ミュージカル『レ・ミゼラブル』2021!新プリンシパルキャストの扮装写真、意気込みコメントが届きました!



 2021年5月25日に帝国劇場にて開幕するミュージカル『レ・ミゼラブル』! 1987年6月の初演以来、長きにわたり愛され続ける“レミゼ”に新しい風を吹き込む、2021年版レミゼの新たなプリンシパルキャストの扮装写真と意気込みコメントが届きました。



生田絵梨花、竹内將人、加藤梨里香、敷村珠夕
六角精児、樹里咲穂、木内健人

【エポニーヌ:生田絵梨花(いくたえりか)】

※生田絵梨花さんはコゼット役からの役替わりとなります

──まずは、意気込みからお聞かせください。

 エポニーヌ役での出演が発表されたときは、「イメージがわかない」と、多くの方に驚かれました。前回、前々回はコゼット役でしたので、始まったばかりの稽古でも前回もご一緒したキャストの方々に「まだ慣れないな」と言われています(笑)。きっとお客様も同じで“生田絵梨花のエポニーヌ”というイメージはなかなかわかないと思いますが、本番ではコゼットだったことを忘れさせるくらい、エポニーヌとして地に足をつけて存在したいと思います。

──衣裳を身に着けた撮影を終えての感想は。

 実際にこの扮装をすることで、ついにエポニーヌになったとひしひしと感じております。ただ、この姿はこれまでは舞台の上で“ずっと見ていた人”なので、誰かと入れ替わってしまったのではないかというような、不思議な気持ちもあります(笑)。しっかりこの扮装を身になじませて、エポニーヌの目線で作品を生きていけたらと思います。

──楽しみにされているみなさんにメッセージを。

 今は、これまでに経験したことのないような大変な状況の中で、みんなが何かと闘い、何かを守ろうと必死に頑張っている状況です。『レ・ミゼラブル』は、こういう状況下だからこそ聞き取れる登場人物たちの声のある作品。そこに誠実に向き合っていきたいと思います。ぜひ、みなさんにも私たちの“戦う列”に加わっていただけたら嬉しいです。劇場でお会いできるように願っています、お待ちしています。



【マリウス:竹内將人(たけうちまさと)】

──まずは、意気込みからお聞かせください。

 僕にとってマリウスは念願の役です。大先輩方に囲まれて演じるということにはプレッシャーも感じますが、マリウスを演じる喜び、興奮が大きく上回っています! これから稽古終盤に向かっていく中でも決して浮かれずにマリウスと向き合っていきたいと思います。

──衣裳を身に着けた撮影を終えての感想は。

 身も心も引き締まっております。あの時代の洋服なので、物理的に普段着ている洋服よりピチッとしていますし、なによりマリウスの衣裳ということに気持ちもかなり引き締まっております。この衣裳に負けないように、服に着られないように、稽古に励んでいきたいと思います。

──楽しみにされているみなさんにメッセージを

 世の中が大変な時期ですが、そんな中でも劇場に来ることを楽しみにしてくださっているお客様に最高のパフォーマンスをお届けできるよう、スタッフの最善のサポートの中、俳優も命を懸けて稽古に励んでおります。歴史ある『レ・ミゼラブル』、また今までとはひと味違う2021年版レミゼをお届けできればと思います。劇場でお待ちしております。



【コゼット:加藤梨里香(かとうりりか)】

──まずは、意気込みからお聞かせください。

 コゼット役合格の報せを聞いたときは、本当に信じられなくて、驚きでいっぱいでした。目標にし、憧れていた『レ・ミゼラブル』という作品にコゼット役で出演させていただけることをしあわせに嬉しく思います。お稽古は刺激と学びと発見であふれていて、お稽古をすればするほど作品への愛が高まっていくのを実感しています。これからもっともっと作品と、そしてコゼットと向き合ってエネルギーや愛を膨らませて皆様にお届けできればと思っています。

