シェイクスピア不朽の名作「ロミオ&ジュリエット」を原作に、
2001年パリでミュージカル化され大ヒット、世界各国で次々と上演、
日本では2010年に宝塚星組で初演、
翌年秋に赤坂ACTで上演され大好評を博したロミジュリが、東急シアターオーブで再演!
果たして、現代なのか過去なのか未来なのか、
不思議な感覚に包まれる街ヴェローナ。
そのヴェローナに生きる若者達を、
感情をぶつけあいながら、一人一人が“役”を思いっきり生きている、
アツイ衣装付通し稽古を拝見してきました!!
まずはお稽古場に入った瞬間に感じる“エネルギー”!
弾けんばかりの若者パワーが充満!
オープニングから改めて大実感、楽曲ワンダフルっ!
(“♪世界の王”をはじめて耳にした時はほんと衝撃でした)
初演以来、舞台、CDで何度も何度も聴いてますが、
ダンス、芝居、台詞、歌声と共に感じる楽曲はやはり格別!!!
若者達が、音楽のビートに見事にノって、
歌い踊る“ここは~ヴェローナ~”から
思いっきり心掻き立てられます!
(今ではこの“♪ヴェローナ”が一番好きな管理人です)
“憎しみっ憎しみっ”
長く互いを憎みあうモンタギュー家とキャピュレット家。
そんな中、運命的に出会ってしまった
モンタギュー家の跡取息子ロミオとキャピュレット家の娘ジュリエット。
大人達の争いに巻き込まれながら、恋に落ちる二人。
純心な若き王子的柿澤勇人ロミオ!時折見せるやんちゃっぽさもいいっ!!
儚げで胸にきゅんとくるフランク莉奈ジュリエット!
信頼感溢れる平方元基ベンヴォーリオ!二幕のソロナンバーは胸に響く!!
何をしでかすかわからないヤバさにゾクっとする水田航生マーキューシオ!ダンスにもご注目!
ロミオとの役替りとは信じられない位の野獣的存在感の城田優ティボルト!一幕の憂いを秘めた表情も必見!!
ティボルトとマーキューシオとの対決はものすごくリアル!
サバンナの獣同士がガチで戦ってるかのよう!
“♪僕は怖い”のナンバーでの絡みっぷりうごめきっぷりに
身震いするくらいゾクゾクする大貫勇輔さんの死のダンサー!
そして全シーンパワー全開で生き抜く26名のR&Jダンサー陣にもご注目下さい!
ちょっとした行き違いから・・・
あぁなんて残酷な・・・
あぁ神父さん。。。
その神父・安崎求さんと、
心にじわじわ~っと染みこんでくる、乳母・未来優希さんの歌声。
ロミオとジュリエットの恋と運命のキーパースン的存在です。
また、この日拝見した加藤潤一さんのパリス伯爵のピンクパワーも凄いです!!
(写真を掲載するとインパクトが強すぎるため(笑)、ぜひ劇場でお楽しみください!)
キャピュレット卿・石川禅さんのジュリエットを想って歌う“娘よ”や、
キャピュレット夫人の悲しさと憎しみを凛と演じる涼風真世さんなど、
シングルキャストの安定感は大健在!
キャストの組み合わせで、ひと味もふた味も違ってくると思いますし、
公演期間が長いので、公演を重ねることによる、役の深化も楽しみですよね!
公演は2013/9/3~10/5まで東急シアターオーブにて上演!
大阪公演は10/12-27迄!
<出演>
ロミオ(トリプルキャスト):城田優/古川雄大/柿澤勇人
ジュリエット(ダブルキャスト):フランク莉奈/清水くるみ
ベンヴォーリオ(ダブルキャスト):尾上松也/平方元基
ティボルト(ダブルキャスト):城田優/加藤和樹
マーキューシオ(ダブルキャスト):東山光明/水田航生
パリス(ダブルキャスト):岡田亮輔/加藤潤一
死のダンサー(トリプルキャスト):中島周/大貫勇輔/宮尾俊太郎(K-BALLET)
キャピュレット卿:石川 禅
ロレンス神父:安崎 求
モンタギュー夫人:鈴木 結加里
モンタギュー卿:ひの あらた
ヴェローナ大公:中山 昇
乳母:未来 優希
キャピュレット夫人:涼風 真世
ほか
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オフィシャルサイトはこちら・
こちらで希望のキャストの組み合わせをチェックできます!・参考までに前回初演時の舞台写真付ゲネレポは
こちら
取材班&撮影:おけぴ管理人
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