舞台『千と千尋の神隠し』のメインキャスト決定! 「宮﨑駿監督の不朽の名作である『千と千尋の神隠し』がジョン・ケアード氏の演出で舞台化、2022年2月に帝国劇場を皮切りに上演」というニュースが日本、そして世界を駆け巡ったのは今年2月。本日、その壮大かつ独創的な世界観が日本のみならず世界中で愛され続けてきた『千と千尋の神隠し』舞台化の待望の続報、メインキャスト決定の報が届きました。
すでに発表済みの千尋役の
橋本環奈さん・上白石萌音さん(W キャスト)に加え、豪華実力派キャストが勢揃い!メインキャストのみなさん(それぞれW キャスト)をご紹介!
ハク © 2001 Studio Ghibli・NDDTM
湯屋で湯婆婆の下で働いている謎の少年
ハクには、映画『天気の子』にて主人公森嶋帆高役の声優を務めた
醍醐虎汰朗さんと『レ・ミゼラブル』、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』、『GREASE』など近年数々のミュージカル作品への出演が続く
三浦宏規さん。醍醐さんは「
原作に最大限のリスペクトをもって、役に向き合い寄り添っていきます」と決意を語り、三浦さんは
「日本を代表するこの素晴らしい作品が舞台化されると聞いて皆様も驚かれたかと思いますが僕も衝撃を受けたその1人です」とこれから始まる創作へのワクワクを感じさせるコメントを寄せてくださいました。
カオナシ © 2001 Studio Ghibli・NDDTM
黒い影のような体に白いお面をつけたような姿、飲み込んだ者の声でのみコミュニケーションが出来る
カオナシには日本を代表するダンサーのおふたりがキャスティング! 俳優活動も行っている
菅原小春さんとNoism 創立時メンバー。シルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとして初めて起用された
辻󠄀本知彦さん。
出演にあたり、菅原さんは
「I LOVE YOU」とシンプルかつ印象的な言葉を寄せ、辻󠄀本さんは
「素直にとても嬉しいです、あまり(一度も)使わない言葉で表現します、夢のようです」と率直な思いを言葉にしてくださいました。舞台化発表時、特に「カオナシを一体どうやって?」舞台上でどのように表現されるのか──注目のキャラクターを舞台上に立ち上げるクリエイティブなおふたりとジョン・ケアード氏の化学反応が楽しみです。
リン © 2001 Studio Ghibli・NDDTM
湯屋で働く娘
リンには、ともに宝塚歌劇団出身のおふたり。
「生粋のスタジオジブリファン」を公言する
咲妃みゆさんと映画上演時から
「この世界で生きてみたい!」と思っていたと語る
妃海風さん。
釜爺 © 2001 Studio Ghibli・NDDTM
湯屋のボイラー室を取り仕切っている黒眼鏡をかけた老人・
釜爺には俳優、映画監督、ナレーター、ミュージシャンと幅広く活躍する
田口トモロヲさんとジョン・ケアード演出作品 には、『ベガーズ・オペラ』、『レ・ミゼラブル』、『ジェーンエア』に続く出演となる
橋本さとしさん。
「この多様で摩訶不思議な世界観のピースになれるよう、ふんばりたいと思います。はたして本番まで に釜爺の6本腕を生やせるかどうか」と田口さん、
「次に演出のジョンと会う時までに、腕をあと4本生やしておきますと約束をしてしまった…大丈夫かなぁ。まぁ、やってみるしかありません!」と橋本さん、ベテランおふたりのユーモアあふれるコメントに癒されます。
湯婆婆 © 2001 Studio Ghibli・NDDTM
そして、湯屋を経営する魔女・
湯婆婆/湯婆婆の双子の姉・
銭婆に
夏木マリさんと
朴璐美さん。映画でも同役声優を務められた夏木さんは
「実際に『油屋』で働けるなんてなんということでしょう!あれから 20 年、舞台として世界に発進していく現実は夢のようです。長丁場、久しぶりの東宝の舞台だ!」と、朴さんは
「まだ見ぬ世界への好奇心と不安と期待でいっぱいです。少女のような心を持ちながら、待ち構えるこの新たな世界へ没入し、湯婆婆と銭婆と三人四脚でゴリゴリ噛み砕いていこうと思います」と、ともに気合十分。実はおふたりの共通点は『レ・ミゼラブル』マダム・テナルディエ経験者でもあります!
千尋をはじめ魅力的な登場人物たちが、湯屋と化した帝国劇場の舞台に立ち、観客を「不思議の町」に誘う。アニメーション映画の傑作が世界で初めて舞台となって帝国劇場に歴史を刻む瞬間がますます楽しみになりますね!
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが編集・作成しました