勝つのは“支配”か“愛”か──
ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』
いよいよ開幕! 2021年12月、日生劇場にてミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』が開幕。大人気コミック「北斗の拳」(原作:武論尊 漫画:原哲夫)の世界初となるミュージカル化には、その発表から大きな関心が寄せられ、開幕の時を今か今かと待っていた方は少なくないでしょう。
ビジュアル解禁、製作発表・歌唱披露と期待が高まり、ついについに、その全貌が明らかに!20XX年、最終戦争により暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが救世主として成長していく姿を描いた本作。心と身体に痛みと哀しみを刻みながらも、その度に優しく、強くなるケンシロウ。行動を共にする仲間、袂を分かったかつての仲間、そして深く愛する女性……それぞれが宿命を背負い生きる中で、人を人たらしめるものは何かを観客に問いかける作品となっています。
また、以下にコメントを紹介する主要キャストのみならず、登場人物の一人ひとりが「いかに生きるか」を模索し、選択する。未来を見据えて種をまくミスミ、未来を担う希望の光であるリン、バットの存在。世界を導く者がケンシロウなら、世界を作り出すのはそんな市井の人々。その相乗効果でドラマを重層的に作り上げます。そして、物語に寄り添い、感情を増幅させるのがフランク・ワイルドホーンによる音楽。歌唱シーンのみならず、全編に音楽が溢れる作品という印象も残す本作の指揮は塩田明弘。
豊かな音楽性、フライングや舞踊を駆使したスペクタクル性とともに、人間ドラマとしての温かさも併せ持つミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』ワールドプレミア。音楽のフランク・ワイルドホーンを筆頭に、演出は石丸さち子、脚本・作詞は高橋亜子が手掛け、振付には辻󠄀本知彦、顔安(ヤン・アン)が名を連ねる、まさに国境を越えたコラボレーションが実現。この冬の話題作をお見逃しなく!
キャストのみなさんからの初日コメント&舞台写真(撮影:田中亜紀)が届きました。ケンシロウ:大貫勇輔
大貫勇輔
世界初演のオリジナルミュージカル作品、『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』。稽古場では全員が作品を愛し、より良い作品にしようというエネルギーで満ち溢れていました。
素晴らしい脚本と楽曲、そして最高のスタッフとキャストが一丸となって創り上げたこの作品を、ようやく本日お届けできることが心の底から嬉しいです。僕たちの興奮を早くお客様と共有したくて待ちきれません!
ユリア:平原綾香
平原綾香
ついに初日です。今日を迎えるまでに、カンパニーの皆さんと、それぞれの人生を持ち寄り、心の限りお稽古してきました。この時代に『北斗の拳』がミュージカル化されることも、何か意味があると信じています。ひとりで歌う時も、決してひとりではないこと。何かに手を伸ばす時も、笑う時も、挫ける時も、心に宿る大切な人がいることを忘れません。悲しみは消えませんが、共に生きる事はできると、この作品を通して伝えたいです。
ユリア:May’n
May’n
ついに幕が開きます!『北斗の拳』のミュージカル化ということで、原作へのリスペクトを持ちながらも、今この時代を生きる私達がお客様に届けさせていただく意味を大切にしていたいです。
宿命を背負いながら、未来を信じるその強さをもちながらユリアとして精一杯生きます。
ぜひ劇場で、体感してください!
ラオウ:福井晶一
福井晶一
『北斗の拳』をリアルに見ていた世代としてはこの作品がミュージカルとして生まれ変わる瞬間に立ち会うことができて興奮を抑えられません。原作ファンの方はもちろんの事、今回初めて『北斗の拳』の世界に触れる方でも充分楽しんでいただける舞台に仕上がっています。舞台装置、音響、照明、映像、衣装等、様々なピースが合わさって、いよいよ本日、世界初演の幕が開きます。
そして最後のピースはお客様です。劇場でお待ちしています。
ラオウ:宮尾俊太郎
宮尾俊太郎
いよいよ、初日を迎えます。
この作品に関わる多くの方々のいろいろな思い・情熱が詰まっています。わたくし、宮尾ラオウも、毎日悔いないように稽古に励んでまいりました。ありきたりにはなりますが、きっと皆様にご満足いただける舞台をお贈りできると確信しております。
トキ:加藤和樹
加藤和樹
「いよいよ初日の幕が上がります。正直なところ、稽古場では芝居を積み上げてもどういう風に見えているのだろう?と疑問に思うこともあったのですが、劇場に来てそんな気持ちは吹き飛びました。そこには紛れもなくケンシロウたちが、北斗の拳が存在していました。この感動を、衝撃を是非体感しに来てください。」
トキ:小野田龍之介
小野田龍之介
「北斗の拳をミュージカル化。」この事が発表されて以降「一体どうなるんだ?」と皆様思われてきたと思います。我々カンパニーもそう思ってきました!気がつけば月日は流れその作品が遂に開幕致します!この大人気コミックと国内外から素晴らしいクリエイティブスタッフがコラボレーションを果たし作り上げたオリジナルミュージカルに携わることができて光栄に思っております。
これからこのドラマを通して1人でも多くの方の心を熱くすることができますように。
レイ:伊礼彼方(ジュウザも交互役替わりで務められます)
伊礼彼方
約2ヶ月間、創っては壊しを繰り返し、石丸さんを筆頭にみんなの想い・愛が吹き込まれたオリジナルミュージカル北斗の拳!どのキャラクターも自分の正義を貫こうともがき苦しみながら懸命に生きる様が星空の様に美しく輝いている。一つでも、1mmでも、何かがあなたの心に届きますように。
ジュウザ:上原理生(レイも交互役替わりで務められます)
上原理生
いよいよ、あの『北斗の拳』がミュージカルとなって世界初演の幕を開けます。
果たしてどんな世界となるのか、我々も幕を開けてみないとわからないドキドキがあります。
2021年を締めくくるエンターテインメント、どうぞ楽しんでいただけましたら幸いです。
シン:植原卓也
植原卓也
キャスト、スタッフさんの色んな想いが詰まったこの作品が、ご観劇頂く方の目にどう映るのでしょうか。シンを通してユリアへ、そして皆様に愛が届く事を願って挑みます。楽しんで頂けますように。本日から宜しくお願いします!
