「ショー・マスト・ゴー・オン!」舞台進行と地球の平和を守るため、愛と勇気とプロフェッショナルスキルを武器に裏方さんが立ち上がる!!
個性派俳優・
池田鉄洋さんの作・演出で届けられるエキサイティングでスターウォーズなシチュエーションコメディ、その名も・・・
『BACK STAGE』。
はい、基本的にバックステージものです。
シアタークリエに新ジャンル確立?!でも話題のこの作品のゲネプロの様子をレポートいたします。
舞台監督役:相葉裕樹さん
状況は切羽詰まって登場人物は必死なのだけれど、結果として
“ゆるい”(笑)、これが噂の
イケテツワールドか!!
クセになりそうな笑いです!
踊っちゃう?!
物語の舞台は人気女優と人気俳優がアメリカ大統領夫妻に扮するウェルメイドコメディを上演中の
シアタークリエ(!)。
とある場面で舞台上に侵入者が?!
え、あれはもしかして・・・さぁ、どうなる?どうする!
そこで立ち上がったのは舞台監督さん率いる
裏方スペシャリスト集団!!
果たして舞台の、そして地球の運命は・・・
舞台の表と裏を行ったり来たりしながら、宇宙戦争も垣間見える、この
奇想天外な物語の登場人物たちをご紹介!!
まずは上演中のウェルメイドコメディにご出演真っ只中の女優&男優には。
ベテラン主演コンビを演じるのは
近江谷太朗さんと
鈴木砂羽さん鈴木砂羽さんのコメディエンヌとしての魅力炸裂です。あんなことやこんなことまで・・・ぶっ飛んだストーリーをぐいぐいけん引する砂羽さんなのです!
近江谷さん演じるベテラン俳優の“くどい芝居”そして“ちゃらいプライベート”(失礼、でもどちらも褒めてます!)、たまりませんっ!!
そして、このコンビに振り回されっぱなしの裏方さん、振り回される筆頭はこの方々!
いろんなものに翻弄される舞台監督(
相葉裕樹さん)と頼りない演出家(
池田鉄洋さん)
全方位的に気を配る舞台監督さんはまるで中間管理職、みんなからは「なんとかしてよー」の声、声、声。
相葉裕樹さんのうろたえた挙句の
開き直りが爽快!大奮闘です!
声の響きがスコーンと抜けて気持ちいいんですよ、情けないところもとっても魅力的、そしてなにより
表情豊か!
それに対して肝心なところで頼りにならない演出家役は実際に演出を手掛ける池田さん自ら演じます。
謎の多い演出家です(笑)。
続いて何とかしようと一生懸命ながら・・・激しく空回っちゃうのはこの方。
演出部スタッフ:
植原卓也さん(ダンスも芝居も動きがキレッキレ!)
一方で常に
冷静に状況を分析し、プロフェッショナルな仕事をするのはこちらのお二人。
写真左より)照明さん役:
西ノ園達大さん(とうとうとあるものを解説する場面が好きです!)、
音響さん役:
永岡卓也さん(クールなメガネ男子!)
劇場客席後方に設置されていることの多いスタッフブースも登場します!
「僕、○○しませんから」が口癖だけど・・・
コスチュームの時代考証など仕事へのこだわりと知識は天下一品、
職人気質のキュートな衣裳さんはこの方!
衣裳さん役:
新垣里沙さん(いざというときの男前ぶりが最高!)
女優の付き人をしながらも虎視眈々とその先を見据えるのは・・・。
写真右)女優の付き人役:
小野寺大夢さん(ただ者ではない付き人は熱く厚かましく強烈!)
この賑やかな面々、ワガママ俳優、超個性派裏方さんと池田さん演じるなんだか頼りない演出家と謎の侵入者が入り乱れての
まさかの展開、これより先を語るのは野暮ってものです。
だ、誰?
ここからは、え?!おっ!!の舞台の様子を写真にてどうぞ!
アメリカ大統領役。。。
大女優?!
裏方さん!!基本的にバックステージものです(笑)
コメディセンス抜群のキャストによる、
歌あり踊りありアクションありで、もちろん笑いあり!何が起こるかわからないこの面白ワールドの真の魅力はライブにこそある!
そして帰り道には、この
『BACK STAGE』のバックステージで舞台を支えるみなさんに
「今日もありがとう!」そんな気持ちがわいてくる!
舞台好きにはたまらない
“ゆるおもしろい” 作品です。
地方公演を経てシアタークリエに登場する頃にはさらに何が飛び出すかわからない!そんな期待が膨らむゲネプロでした。
おけぴ取材班:chiaki(文・撮影)、監修:おけぴ管理人