──クシシュトフ・キェシロフスキ
デカローグ1 ある運命に関する物語
撮影:宮川舞子
デカローグ1 ある運命に関する物語
撮影:宮川舞子
ノゾエ征爾コメント
役への取り組み方から現場の雰囲気まで、海外の演劇作品に参加しているかのような初体験尽くしで、ただただ夢中に、がむしゃらになっていたら、あっという間にもう開幕ですって。お客さんに楽しんで頂きたい一心で皆で取り組んでおります。是非ともこの作品の目撃を!!高橋惠子コメント
本日無事に初日を迎える事ができ、お運びいただいたお客様への感謝と共に、これからの長い旅路がスタートした事を実感しています!<あらすじ>
大学教授の父と、世の中で起きることを数学で解いていく息子。彼らを待ち受ける苛酷な運命。
大学の言語学の教授で無神論者の父クシシュトフは、12歳になる息子パヴェウと二人暮らしをしており、信心深い伯母イレナが父子を気にかけていた。パヴェウは父からの手ほどきでPCを使った数々のプログラム実験を重ねていたが......。
デカローグ3 あるクリスマス・イヴに関する物語
撮影:宮川舞子
千葉哲也コメント
初日開きました!小島 聖コメント
桜の花びらも散り始め、そろそろ新緑の季節ですが、今日から私は千秋楽までクリスマスイブの日に身を置いています。<あらすじ>
クリスマス・イヴ。妻子とともにイヴを過ごすべく、タクシー運転手のヤヌシュが帰宅する。子供たちの為にサンタクロース役を演じたりと仲睦まじい家族の時間を過ごすが、その夜遅くヤヌシュの自宅に元恋人の女性エヴァが現れ、ヤヌシュに失踪した夫を一緒に探してほしいと訴える......。
デカローグ2 ある選択に関する物語
撮影:宮川舞子
前田亜季コメント
ついに開幕です。益岡 徹コメント
稽古を重ねる事に、生きるということ、を考える作品だなと、実感しています。私の役の老いた医師は、戦争で妻や子供、家族を失なっています。その後40年以上をどう生きてきたのか、そのことは、書かれていません。おそらく1枚の家族の写真とその記憶と、厳しい人生を生きてきたのだろうと。そして身ごもった子供を産むべきか、堕ろすべきか苦しむドロタの姿に、それでも、人は生きるべきと医師は気がつく。私も、楽日までずっと考えることになりそうです。<あらすじ>
交響楽団のバイオリニストである30代の女性ドロタと彼女と同じアパートに住む医長の二人。ドロタは重い病を患って入院している夫アンジェイの余命を至急知りたいと医長を訪ねる。ドロタは愛人との間にできた子を妊娠していた......。
デカローグ4 ある父と娘に関する物語
撮影:宮川舞子
近藤芳正コメント
こんなに、心に汗掻いたのは初めてだ。 海外作品は、セリフが多いものだが、これは少ないセリフでのやり取りが多く、 セリフにならない感情、インナーボイスが溢れている。 そのうえ ミハウという役は ずっと悩み、迷い続け、自分では結論が出せなくなっていて、 例え出したとしても、それが正解なのかどうなのか まったく自信がなく、心のなかがぐちゃぐちゃになってる。 いまインナー下着脱いだら、やっぱ汗でぐちゃぐちゃだぁ コリャ凄いぞ! 言葉にならない声を聴きに来て欲しい。夏子コメント
稽古場で、客席で、他の役者の方のお芝居を観ている時、何ものにも代え難い感動を味わいます。<あらすじ>
快活で魅力的な演劇学校の生徒アンカは、父ミハウと二人暮らし。母はアンカが生まれた時に亡くなった。父娘は友達同士の様に仲睦まじく生活していたが、ある日アンカは「死後開封のこと」と父の筆跡で書かれた封筒を見つける。その中身を見たアンカがとった行動とは.....。