2013/04/25　韓国ミュージカル「カフェ・イン～愛は偽り?!～」プレスコールレポ

六本木にオープンしたアミューズ・ミュージカル・シアターの
オープニングを飾るのは、韓国ソウルの大学路（テハンノ）発の
韓国オリジナルミュージカル「カフェ・イン～愛は偽り？！～」。
注目の開幕を前に行われたプレスコールの模様をレポートいたします！

コーヒーのような女性とワインのような男性のロマンティックコメディミュージカル

韓国ミュージカルアワーズ2冠に輝く演出家ソン・ジェジュンさんの代表作が
こけら落としで登場です！！

この作品は男優さん、女優さん一人ずつの二人ミュージカル♪
男運の悪い（？）恋に臆病な女性バリスタ、セジンと
ロマンティストな男性ソムリエ、ジミンの二人が主人公！
でも・・・もう一人、“ジョンミン”という男性キャラクターが登場？！

舞台となるのは、とあるカフェ！お店の前にある「Love is・・・」の掲示板を介して
面識のないままやり取りを繰り返す二人。

カフェのマネージャー・セジン（ユン・コンジュさん）

彼女が気になりカフェを訪れたジミン（キム・ドヒョンさん）は思わず・・・

ジミンが別の男“ジョンミン”を名乗ったことで巻き起こる恋の騒動が
コミカルに描かれます。

ハートに火がついた？♪愛の妙薬

ラテンなリズムに合わせて情熱的にコミカルに！

このシーン、二人のウラハラな気持ちが照明や音楽でショーアップされて面白いです！！
もちろん芝居も絶妙、思わずクスッと笑ってしまうような展開です。

続いて、こちらも笑っちゃう♪リラックス
ロマンティックな♪私の中のカフェ・インが披露されましたが、
さあ何が起こってる？ストーリーは見てのお楽しみ～♪♪

左の画面の中の男性もキム・ドヒョンさんです！！

３場面の披露でしたが、クスッと笑ったり、甘～い雰囲気に酔いしれたり、
作品の魅力がギュギュっと濃縮されていました！これは本編にも期待です♪

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・・・・と書いた翌日、早速本編を観てきたのですが、
演技も歌声も演出も衣装もとってもツボ！！！
もの凄く楽しい作品です！
観劇中、思わず声を出して笑ってしまったのは久々でした！

キム・ドヒョンさん演じるジミンとジョンミンは、いやーこれは別人にみえる！
ジミン最高です！あんなマスターいるカフェあったら行きたい！

そしてユン・コンジュさん演じるセジン。
その伸び上がる歌声、キュートな仕草、ひらひらかつビシっときまるダンス！
一瞬で場面設定が入れ替わる時の切り替えも見事！
そして後半のあのクールさにノックアウト、最後は、思わず、予想外に涙が！

楽しく笑って笑顔になって、恋心をぐいぐい刺激されるミュージカルです♪
韓国語の響きがまた楽しいんですよね。語尾上げ大好き！

っと、興奮しすぎたところで、再びプレスコールレポに戻ります。
この日はプレスコール後にお二人からメッセージもいただきました！

花束贈呈には石田ニコルさん、水田航生さんが登場！

ユン・コンジュさん、キム・ドヒョンさん

ユン・コンジュさん（二人ミュージカルの醍醐味は？との質問に対して）
「二人でこの大きな舞台空間を埋めるのは大変です。
でも、逆に二人だけで二時間近いお芝居を引っ張っていく中で
ピッタリ呼吸が合った時は、どんな作品よりもうれしさや
感動が大きいので、とてもやり甲斐があります。」

歌声はもちろんのこと、表情豊かでダンスのキレもお見事！！
等身大のヒロインをキュートに演じるコンジュさんの姿にとっても共感♪

キム・ドヒョンさん（二役に挑んでいますが、演じ分けはどのように？との質問に対して）
「二役とご紹介いただきましたが、実際は付歯を付けているジミンのもうひとつの
姿もあるので三つの役を演じているともいえます。
今回は演技プランとして、とくにジミンが本来の姿でいるときと、変装している時の
”違い”について演出家と相談しながら取り組んでいます。」

本来は一人の人間であるジミンを色々な角度から見せることで、
ジミン自身が本当の自分の姿に気づいていく。そんな過程を
鮮やかに見せてくれそうで、演技派！の名に偽りなしです！！！

今後も人気作、話題作が続々と登場するアミューズ・ミュージカル・シアター！
まずは、こちらのちょっと大人の最高にキュンキュンなミュージカルをぜひお楽しみください♪
これはオススメ！！！

あ、カーテンコールは撮影OKとのことですよ！

【公演情報】
＜出演(女性/男性＆出演期間)＞
ユン・コンジュ/キム・ドヒョン(4/25-5/5)
ク・ウォンヨン/イ・ス(5/6-5/19)

＜スタッフ＞
演出・作詞・台本：ソン・ジェジュン
作曲：キム・ヘヨン
編曲・音楽監督：ウォン・ミソル

＜あらすじ＞
女性バリスタ・セジンが勤めるカフェの黒板に書かれた“LOVE IS”の文字。
彼女が書いた答えは“愛は嘘”。
同じカフェを夕方6時以降取り仕切ることになった男性ソムリエ・ジミンは
それを見つけ、“愛は時には嘘”と書き換える。
こうして面識のないまま始まった、黒板を通しての2人の神経戦。
次第にジミンは彼女が気になり、
“ジョンミン”と名乗りカフェの客に成りすます。
そこで彼女が淹れてくれたコーヒーに感動！
そして、なんとセジンと“ジョンミン”が急接近？！
彼はジミンと“ジョンミン”というハラハラドキドキな二重生活を送ることとなり...

＜上演時間＞
約100分(休憩なし)

公演HPはこちらから