華やかに開幕!ミュージカル『王家の紋章』初日カーテンコールレポ

 少女漫画史に残る歴史大作ロマン!古代エジプトの若き王メンフィスと、タイムスリップしたアメリカ人少女キャロルとの壮大な愛と冒険の物語…。1976年から今なお連載中の、あの名作漫画が日本発オリジナル・ミュージカルとして世界初演の幕が上がりました!




【初日カーテンコール】


 ついについに世界初演の幕が開く!初日公演を無事に終え、緊張から解き放たれ下のようにキャストみなさんの感動が一気に溢れるカーテンコール♪


若きファラオ…キャロルとの出会いで変化するメンフィス!
堂々の帝劇ゼロ番!!浦井健治さん


原作ファンを公言し、深い深い愛で挑む新妻聖子さん
キャロルの伸びやかな歌声が帝劇にこだまする♪


帝劇初登場の宮野真守さん
歌唱も芝居も存在感も、ど迫力のパワー系イズミル!


【作曲:シルヴェスター・リーヴァイ氏登場!】



「スベテ、トッテモ、スバラシカッタ!ミナサン、I love you, thank you!」


客席には細川智栄子 あんど芙~みん先生も!

浦井さんより
「細川先生、芙~みん先生、40年間、人生をかけてきたこの少女漫画を我々に託してくださってありがとうございます!これからの連載も楽しみにしています」
浦井さん、そして制作に関わったみなさんの責任、その重みを感じるひと言です。


【キャロルこと聖ちゃん(←浦井さん曰く):新妻聖子さん】



「私はこの原作が大好きで、ウン十年来のファンです。私がこれまで『王家の紋章』から頂いた幸せを、舞台上で少しずつでもお返しするべく、1ステージ毎にしっかりと務めさせていただきます。今日、客席に細川両先生のお姿がある、それだけで涙が出そうです。こうしてゴージャスな衣裳も着させていただき、幸せです。ありがとうございました!」


【イズミルことマモちゃん:宮野真守さん】



「マモちゃんです~(笑)、宮野真守と申します。僕は今回、人生で初めて帝国劇場に立たせていただいています。普段は声優のお仕事をしております。子役のころから(演劇を)やっていて、帝劇でミュージカルを見たことも、目指したこともありますが、なかなかうまくいかないこともありました。
 今こうして、最高のメンバーとともに、最高の作品でこの場所に立てていることが、すごくうれしいし、不思議だし…、自分の人生において大きな一歩になりました。
 さっき、終わったときにみなさんが立って「わぁ!!」と拍手をくださって、非常にうれしかったです。世界初演なので、不安もみんなあったと思うのですが、その拍手のおかげで、今、幸せな気持ちでいっぱいです。今日から一か月間、頑張ります」


ひと言ひと言選びながら丁寧にスピーチする宮野さんの言葉に、客席もウルウル

ダブルキャストとなる、宮澤佐江さん(無垢に突っ走る現代っ子キャロルを好演!)、平方元基さん(知的でクール、ノーブルイズミル)との組み合わせの妙もお楽しみに♪


【メンフィス役:浦井健治さん】祝・初帝劇単独主演!



「ひとつお知らせがあります。王家の紋章、再演が決まりました!」


「2017年4月帝国劇場、5月大阪公演が決定です!お帰りの際に、こちらのちらしを…」(浦井さん)
「うわぁ、しっかり宣伝してる!よくできる子だ!」(宮野さん)


【作品世界を生きる個性豊かなキャラクターを演じる多彩な顔ぶれ】



劇中では妹キャロルを心配し通しですね、ライアン役:伊礼彼方さん



イズミルの妹ミタムン役:愛加あゆさん、キャロルのために大活躍の二人、ウナス役:木暮真一郎さんとセチ役:工藤広夢さん


紳士なミヌーエ将軍役:川口竜也さん、優しい女官長ナフテラ役:出雲綾さん


デキる男、ルカ役:矢田悠祐さん


凄まじいまでのメンフィスへの愛で物語、劇場を支配!アイシス役:濱田めぐみさん


劇中でもカーテンコールでもカンパニーを見守り、支える、イムホテップ宰相役:山口祐一郎さん

締めの挨拶もこの方から!


