「藤岡正明LIVE "Konnekt"」配信決定のお知らせです。これまで弾き語りライブ「3.3.7拍子」を無料・投げ銭スタイルで開催された藤岡正明さん。今回の「Konnekt」は
“音楽業界に生きるひとりひとりが「音楽を届けることで対価をいただく」(下記メッセージより)”という考えのもと企画されたライブです。その趣旨や仕組み、タイトルに込めた思いなどは下記の藤岡さんからのメッセージに熱く、強く、優しく綴られています。
配信は
6月20日(土)20:30より配信サービスmuserにて。
【藤岡正明さんからのメッセージ】
こんにちは、藤岡正明です。
こうして僕の言葉に耳を傾けてくださること、心から感謝しております。
さて、今回の配信ライブ「藤岡正明LIVE "Konnekt"」は、昨今のコロナ危機によって自粛生活を余儀なくされている中、ライブハウスやミュージシャンをはじめとする音楽業界全体が、他の様々な業種と同様に甚大な被害を受け、皆明日の生活に不安を抱えております。
そんな中、一人のミュージシャンとして何ができるだろうかと模索してきました。
コロナ渦において、僕個人としての弾き語りライブ「3.3.7拍子」は、皆が皆苦しい中にあって、「無料で楽しんでいただけるものを」との思いでスタートいたしましたが、この「Konnekt」は、音楽業界に生きるひとりひとりが「音楽を届けることで対価をいただく」という本来の姿を取り戻すべく、企画いたしました。
タイトルの"Konnekt"は、繋がるという意味を持つConnectの造語であり、Kの頭文字には「絆」「共有」という思いを込めました。
この"Konnekt"はライブのタイトルでありながら、今後「Project Konnekt」として、一人でも多くのミュージシャンが、生活を取り戻すための運動としての役割を期待するものであります。
僕たちのように表に立つ人間は、少なからず表現をする場を自身で生み出すことができます。(弾き語りのライブを配信する等)
しかし、音響や照明スタッフをはじめ、それすらも難しい人が大半です。
そういった人たちと共に、音楽業界が絆という繋がりによって共に助け合い、誰が上で誰が下などという利己的な概念から脱却し、皆で生活を取り戻していきたい。
そんな思いが視聴者の皆様に伝わり、ご賛同いただけることを願っております。
皆様からいただいた視聴料や投げ銭等の寄付は、ライブハウスやミュージシャンに「ギャランティー」や「会場費」という形で金銭をお支払いするのではなく、売り上げに対して、関わった人間や会場に、極力平等に分配し、誰か一人が搾取することなく、それぞれの生活の糧とさせていただくことを約束いたします。
また、この「Project Konnekt」を通して、音楽の持つ力を皆様と共有し、観てくださったおひとりおひとりにとって、明日への活力のカケラになってくれたら、それこそが我々ミュージシャンの喜びであり、アイデンティティーであります。
最後に、この"Konnekt"が、僕一人のものではなく、様々なミュージシャンによって広がっていってくれることを願っております。
藤岡正明
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました