左から:うちはサスケ役 中村隼人さん、うずまきナルト役 坂東巳之助さん
6月に南座で上演される
新作歌舞伎『NARUTO-ナルト-』。新橋演舞場での上演(2018年)を経て、さらにブラッシュアップされた新たなNARUTOが、京都に旋風を巻き起こす予感!
うずまきナルト役の坂東巳之助さん、うちはサスケ役の中村隼人さんが今考える新たな“NARUTO歌舞伎”とは?
歌舞伎発祥の地とされる京都で新作歌舞伎を上演する思い、意気込みを、年齢も近いおふたりが和気あいあいと語ってくれた製作発表&合同取材会の模様をお届けいたします。
左から:脚本・演出のG2さん、中村隼人さん、坂東巳之助さん、松竹株式会社・安孫子正副社長
「古典を継承していくことと同じように、その時代に即した新たなものを作っていくことが不可欠。『NARUTO』も時を経て“古典”になるくらいの思いで上演を繰り返していければ」(安孫子副社長)
関西育ちで、京都の南座に憧れを持っていたというG2さん。南座での上演は「とても光栄」と喜びますが、「劇場入りしてから1週間ほど時間がありますが、この作品はとても大変なので、はたして京都情緒を味わう暇はあるのだろうかと…(笑)」。
G2さん:前回は登山に例えるならばヒマラヤ級の大変さでした。若いおふたりのエネルギーと、脇を固めるベテランの方々のおかげでご好評をいただき、こうして南座で上演させていただけることになりました。劇場と、出演者も一部変わりますので、また新たな世界を作らねばと思っております。ヒマラヤに2回登る人の気持がちょっとわかる気がする昨今です(笑)。
「一度上演したものをそのままもう一度やるだけ、というわけではありません。南座ならではの、新たなNARUTOをお目にかけようと思います」(巳之助さん)
巳之助さん:先日、G2さんと第一回目の打ち合わせをしたのですが、台本をペラペラとめくりながらあれやこれやお話しているうちに、気がつけば一幕目だけで3時間もたっていました。変更点、改善点、あらゆるものを改めて精査して、南座のための『NARUTO』を新たに作り直し、みなさまにお目にかけます。
もともと原作コミック・アニメのファンで、続編にあたる「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」も欠かさずチェックしているという中村隼人さん
隼人さん:昨年の新橋演舞場公演では、大好きな「NARUTO」のお芝居、しかも歌舞伎で上演させていただく幸せを感じながらつとめました。今回はよりパワーアップしたものをお見せしなければならないプレッシャーはありますが、南座新開場記念として、そしてまた歌舞伎発祥の地で、このメンバーで新作歌舞伎をさせていただけるのは本当に嬉しいこと。さまざまな思いをかみしめながら、生まれ変わった『NARUTO』を作りたいと思います。
──歴史ある南座で、新作歌舞伎を上演することについて
G2さん:「NARUTO」を“歌舞伎にする”という作業については、前回も巳之助さん隼人さんと「どうすれば歌舞伎になるのか、どうすると歌舞伎ではなくなってしまうのか」と相談しながら進めていきました。下座音楽とロックが一緒にかかったり、洋装でやる場面が着物になったり、こんなにも西洋と日本のものが“ないまぜ”になっていいのかなと思いながら作っていました。でもよく考えてみれば歌舞伎は昔から“ないまぜ”を得意としてきたわけで、人形浄瑠璃を歌舞伎にしてしまうような逞しさがある。新しいものをどんどん取り入れて自分のパワーにしていくという歌舞伎の精神から外れなければ、きっといいものができると思っています。
巳之助さん:日本の文化や歴史、情緒といったものが残っている京都の町で育ち、「NARUTO」は知っているけれど歌舞伎は見たことがないという方。そういった方にも楽しんでいただける作品になっています。京都の方々がご覧になってどのような印象を持たれるのか、私自身も楽しみにしているところです。
隼人さん:京都は海外からも注目されている町。実際にお仕事などで訪れても海外からの観光客の方が多いなという印象です。今回の南座公演では夜の18時開演という日を設けております。お寺や観光名所をまわったあとに劇場に足を運んでいただければという試みです。“NARUTO歌舞伎”を世界に向けて発信していく思いで臨みます。
──南座ならではの“新たな”プラン、可能性は?
G2さん:前回は原作の要素と歌舞伎ができることを、できるだけたくさん取り込みギュッと凝縮して作りました。今回はそこからさらにブラッシュアップしていきます。初日が開いてからわかることもありましたので、さらに打ち合わせを重ねて、ひたすらにブラッシュアップ、グレードアップ、シェイプアップバージョンということになると思います。
巳之助さん:立廻りが非常に多い芝居。大勢の人が出て、舞台を縦横無尽に使ってという場面がたくさんございます。舞台のサイズも変わりますので、演舞場でやっていたそのままではなく、南座のための立廻り、芝居を、G2さん、殺陣師の方、出演者、みなさんと力を合わせて作っていきたいと強く思っています。
隼人さん:「NARUTO」にはナルトが幼い頃に受けた差別や、両親を失ったサスケの復讐心など、ストーリーに辛い部分がたくさんある。そういったことをはねのけてきたナルトと、縛られてしまったサスケの対比が作品の魅力になっていると思います。僕が演じるサスケに関して言えば、両親と一族がいなくなり、兄への復讐のためだけに生きてきたのに、実は…というどんでん返しがあったりする。その心理描写をさらに深く、わかりやすく表現していければお客さまに喜んでいただけるのではないかなと考えていますので、そのあたりを重点的に見直していきたいと思っています。
──「NARUTO」は海外でも大人気のコンテンツ。コミックやアニメとはちがう、歌舞伎ならではの見どころは?
隼人さん:海外のファンにとって必ずしも「NARUTO」が歌舞伎である必要はないと思うんです。実際に歌舞伎ではない舞台でも上演されていますよね。僕も拝見して、あらためて歌舞伎にしかない魅力、歌舞伎でしか引き出せない魅力ってなんだろうと考えました。たとえば「NARUTO」をご存じの方だったら誰でも、巳之助さんの衣裳を見て「あ、ナルトだな」とわかりますよね。日本は昔からさまざまな色の組み合わせで着物文化を楽しんできた。それが現代のデザイナーさんの手によって動きやすい着物(衣裳)になっている。「NARUTO」の世界と組み合わさることでまた新たな着物文化が生まれてくる。大掛かりなセットも歌舞伎ならではの魅力です。かつては暑い夏にお客さまに涼んでいただこうと始まった本水を使った演出も、今や何トンもの水量がある仕掛けになっている。そういった歌舞伎ならではの表現方法を、海外からのお客さまにも楽しんでいただければと思っています。
巳之助さん:見ていただければきっと「これが歌舞伎なんだ」と思っていただけるところがたくさんあるはず。それが僕たちが意図した歌舞伎的な部分でなかったとしてもいいんです。見た方がそのように感じたならばそれはきっと歌舞伎です。ですからご自分の中の歌舞伎とはなんだろうという気持ちを持って、劇場で歌舞伎を探してみてください。
──中村梅玉さん(うちはマダラ役)の出演について
巳之助さん:出演をご快諾いただいたと聞いております。“ご了承”ではなく、“ご快諾”いただいたというのが非常に大きなポイントでして(笑)。梅玉のおじさまには演舞場公演をご覧になっていますので、その上でご快諾いただいたということで、とても心強く、またありがたいことだと喜んでいます。いち観客としましては、梅玉のおじさまのこういったお役、お芝居をあまり拝見したことがなく、どのように演じられるのか想像がつきません。みなさまと同じようにただ純粋に楽しみにしている状態でございます。
隼人さん:ここ数年で古典歌舞伎のさまざまなお役をさせていただきましたが、そのほとんどは梅玉のおじさまに教わったもの。ご出演いただくことは大きな喜びであると同時に、緊張感や怖さも感じております。うちはマダラ役は古典歌舞伎でいう大敵(おおがたき)の役どころ。ナルトとサスケが協力して立ち向かっていく存在です。長年古典をされてきたおじさまが、この新作歌舞伎の舞台上でどんなことをお感じになるのか。お話を伺うのが楽しみです。
──キャラクターのどういった部分を大切にしているか。演じるにあたって苦労したことは?
巳之助さん:大変だったのは、眉毛を金髪にすること(笑)。眉毛の脱色って痛いんですよ。金髪はナルトのトレードマーク。最初は普段の歌舞伎と同じように金色の眉墨を使っていたのですが、照明にあたると眉毛がないように見えてしまう。そこで自前の眉毛を生やして、脱色して、描き足すという手法を取りました。公演中も眉毛が伸びてくるのでこまめにブリーチするのが大変でした(笑)。役の表現で大切にしているのはナルトという少年の芯のぶれないところですね。親友との別れや、出生の秘密、そしてさまざまな陰謀に巻き込まれながらも、ずっと芯の部分がぶれずにいるナルト。そんなナルトが好きだという方がたくさんいらっしゃると思います。みなさんを勇気づけ、ひっぱってきたナルトの強さを舞台上でも表現できればと願っています。
隼人さん:サスケ役で苦労したことはコンタクトレンズかな(笑)。僕、普段は裸眼なんです。ですからカラーコンタクトレンズを入れるのが恐怖でしかなくて…。巳之助さんの楽屋でコンタクトレンズ講座をしていただき、最初は目に入れるのに20分くらいかかりました。それ以外の役作りで言いますと、青色で顔に色を入れたことでしょうか。歌舞伎では、青は幽霊など人間ではないものに使う色。その青色をあえて口と目に入れることによって“サスケの闇”が見た目からもわかるようにしたかった。ぶれないナルトとは対照的にサスケはぶれて、揺れ続けます。自分の全てだった復讐心を失い、怒りのやりどころ、心の置き場がわからなくなっていく。原作はとても長いストーリーですので、サスケの揺れを一気に見せると心情の矛盾が出てきてしまうのですが、それをできるだけ埋めて、お客さまに納得していただけるよう、いまG2さんともご相談させていただいています。原作者の岸本斉史先生からは「サスケの闇がうまく表現されていて嬉しかった」と言っていただいたので、今回もそこは自信を持って作っていきたいと思います。
「眉毛のブリーチは痛い!」
巳之助さん、金髪・金眉毛にあの衣裳でどこから見ても“ナルト”です!
