2014/02/03　明治座『きりきり舞い』節分祭レポート

ひと足早く春がやってきたかのような今年の節分。
神田明神・節分祭の豆まきに明治座4月公演『きりきり舞い』ご出演の田中麗奈さん、
吉沢悠さん、山崎静代さんが参加されました。
扮装姿での華やかな登場に会場もわいた節分祭の様子をレポートいたします。


福を求め多くの参拝者が集まった神田明神に、
江戸時代の日本橋を舞台した『きりきり舞い』キャストが姿を現すと、
思わず「わぁ、きれい！」「かわいい！」の声が！
登場したのはおきゃんな小町娘・舞役の田中麗奈さん、
謎の浪人・今井役の吉沢悠さん、そして舞の幼馴染のお栄役・山崎静代さんです。


そしてお待たせいたしました！豆まきです！！


アイコンタクトを取って近くの人に投げたり、しずちゃんが見事な遠投を見せたりと
とても賑やかに楽しく豆まきが行われました。

豆まき後には公演に向けての囲み取材も行われました。

「とても貴重な体験をさせていただきました。
遠くにも投げたかったんですけど、なかなかうまくいかなくて（笑）。」（田中さん）
「私は遠くまで投げましたよ！！」（山崎さん）
「みなさんの幸せそうな笑顔が印象的でしたね。」（吉沢さん）

この日が初顔合わせだったお三方ですが、とても和気あいあいとした雰囲気でした。
山崎さんは初めての時代劇の舞台出演を前に・・・
「こんなにセリフのある役は初めてです。女優さんってこうことなんだなと。
頑張って覚えますが、ボクシングで打たれたら忘れてしまいそうで心配です（笑）。」

吉沢さんはこの座組について・・・
「台本も素晴らしいですし、ポスターをご覧いただければお分かりの通り、
この顔ぶれですから笑って泣いて楽しい舞台になります。ぜひ劇場へお越しください。」

田中さんが招きたい福と追い出したい鬼は・・・
「4月の舞台本番でのお客様のたくさんの笑顔が福です。
追い出したいのは、お稽古が始まる前にワクワクする一方で“ダメだったらどうしよう”と
後ろ向きな自分が現れます。早くその恐怖心を追い出したいですね。
そして舞台を楽しめるように、一生懸命お稽古したいと思います。」

この日はもうお一方（笑？！）、ゲストが！

田中さんがふるさと特別大使を務める出身地・福岡県久留米市のイメージキャラクター
"くるっぱ" も応援に駆けつけました！
「くるっぱをよろしくお願いします。」（田中さん）



舞台『きりきり舞い』は江戸・日本橋通油町を舞台に、
『東海道中膝栗毛』でおなじみの十返舎一九の娘・舞を主人公にした人情喜劇です。
ベストセラー作家ながら稀代の変わり者で大酒飲みの父と暮らす舞、
家に押しかけてきた謎の浪人、幼馴染で葛飾北斎の娘・お栄はこれまたトンデモナイ奇人・・・。
個性的でどこか憎めない人々と、そんな人々にきりきり舞いさせられるお人よしの舞。
“お嫁に行く！” 18歳お年頃の小町娘・舞の夢は叶うのか！！

実力派俳優と新進気鋭の作家・田村孝裕さんと演出・上村聡史さんの創り上げる人情時代劇、
乞うご期待です！





節分祭豆まきには人間国宝・尾上菊五郎さんのお姿も！
（『きりきり舞い』にはご出演されません）

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おけぴ取材班：chiaki（文/撮影）監修：おけぴ管理人