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掲載日:2013/03/25

「アニョハセヨ～！」

「『K-Musical Satrs Concert』日本のみなさんにもお馴染みの楽曲揃いです！
韓国ミュージカル界で活躍されているみなさんのご紹介、
そして日本のキャストとの共演など、おおいにお楽しみいただける
内容になっています。
本番は2回限りです、ぜひお見逃しなく！」

さぁ、お稽古スタートです！

まずはナンバーごとに、キーやテンポ、歌詞（韓国語）のチェックなどが続きます！
言語によって、ひとまとまりになるフレーズ(音節)やブレスのタイミングなど
変わってくるんですよね。

そんな時は原語（ドイツ語や英語）に戻って確認したり、また、音符で表現された
作曲者の意図を丁寧に読み解き、共有していく作業が続きます。
みなさんが歌っているナンバーはものすごく“ドラマティック”ですが、
実際のこの作業は恐ろしく“地味”です。
でも、この共有があってこそ生まれる、歌い手（役者さん）とオーケストラの
一体感なんでしょうね。
これはライブでしか出せない見どころ＆聴きどころポイントです♪

そして、気になるキャスト紹介です！

まずはこの方、塩田さんとは先日の東京での対談以来の再会となるイム・テギョンさん。

イム・テギョンさん

前夜、23時～26時(？！)のお稽古からなかなかのハイテンションっぷりを
見せていたというテギョンさん。
舞台では憂いの皇太子(「ルドルフ・ザ・ラスト・キス」での情感豊かな
ルドルフナンバーが素敵)、先日の対談では“音”や“声”の理論マニアックトークで
知性派な印象のテギョンさんのまた新たな一面に出会いました。

理論を色々と踏まえた上で・・・最後はパッション！！
塩田さんとも意気投合なはずですっ(笑)！
対談の様子はこちらから

続いて、キム・スンデさん！

キム・スンデさん　貴公子～なスマイル！

スンデさんは「エリザベート」ルドルフ役、「ロミオ＆ジュリエット」ティボルト役など、
今回日本人キャストとして出演する平方元基さんとの共通点も多く、
昨年はソウルと東京で日韓ルドルフトークショーを開催されました。
そんな二人の共演もとっても楽しみです♪そして「モーツァルト！」では
シカネーダー役だったという役柄の幅の広さ、
スンデさんのお芝居要素と歌要素の融合にもワクワクです！！

お待たせいたしました、もうひと方がプリンス　チョン・ドンソクさん！

チョン・ドンソクさん

「ウェルテルの恋」来日公演でも、その力強くそして美しい歌声と
キラキラオーラを披露してくださったドンソクさん。

風邪気味なので他のみなさんにうつさない様にと、
ご自身が歌う時以外はマスク着用で臨まれたリハーサル。気遣い王子です！
（すみません、お部屋に入ってこられた瞬間は「だ、だ、誰？」と思ってしまいました・笑。）
豊かな声量、圧倒的な歌唱力のイメージが強かったのですが、
この日じっくり合わせたあのナンバーでは切なさMAX。キュンキュンしました。

こちらは男性キャストのナンバーのお稽古風景

本番ではここに平方さんも加わるんですよ♪
「ここは元基さん！」パートが決まっていました！

こちらはテギョンさんのソロ曲のアレンジの打ち合わせ中。

イメージ共有中！

そしてそして！！！韓国キャスト紅一点！！韓国ミュージカル界のトップ女優のおひとり、オク・ジュヒョンさん♪
昨年はエリザベートからのマリー・ヴェッツェラ、そして年明けからは
ダンバース（「レベッカ」）と強く可愛く美しく逞しく、
なんでも来いっの歌唱力＆表現力です！

指揮者目線に近いアングルからのショットです！

前夜に続きこの夜も「レベッカ」公演本番を控え、お疲れの中、
リハーサルに参加してくださったジュヒョンさん。
スレンダーな身体から溢れるパワフルな歌声に耳福～♪

キーチェック中！

キーチェックや日韓双方の譜面の照合などもこの後の本格的なアレンジ作業に向け
とっても大切なのです！！

音楽稽古終了のタイミングでお話を！
音楽稽古inソウルを終えていかがですか。

「韓国ミュージカル界の役者の皆さんの、色々なものを吸収しようという
姿勢がとても印象的でした。
僕のスケジュールのため、深夜に及んでしまった稽古でも本番さながらの熱気で
参加してくださったキャスト・スタッフのみなさんに感謝ですね。
そしてみなさんタフでいらっしゃる！
（塩田さんも十二分にタフだと思います・笑）
このコンサートを成功させ、第二回、第三回と続けていくことにこそ意味が
あると思います。ミュージカルに、音楽に、文化に国境はない！
みなさんもぜひ劇場へお運びください！」

こうして怒涛の稽古を終えて、塩田さんが向かったのは・・・

「レベッカ」公演中のLGアートホール
（パネル左上がオク・ジュヒョンさん）

舞台に立つオク・ジュヒョンさんの姿をご観劇～！
劇場全体を支配するような存在感と歌声にしびれました♪
そしてその心地よさといったら。支配されたい人、続出な予感です。
このディーバの歌声を聴けるチャンス、逃しちゃいけない！！
そう思えるオク・ジュヒョンさんの歌声です。

終演後の楽屋でパチリ！

(左より)「私」役のキム・ボギョンさん、塩田さん、オク・ジュヒョンさん

疲れを微塵も見せない満面の笑みです♪両手に花！

こうして同行レポの長い一日が終わったのですが、その前後も・・・
ここで塩田さん怒涛の韓国スケジュールをご紹介

某日夕刻　「屋根の上のヴァイオリン弾き」オケ付き通し稽古終了＠東京【稽古場最終日】→稽古場から空港へ直行
夜のフライト　22時ごろソウル入り→お迎えの車で稽古場直行！
23時～26時　音楽稽古inソウル①
翌12時　音楽稽古inソウル②
20時～　「レベッカ」観劇
翌朝5時起き！朝のフライトで東京へ
14時　濱田めぐみさんコンサート打ち合わせ
夕刻　屋根の上のヴァイオリン弾き舞台稽古＠日生劇場
祝・初日！！を迎えられたのです。

韓国キャストもびっくりのタフさです・・・汗