「まずはどの指でレンズをつまむのかとか、この指は本当に清潔なのかなとか…」
隼人さんこだわりのコンタクトレンズと青色化粧のビジュアル、必見です♪
◆【さらに詳しく…巳之助さん、隼人さんにうかがいました♪】製作発表後、衣装チェンジ!で再登場したおふたりに、さらに詳しくお話を聞いてまいりました。
──おふたりと原作との出会いを教えてください
巳之助さん:小学校3年生くらいのときに、遊びに行った祖母の家からの帰り道、バスのなかで読むようにと単行本の1巻から3巻を買ってもらいました。それからずっと読み続けてきました。
隼人さん:最初の出会いは確かアニメだったと思います。小学校が終わって、稽古をして、家に帰ったらちょうどテレビで「NARUTO-ナルト-」を放映しているという思い出があります。
──あらためて、それぞれが演じる役について
巳之助さん:ナルトは体内に“九尾”という尾獣を封印されていて、本人はその事実を知らずにいるという少年です。舞台上で詳しくは描かれませんが、子どもの頃から忍者の落ちこぼれとして扱われ、里の人たちから疎まれながらも前向きに生きていきます。とはいえ、人に注目してほしくていたずらするなど、ある種の寂しさも抱えながら生きている。そんなナルトが、サクラやカカシたちと出会い、忍者として命がけの任務をこなすことでどんどん成長していく。そのなかで自分の中に封印されている存在を認識し、自らの出生の秘密にも触れていくことになります。原作はいわゆるバトル漫画というジャンルですから、修行をして戦闘力も高まり、やがては火影という忍びの里のトップになっていく…と、ナルトのキャラクターを説明していたら、「NARUTO」のストーリー解説になっちゃいました(笑)。まあタイトルが“ナルト”っていうくらいだからね。はい、ナルトはそういう人です。
隼人さん:(笑)。サスケはナルトとは対照的な人物…と、思われがちなんですけれども、実は共通する部分もあって。子どものころから孤独だったナルトに対し、サスケは生まれながらに強さ、かっこよさ、才能に恵まれていて、いろいろなものを持っていたけれども、家族を失ったことで孤独を知る。「NARUTO」はふたりの孤独の物語でもあるんです。復讐という目的を失い、自分の生きる道を探してもがき、ひねくれて人格が変わってしまったサスケが、ナルトと出会い最終的にどうなるのか。歌舞伎でいう色悪的な要素もある役かなと思っています。
──前回の新橋演舞場公演での手応えは
巳之助さん:そもそも8月の演舞場公演に出ることが初めてで。ほんとうに色々なお客さまにいらしていただいたことに驚きました。歌舞伎は見るけれど「NARUTO」は知らないという方、反対に「NARUTO」は知っているけれど歌舞伎は見たことがない方、それから小さいお子さんから外国の方まで。例年ですと夏の演舞場は喜劇公演がかかることが多いんです。最近だと松也兄さんの『ミュージカル 狸御殿』とか。毎年それを楽しみにされているお客さまもいらっしゃるので「なんだか思っていたのと違うものが始まった…」とびっくりされた方もいらしたかもしれません(笑)。さまざまなお客さまが、それこそ“ないまぜ”になった客席でしたが、伝わるものは確かに伝わったという手応えはありました。『ワンピース』のときに猿之助の兄さんがおっしゃったことでもありますが、歌舞伎ファンの方に「NARUTO」を知っていただくきっかけにもなったのかなと。
隼人さん:4月、5月と『ワンピース』を上演していましたので、どうしても比べられることが多かったです。確かに『ワンピース』がなかったら『NARUTO』はなかった。ですが、ふたつの作品の持ち味は違っています。『ワンピース』は長いストーリーのある部分をかいつまんだ形で、幕間のグッズ販売などもあり、客席参加型を強く意識した作品。一方で『NARUTO』は作品の持っている性質がよりダークなこともあって、芝居の部分が深く濃くなっています。『ワンピース』も回を重ねるごとに演出やメンバーが代わっていったからこその完成形があった。『NARUTO』も同じように上演を重ねてさらにたくさんの方に楽しんでいただける作品にしたいですね。
──前回の公演中に変化していったことはありますか?
巳之助さん:(質問に食い気味に)痩せていった!(笑)
隼人:ふたりともみるみる、ね…
巳之助さん:「今日はどこ痛い?」っていう会話ばかりでしたよ。
隼人さん:僕、肋間神経痛になりましたもん。体重も7キロ落ちて。某・経口補水液飲料のコマーシャルのお仕事がもらえるんじゃないかなと思うくらい、あればっかり飲んでた。
巳之助さん:やはり原作がバトル漫画ですから、戦いのなかでコミュニケーションをとることになる。どうしても会話だけで終わらすことはできない場面だらけなんですよ。だからずっと戦いっぱなし。特にサスケはそうだったよね。
隼人さん:あれは、きつかったなあ…
巳之助さん:体力勝負。千穐楽に向けて変化していった点は、痩せて筋肉がついたことですね(笑)。
──それぞれ演じるナルトとサスケ、ご自身との共通点はありますか?