──衣裳を身に着けた撮影を終えての感想は。

 客席から見ていたあのコゼットのお衣裳を身にまとい、嬉しい気持ちと、改めて自分がコゼットを演じるという自覚や責任を強く感じています。これから、もっともっとこのお衣裳が似合う女性になりたいと思いますし、このお衣裳の重みや、今の自分の姿を心にしっかりと刻み、大切にしながらこれからのお稽古に励んでいきたいと思います。

──楽しみにされているみなさんにメッセージを。

 『レ・ミゼラブル』という作品のエネルギーやパワー、そして素晴らしさを、たくさんの方にお届けできるよう、精一杯お稽古に励んでまいります。コゼットとして皆様にお会いできる日を楽しみにしております。ぜひ劇場に足をお運びください。お待ちしております。


【コゼット:敷村珠夕(しきむらみゆう)】

──まずは、意気込みからお聞かせください。

 歴史ある、偉大な作品にコゼット役として挑戦できることを光栄に思っています。コゼットとしての役割をしっかりと果たせるよう精一杯努めてまいります。

──衣裳を身に着けた撮影を終えての感想は。

 カツラもお衣裳も素敵で可愛くてワクワクしています。今日、実際に身にまとった感覚を、しっかりと今後のお稽古にも活かしていきたいです。

──楽しみにされているみなさんにメッセージを。

 大変な状況が続きますが、皆様とお会いできます日を心から楽しみに、全力でお稽古に励んでまいります。劇場でお待ちしております。


【テナルディエ:六角精児(ろっかくせいじ)】

──まずは、意気込みからお聞かせください。

 どうもみなさんこんにちは。ミュージカル、本格的に舞台に立って歌ったり──というのは初体験でございまして、そしてもちろん『レ・ミゼラブル』も初参加でございます。ですので、今、稽古をしていますが、乗り越えなくてはならない壁や山が、まだまだたくさんそびえ立っているわけです。正直なところ、それを乗り越えた時点で、自分がどのように感じているのか、わからないところが多く、いろいろなことにドキドキしています。自分自身に対しての楽しみが結構ある感じ、とでも申しましょうか。

 30年以上も前から上演され続けているレミゼ、「みなさん、すごいことをやっているな」と同じ舞台人として横目で見ながら通り過ぎてきました(笑)。でも、一度こういった伝統のある作品に自分が立ったらどうなるかを知りたく、そしてそれをみなさんにご覧いただきたく思い、今回、参加いたしました。

──衣裳を身に着けた撮影を終えての感想は。

 この衣裳で歌ったり台詞を言ったりする──、いやぁ、ドキドキしますね。このなんて言いますか、今、はじめて着たのですが、この衣裳をどんどん好きになるようにお芝居を高めていきたいと思っています。

──楽しみにされているみなさんにメッセージを。

 正直、稽古場で驚きました。演出家をはじめとするいろんな人のアドバイスを聞きながら、これほどまで一人ひとりが気を抜くことなく稽古に臨んでいる、そんな舞台の稽古ははじめてです。ですから面白くないはずがございません! 劇場でお待ちしています。



【マダム・テナルディエ:樹里咲穂(じゅりさきほ)】

──まずは、意気込みからお聞かせください。

 『レ・ミゼラブル』は、初演のころに今はなき梅田コマ劇場で見て大変感動しました。当時はまだ学生でしたが、赤版・青版のCDを買ってもらい、カセットテープにダビングして、ウォークマンで聴きながら学校へ通っていた思い出があります。いろいろな単語が時代を感じさせますね(笑)。

 その後、ミュージカルの舞台に出演するようになり、「いつかはレミゼの舞台に立ちたい」ということを大きな声では言っていなかったのですが、小さな声で自分だけで言っていたんですね(笑)。とうとうチャンスが巡ってきまして、こうして2021年に夢が叶いました。今、お稽古をしているのですが、自分にとってのハードルはとても高く大変なのですが、それ以上の喜びと、この素晴らしいミュージカルの世界にいられる幸福感で、毎日ワクワクしています。

