニー、ジャファーの名曲さえも何度も強奪して歌っている私(笑)。
今回でアラジン主要役の歌う名曲はコンプリートとなります。こちらもお楽しみに!」
<昨年の横浜初演を観てきた方たちの感想もご紹介>
・
『君バス』は、コンパクトな空間の中に、愛と笑いと涙と感動、そして希望がギュっと詰め込まれた素敵な作品!
・
ストーリー展開に胸の一番深いところをギュッと握られて、笑い、感動、涙・・・
・
「ノストラダムスのテーマ」めちゃ格好良いです!「嘆きと怒りのタンゴ」はヘンテコで爆笑なのに一度聴いたら頭から離れないです!韻を踏みまくりの歌詞もすごい!
・
「ぬくもり」は思い出すと泣いちゃいますが、優しくて愛に溢れて素敵なメロディーです。
・
1番のお気に入り曲は、やっぱり「君からのバースデーカード」です。最初に聞いた時からめっちゃ好き!と思いました。
・
楽曲は、カズさんのオリジナル曲の歌詞やアレンジをほんの少しニュアンスを変えただけでストーリーの中にしっくりと溶け込んでいたことには驚きと感動で、改めてカズさんのオリジナル曲のクオリティーの高さを感じました。
・
もう主人公が可愛いくて可愛いくて。(笑) 純粋で、めちゃ魅力的なキャラですね。大好きになりました。
・
人と人との関わり方について深く考えさせられる作品でした。カズさんの音楽の世界が舞台になると、こんなに心あたたまる作品になるんですね。
・
衝撃的なストーリーの始まりに度肝を抜かれて、芸達者ぶりに爆笑して、切ないストーリーに涙し、ラストはすがすがしい気持ちになって。一孝さんのオリジナル曲と新曲で紡いだStory Live、石井一孝さんの魅力がギューッと詰まったとても素敵な作品でした。
・
・私おけぴ管理人も昨年11月の横浜初演を観てきたのですが、後半の展開に胸が熱くなり、観劇後は歌声の余韻も重なりあたたかい気持ちに包まれました♪
“一人芝居ミュージカル”、“Story Live”と石井一孝さんも表現されていますが、石井一孝さんのオリジナル曲が一つの物語として紡がれる、「マンマ・ミーア」や「ジャージー・ボーイズ」のような“ジュークボックスミュージカル”(カタログミュージカル)です。
そうそう、タイトルナンバー「君からの Birthday Card」は、リプライズで登場する時、呼応するように流れる旋律に気づくと胸がさらに熱くなりますよ! ソ~ファミ~ファ~ソ~♪