「ほんとうに、おじいちゃんは幸せです!」


【おまけ:キャロルは俺のものだ劇場】


このメンバーですからね、突如始まる…。


ラブラブなふたり


くーーーっ!


ライアン兄さん参戦!俺のものでしょ!


イズミル反撃、俺でしょ!


黙っていられないメンフィス、いやいや、俺でしょ!


最後は笑顔で!

予告!キャロル役ダブルキャストの宮澤佐江さんも衣裳で登場の初日囲みレポもお楽しみに!



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ミュージカル『王家の紋章』製作発表レポート~歌唱披露&おまけ~

ミュージカル『王家の紋章』製作発表レポート~キャスト・クリエイターコメント編~

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【公演情報】
ミュージカル「王家の紋章」
2016年8月5日(金)~27日(土)@帝国劇場
おけぴ劇場マップ 帝国劇場
プレビュー公演 8月3日(水)・4日(木)

<キャスト>
メンフィス:浦井健治
キャロル:宮澤佐江/新妻聖子(Wキャスト)
イズミル:宮野真守/平方元基(Wキャスト)
ライアン:伊礼彼方
ミタムン:愛加あゆ
ナフテラ:出雲綾
ルカ:矢田悠祐
ウナス:木暮真一郎
アイシス:濱田めぐみ
イムホテップ:山口祐一郎

川口竜也/工藤広夢

天野朋子/熊澤沙穂/栗山絵美/小板奈央美
島田彩/藤咲みどり/横関咲栄
青山航士/岡田誠/輝海健太/加賀谷真聡
上條駿/齋藤桐人/笹丘征矢/千田真司
長尾哲平/橋田康/若泉亮

<スタッフ>
原作:細川智栄子あんど芙~みん「王家の紋章」(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
脚本/作詞/演出:荻田浩一
作曲/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ

<ストーリー>
16歳のアメリカ人キャロル・リードは、エジプトで大好きな考古学を学んでいる。頼もしい兄や、友達や教授に囲まれ、幸せな毎日を送っていた。
ある日、とあるピラミッドの発掘に参加するが、そこは古代エジプトの少年王・メンフィスの墓だった。ピラミッドに眠っていた美しい少年王のマスク、古代エジプトへのロマンに沸き立つキャロル。
そんななか、アイシスという謎の美女が突然現れる。記憶をなくしているという彼女は、キャロルに優しく近づき、リード家で面倒をみることになるが、実はアイシスは古代エジプトの神殿の祭司でメンフィスの異母姉。メンフィスの墓を暴いたことによる祟りを起こすため、現代に現れたのだ。彼女の呪術によって、キャロルは古代エジプトへとタイムスリップしてしまう。
キャロルは、エジプト人にはありえない金髪碧眼に白い肌。そして、考古学の知識と現代の知恵を持つ。やがて古代エジプト人達から、“ナイルの娘”“黄金の姫”と呼ばれ、崇められる様になるが、キャロルは現代を懐かしみ、帰りたいと願っていた。しかし、メンフィスから求愛を受けるようになり、強引で美しい若き王メンフィスに反発しながらも心惹かれてゆく。だが、メンフィスを愛するあまり憎きキャロルの暗殺を企てるアイシスや、キャロルの英知と美しさにほれ込み、彼女を奪おうとするヒッタイト王子・イズミルなど、2人の間には数々の困難が立ちふさがる。
果たしてメンフィスとキャロルの運命は――。

公演特設サイト

おけぴ取材班:chiaki(文) おけぴ管理人(撮影)

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