巳之助さん:似ているところ…(隼人さんに)ある? そういえば前回公演の取材で「サスケと似ている部分があったら人間的にやばくない?」って話したよね。
隼人さん:覚えてる(笑)。復讐とか、やばいねって。ふたりともここが似ているとかはないですよね。でも、あえて言うなら漫画の最後のほうで、ナルトがサスケのかっこよさに憧れていたと言うと、サスケが自分の方こそナルトの成長する姿に憧れていたというようなことを言うセリフがあるんです。僕たちも同世代で比べられることの多い相手からは刺激を受けるし、負けたくないし、一緒に走っていきたいという気持ちはあるかな。
巳之助さん:似ているところはないかもしれませんが、ナルトのような役は単純にやっていて楽しいですよね。サスケはどうですか?
隼人さん:サスケは精神的にはほんとにしんどい。でも役者としてはこんなにおもしろい役はないと思います。普段なら絶対に経験することのない感情まで気持ちを持っていって、その幅がどんどん広がっていく。こういうキャラクターってクール一辺倒なことが多いですが、サスケは感情の動きが明白なので、役者としては演じていてすごく楽しいしやりがいがある。でも精神的にはかなりきつい(笑)。
巳之助さん:きつい役のほうがやりがいがあるよね。
隼人さん:お客さまに響いたことが、自分でも感じられたこともありました。今回はそこをもっと大事にしていけば役者としてまた成長できるのかな、なんて考えています。
──南座の印象は?
隼人さん:楽屋から舞台への距離かな。いやこれほんとに間に合わないかもって思うんですよ。
巳之助さん:これは本当です。でも『NARUTO』はほとんど楽屋には帰れないよね。
隼人さん:僕ら花道からの出が多いんですが、また花道が一番遠い(笑)!
巳之助さん:もう花道に住もう(笑)。
隼人さん:あそこは天井が低いから…。でもこの劇場で『NARUTO』ができれば、もうなんでもできるんじゃないかなって思いますね。
巳之助さん:前回(2015年『三月花形歌舞伎』)は『流星』を踊らせていただきました。あれ、裸足で踊るんですよね。『NARUTO』ではソールのついた地下足袋を履くのですが、裸足とか地下足袋だと足元が滑らないんですよ。僕らいつもは基本的に草履や足袋を履いていて、滑ること前提で体を動かしているんです。ですから滑らないというのは逆に恐怖。南座は花道がちょっと細いので、足が滑らずにつんのめって客席に落ちてしまいそうで怖かったという印象があります…。
隼人さん:でもそれって客席と花道、舞台が近いってことですよね。舞台の間口が狭くなるぶん、芝居の熱量や立廻りの迫力がよりお客さまに伝わるのではないかなと。
巳之助さん:そう、そうです。そういうことを言いたかった!
隼人さん:あのとき僕、夜公演では河童の役(『闇梅百物語』)でしたからね。それが今回はサスケ役をさせていただけて、本当に感慨深い…
巳之助さん:俺なんか一本足のから傘役だったぞ(笑)。
若いおふたりが主演をつとめる、新時代の“歌舞伎”! 新作歌舞伎『NARUTO-ナルト-』は南座にて6月2日(日)~26日(水)まで上演されます。出演はこのほか、市川猿弥さん(自来也)、市川笑也さん(綱手)、市川笑三郎さん(大蛇丸)、中村梅丸さん(春野サクラ)、嘉島典俊さん(はたけカカシ)、市瀬秀和さん(うちはイタチ)など。さらに、うちはマダラ役として中村梅玉さんがご出演です。
公演詳細は
こちら。
※記事初掲載時より、一部内容を変更しております。
おけぴ取材班:おけぴ管理人(撮影)、mamiko 監修:おけぴ管理人