──衣裳を身に着けた撮影を終えての感想は。

 衣裳を着て──もうガッツガツに、こんなん言ったらあかんのかな、実力以上にかなり寄せて上げているんですが(笑)。 やはり衣裳を着ると気分が上がるというか、こういう姿勢で立つのかな、動きはこうなるのかなというイメージ、自分の身体の反応みたいなものが自然に出てきます。この感覚はとても面白く、これからの稽古に活かせますね。そしてなにより、本番に向けて気分がさらに高まりました!

──楽しみにされているみなさんにメッセージを。

 レミゼの世界の中で、底辺に生きる人間の強さと貪欲さをみなさんにお見せできたらと思っております。この素晴らしいミュージカル『レ・ミゼラブル』、ぜひご覧ください。劇場でお待ちしております。


【アンジョルラス:木内健人(きのうちけんと)】

──まずは、意気込みからお聞かせください。

 『レ・ミゼラブル』は何度も見ていて、いつか出演したいと思っていた作品ですが、まさか自分がアンジョルラス役で出演するなんて思っていませんでした。正直、今でもお稽古しながら少し戸惑いもあります。でも、尊敬する先輩のみなさんやスタッフのみなさんと一緒に、この素晴らしい『レ・ミゼラブル』の世界で生きられることを本当に嬉しく思っています。お稽古場から、自分のできることを全て出し切っていきたいと思います。

──衣裳を身に着けた撮影を終えての感想は。

 アンジョルラスといえばこの赤いベスト。このお衣裳やカツラを身に着けた瞬間、とても心が高ぶりました。皆様に楽しんでいただけるように、全力で頑張ってまいります。

──楽しみにされているみなさんにメッセージを。

 日本でそして世界で愛される『レ・ミゼラブル』カンパニーの一員になれることを心から誇りに思います。ぜひ劇場にお越しください。お待ちしています。



 列に入れよ~♪ 新たな歴史の一ページを刻む新キャスト、さらなる深まりを見せる続投キャスト、そしてその化学反応。2021年のレミゼも楽しみが尽きません!!



【公演情報】
ミュージカル『レ・ミゼラブル』
帝劇公演:2021年5月25日(火)本初日〜7月26日(月)千穐楽
*プレビュー公演:2021年5月21日(金)〜5月24日(月)
8月4日(水)~8月28日(土)@博多座
9月6日(月)~9月16日(木)@フェスティバルホール
9月28日(火)~10月4日(月)@まつもと市民芸術館

作:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルク
原作:ヴィクトル・ユゴー  作詞:ハーバート・クレッツマー
オリジナル・プロダクション製作:キャメロン・マッキントッシュ
演出:ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエル
翻訳:酒井洋子 訳詞:岩谷時子

<プリンシパルキャスト>
ジャン・バルジャン:福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀
ジャベール:川口竜也、上原理生、伊礼彼方
ファンテーヌ:知念里奈、濱田めぐみ、二宮愛、和音美桜
エポニーヌ:唯月ふうか、屋比久知奈、生田絵梨花★
マリウス:内藤大希、三浦宏規、竹内將人★
コゼット:熊谷彩春、加藤梨里香★、敷村珠夕★
テナルディエ:駒田 一、橋本じゅん、斎藤司、六角精児★
マダム・テナルディエ:森公美子、谷口ゆうな、樹里咲穂★
アンジョルラス:相葉裕樹、小野田龍之介、木内健人★

★初出演(生田さんは、2017年、2019年のコゼット役からの役替わりとなります)

アンサンブルキャストのみなさん、キャストスケジュールなどは公演HPにてご確認ください。

製作:東宝

おけぴ取材班:chiaki(コメント編集・文) 監修:おけぴ管理人

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