シン:上田堪大
上田堪大
すべてが新鮮に感じる稽古場でした。
稽古では今まで経験したことのないことも多くありましたが、今はいろんなことを乗り越えてきて本当に良かったなと思っています。キャスト・スタッフの皆さんと稽古をしてきたこの作品をお客様に届けられるのが、本当にうれしく思っています。また、全員、大きな怪我が無く初日を迎えられることも良かったと思っています。自分にとって初のグランド・ミュージカルの出演となります。思う存分、板の上で楽しんでいきたいと思っています。
リュウケン:川口竜也
川口竜也
世界初演!!日本発のオリジナル作品!!音楽、映像、アクション!!
ミュージカルの枠を超えたエンターテインメントとなる予感です!!
その中で体を張った役者のリアルな演技にもご期待ください!!
私も頭をテカテカにして劇場でお待ちしております!!
トウ:白羽ゆり(トヨ役も務められます)
白羽ゆり
世界初演の北斗の拳が、いよいよ開幕します!キャスト、スタッフ一同熱い思いで稽古をしてきました。今、幕が開く事に緊張感と高揚感でいっぱいです。アクションはもちろんですが、私は北斗の拳の物語が大好きです。色々な愛の形があり、ハッとするシーンもたくさんあります。ワイルドホーンさんの楽曲も、ぜひ楽しみにしていて下さい!!私達の本気をお届けします。
マミヤ:松原凜子
松原凜子
観劇して下さるお客様があって初めて完成し、初日から千穐楽に向けて更に更に成長していくのが舞台だと思っています。これからどんな旅を皆様とご一緒出来るのか楽しみでなりません!
世紀末の荒廃した世界は、強者が弱者を痛めつけ、心身の自由の少ない世界です。それは今の世の中にも通じるものがあります。だからこそ、登場人物一人一人が立ち向かう姿から勇気を受け取って頂けたら嬉しいです。
◆【公演情報】
ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』
2021年12月8日(水)〜29日(水)@日生劇場
2022年1月8日(土)・9日(日)@梅田芸術劇場メインホール
<スタッフ>
原作 漫画「北斗の拳」(原作:武論尊 漫画:原 哲夫)
音楽 :フランク・ワイルドホーン
演出 :石丸さち子
脚本・作詞:高橋亜子
音楽監督:ジェイソン・ハウランド
指揮:塩田明弘
振付:辻󠄀本知彦 顔安(ヤン・アン)
<キャスト>
ケンシロウ:大貫勇輔
ユリア:平原綾香・May’n(Wキャスト)
トキ:加藤和樹・小野田龍之介(Wキャスト)
シン:植原卓也・上田堪大(Wキャスト)
リュウケン他:川口竜也
トウ・トヨ:白羽ゆり
マミヤ:松原凜子
レイ/ジュウザ:伊礼彼方・上原理生(交互で役替わり)
ラオウ:福井晶一・宮尾俊太郎(Wキャスト)
バット:渡邉 蒼 リン:山﨑玲奈・近藤 華(Wキャスト)
リハク他:中山 昇 青年ラオウ他:一色洋平 ライガ他:後藤晋彦
フドウ他:澄人 フウガ他:田極 翼
青年トキ他:百名ヒロキ
ダグル(※オリジナルキャラクター)他:宮河愛一郎
ミスミ他:安福 毅
飯作雄太郎 岩瀬光世 輝生かなで 坂口杏奈 内木克洋 中野高志
原広実 妃白ゆあ 福田えり 藤田宏樹 LEI‘OH