1分でわかる代金引換郵便

「代引(だいびき:代金引換郵便)」は利用方法や手数料が分かりづらく、 なんとなく敬遠している方も多いはず…。 でも一度わかると、相手の方と安心して気持ちよく取引ができるので、 この機会にレッツ把握♪


代引とは?

代金引換郵便とは
「代金引換郵便」は、郵便物(チケット等)と引き換えに、送る人(差出人)の指定した額の代金を受け取る人(受取人)が配達員に預け、差出人の指定したゆうちょ銀行口座や他の金融機関の口座に送金するサービスです。

代金引換郵便の仕組み(簡単な流れ)
差出人が郵便局に出向いて申し込み、受取人はチケットが手元に届いたら配達員に代金を支払います。
その後、差出人は代金を振替(ゆうちょ銀行口座への振込)で受け取ります。

代金引換を利用するときには、必ずゆうちょ銀行口座が必要です。

差出人はどうやってお金を受け取るの?

ゆうちょ銀行口座に入金してもらいます。
この場合も手数料がかかり、振替手数料を差し引いた金額が払い込まれます。

振替にもいろいろ種類がありますが、ほとんどの人は「総合口座」への入金になるかと思います。
(総合口座の場合は電信払込みしか選択できません。 手数料が一番安い通常払込みは「振替口座(銀行でいう当座預金)」を持っていないとだめなんですね)

で、結局料金はいくらかかるの?

代金引換郵便を利用するときには、以下の料金がかかります。

  • 郵便料金  申し込む時に支払う
    通常の郵便の際に支払う料金です(定形郵便なら110円)
  • 代金引換料  申し込む時に支払う
    代引をお願いするのに必要なお金で、一律290円がかかります
  • 送金手数料  お金を受け取る時に自動的に差し引かれる
    引換金を送金してもらう時にかかるお金です
  • 印紙税  お金を受け取る時に自動的に差し引かれる
    引換金を送金してもらう時に引かれるお金です

料金、結局いくらかかるの?
引換金(チケット代)が~29,999円の場合編
郵便料金 110円
代金引換料 一律:290円
印紙代 一律:0円
送金手数料 ゆうちょ銀行の口座 他の金融機関の口座
203円 220円
合計 603円 620円

引換金(チケット代)が30,000円以上(100万円未満)の場合編
郵便料金 110円
代金引換料 一律:290円
印紙代 一律:200円
送金手数料 ゆうちょ銀行の口座 他の金融機関の口座
417円 440円
合計 1017円 1040円

郵便局に行くときに持っていくもの

  • チケットを入れた封筒
  • 身分証明書(運転免許証、健康保険証など)
  • ゆうちょ銀行口座の口座番号がわかるもの(キャッシュカードや通帳など)
  • 手数料としてかかるお金 (郵便料金110円) と 代金引換料(一律290円)

利用手順

  • 1. チケットを封筒に入れる
    代引専用の封筒はありませんので、封筒は自分で用意します。
    受取人のことを考えると、透明封筒がおすすめです(文具屋に売ってます)。
    (受取人が配達員にお金を払う時に、封を開けなくても中身を確認できるように チケットが見えるように入れましょう。代引はいったん封を開けたら受け取りは拒否できないんですね)
  • 2. 郵便局の窓口で「代金引換専用ラベル」をもらって必要事項を記入する
    お届け先(受取人)、依頼主(差出人)、品名(「チケット」)、引換金額、送金方法などを記入します。
  • 3. 郵便局の窓口で申し込む
    代金引換は郵便局の窓口以外では発送できません(ポストには投函できません)
    申し込みの時に運転免許証、健康保険証などによる差出人の身分確認が行われる場合もあります。
  • 4. 「受領証」をもらう
    郵便局から返される「受領証」には「引受番号」が記載されています。郵便追跡サービスでこの「引受番号」を入力すると配達状況の確認ができますので、受取人の方にも伝えておきましょう。

    そして配達され……受取人がチケットを受け取って喜び……代金を払い…
  • 5. 引換金の受け取り
    配達完了後1日程度で送金手数料を差し引いた金額が入金されます。 「受領証」は入金が確認できるまで大切に保管しておきましょう。

なお、もし万が一相手が受け取りを拒否した場合、差出人の住所に返送されます。この場合、送料(110円)と代引手数料(290円)は戻ってきません。

メリットとデメリット

メリット

  • チケットと代金の引き換えなので安心
  • 配達状況の追跡サービスが利用できる
  • チケットの「交換」にも利用できる(お互い代引で送りあう)
  • 休日でも配達される
  • 【差出人にとって】発送証明/配達証明が得られる
  • 【受取人にとって】先払いでチケットが届かないリスクが下がる
  • 【受取人にとって】ATMや窓口に行かずに玄関で支払える
  • 【受取人にとって】不在だった場合は、集配局でも支払いが可能
  • 【受取人にとって】振込手数料がかからない
  • 【受取人にとって】ちなみに局留めもできる!

デメリット

  • 【差出人にとって】受取人に拒否されてしまうリスクがある(公演間近な場合は致命的)
  • 【差出人にとって】受取人に拒否されてしまった場合でも、送料(110円)と代引手数料(290円)は返金されない
  • 【受取人にとって】不透明封筒の場合、開封してみたらチケットが別物というリスクがある
  • 【受取人にとって】不在の場合は再配達になる(ただ、集配局でもお支払い可能です)

参考リンク

このページの内容は、2024年10月1日時点の情報を元にしています。また、「チケットの郵送」に特化して書いてありますので、より詳しくは最寄りの郵便局か下記日本郵便のページにてご確認ください。

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