世田谷パブリックシアター映像配信のラストとして、
2019年上演のMANSAI◉解体新書 その参拾 特別版 『5W1H』の映像公開が決定。
photo by Suguru Saito
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人気シリーズ「MANSAI◉解体新書」30回目を記念するパフォーマンス&トークの特別版から、パフォーマンス『5W1H』のダイジェスト映像をお届けします。真鍋大度+石橋素+ライゾマティクスリサーチをビジュアルデザイン・テクニカルディレクションに招き立ち上げた、
デジタルとアナログの化学反応をお楽しみください。
photo by Suguru Saito
【パフォーマンス「5W1H」とは】
When=何時、Where=何処で、Who=何人が、What=何を、Why=何故、How=如何にして、といった6項目(六何の法則)は、それぞれの英単語の頭文字をとって「5W1H」と形式化されます。
人間の行動要素を「5W1H」と記号化することで、人間のプリミティブなパフォーマンスを表現し、そこから“生きている人間”を実感していくという試みです。
人間の身体行動・行動様式は数値化できる。数式により可視化された人間の“ある行動”を数学的思考(デジタル的世界観)で紐解くのと同時に、身体的思考(アナログ的世界観)でも捉えてみるのが今回のパフォーマンスです。
photo by Suguru Saito
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【「5W1H」の見どころ】
~野村萬斎(企画・構成・演出・出演)~
この公演の見どころは、アナログとデジタルが正面からぶつかり合って人間存在に揺らぎを与えるというところにあるかと思います。
「最新テクノロジーと伝統的身体感」その共存からこそ生み出される、全く見たことのない新しいパフォーマンスが皆さんも体感できる作品かと思います。
今は SNS で名前を変えて違う人格になったりする事は皆さん慣れているけど、場所という次元を変えたり、時間という次元を変えたり、自己存在に浮遊感を与える、そういう貴重な体験ができると思います。これからの新しいパフォーマンスはやっぱり、世田谷パブリックシアターから生まれるのだと実感できる公演だと思います。
今を逃さず、ぜひご覧になっていただきたいと思います。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました