【ジェナ役:高畑充希さんコメント】
数年前、ブロードウェイでこの『ウェイトレス』という作品に出会いました。劇場の中には、お客さんみんなの作品に対するワクワクとした気持ちと、売り子さんが売り歩く本物のパイの甘い香りが充満し、夢のような空間でした。そんな中でたっぷり味わった『ウェイトレス』。女性のパワーを存分に感じられる【ポマター医師役:宮野真守さんコメント】
この度、ミュージカル『ウェイトレス』に、ポマター医師役で出演させていただくことになりました。ま素敵なミュージカルに挑戦出来ること、本当に嬉しく思います。高畑充希さんをはじめ、素晴らしい出演者のみなさまと共演できて、とても幸せです。最近は、僕も年相応と言いますか、<大人な役>を担当させていただく事も多くなりました(笑)ポマター医師を、魅力的に演じられるよう臨んでいきたいと思います。是非、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。【ドーン役:宮澤エマさんコメント】
劇場に漂う美味しそうな香りに誘われて買ったパイを頬張り、大号泣しながら観た『ウェイトレス』にこの度ドーン役として出演出来ることを大変嬉しく思っています。仕事や友情、恋愛、過ちも成長もリアル描かれていて(ブロードウェイ史上初めて主要製作陣が全員女性、という事もあるのでしょうが)舞台上で生々しくも、生き生きとしている女性陣の姿に私は勇気を貰いました。あのダイナーで皆さまとお会いできるのを心から楽しみにしています。【ベッキー(W キャスト):LiLiCoさんコメント】
50 歳になったらミュージカルをやりたいと数年前から、いえ、子どもの頃から思い描いていました。そして勝手に言ってました(笑)夢が叶いました♡ベッキーをコミカルに、感情豊かに、そして堂々と演じることが何よりも楽しみです!海外では超人気作品で日本での初演に参加出来ることがとても光栄で意味のあることに感じます。映画を見たときから全ての人の背中を押してくれる物語で、ミュージカルになって楽曲が大興奮するほど素晴らしい。日本のキャストを聞いたとき脳がスパークしましたし、見に来てくれるみんなに一生忘れない時間にします!【ベッキー(W キャスト)浦嶋りんこさんコメント】
小さな街の小さなレストランのドラマは、人生を前向きに捉えることを恐れないで!と教えてくれます。悩みながら、支え合える人がいるって、根本の根本なのになかなかに難しい時代。原点回帰!悩んで、笑って、共に生きましょう!ものがたり
アメリカ南部の田舎町。そこにとびきりのパイを出すと評判のレストランがある。ウェイトレスのジェナ(高畑充希)はダメ男の夫・アールの束縛で辛い生活から現実逃避するかのように、自分の頭にひらめくパイを作り続ける。そんなある日、アールの子を妊娠していることに気付く。訪れた産婦人科の若いポマター医師(宮野真守)に、「妊娠は嬉しくないけど産む」と正直に身の上を打ち明ける。
ジェナのウェイトレス仲間も、それぞれ自分のことで悩む日々。ドーン(宮澤エマ)は、オタクの自分を受け入れてくれる男性がこの世にいるのかと恋愛に臆病だが、出会いを求め投稿したプロフィール欄にオギーからメッセージが届き困惑する。また、姉御肌のベッキー(W キャスト:LiLiCo/浦嶋りんこ)は、料理人のカルと毎日のように言い争っている。ベッキーは病気の夫の看病と仕事を両立しているのだった。
ある日、店のオーナーのジョーが、ジェナに「全国パイづくりコンテストに出場し、賞金を稼いだらどうか?」と提案する。その言葉をきっかけに、ジェナは優勝して賞金を獲得できたら、アールと別れようと強く決心する。
診察を受け、身の上話を語るうちに、ポマター医師に惹かれはじめるジェナ。ポマター医師もまた、ジェナへの想いを抑えられず、二人はお互いが既婚者と知りながら、一線を越えてしまうのだった。
そして、ジェナの出産の日は、刻一刻と近づいていく……。