「海に響く軍靴」開幕レポ


HIDEBOHさん(左)とTamangoさん(右)

「THE TAP GUY」「タップ ジゴロ」「Shoes On!」など数々の舞台でタップを踏み、
キング・オブ・タップの呼び声が高いHIDEBOH(ヒデボー)さんと、
本場ブロードウェイで、アーバンタップという新しいタップのカテゴリーを進化させてきているTamango(タマンゴ)さん、
日本とアメリカの実力派タップスターが響演する新作舞台「海に響く軍靴(ぐんか)」、開幕レポをお届けします。

北野武監督の映画「座頭市」(2003)での下駄タップ!!(HIDEBOHさん振付&出演)から12年、
戦後約30年間フィリピンに潜伏していた小野田寛郎さんから着想を得て、北野武さんが原案を企画し、“HIDEBOHさんありきでプロデュースしたのが今回の舞台。
(演出は「ダウンタウン・フォーリーズ」等も手掛ける髙平哲郎さん、音楽は島健さん♪)


HIDEBOHさん演じる日本兵と、Tamangoさん演じる米兵が
戦時中に孤島で出会い、タップダンスを通して友情を紡ぐ、心の交流をテーマにした作品です。


ストーリーテラー的な役割を担う女性記者役で島田歌穂さんもご出演!


早速観てきた方の感想もご紹介!

タップのHIDEBOHさんの歌の上手さにビックリ、
日々変わると言うアドリブで重くなりがちなテーマを、
さらりと軽いタッチで表現出来るのはさすが世界の北野監督×髙平さん。
歌姫島田歌穂さんをキャスティングした理由は最後のお楽しみに!
TAMANGOさんは英語のみのセリフですが、
自然に訳して補うHIDEBOHさんと歌穂さんのお陰で淀みなく展開していきます。
日米現役のタップダンサーのタップステップを間近でじっくり観るチャンスです。



感想にもあるように、二人の会話に対して字幕も出ませんが、これがまったく問題なし!
日本兵と米兵、二人が友情をどのように育んでいったかはぜひ劇場でご覧下さい!


博品館劇場の幕全体に投影される映像効果も見所です!
(荒れ狂う波のシーンの迫力は凄い!)


そして後半、BGMを使わずにタップ音だけが劇場に響き渡るシーンは必見必聴、鳥肌保証!
日本におけるリズムタップの第一人者・HIDEBOHさんの軽快で刻みが超快感のタップ、
NYで脚光を浴びるタップダンサーTamangoさんのドンっという低音をからめながらのドラムのようなリズム感抜群のタップ!


それぞれの魅力が炸裂しての響演!をたっぷりとお楽しみください!


劇場の空気を支配するタップのあの響き、迫力は生で観てこそ!
観劇後は、コツコツッと靴音を鳴らせながらの帰った管理人でした♪

ちなみにお二人の顔合わせ(タップ合わせ!?)映像もぜひ↓
(なんて快感なコツコツ音会話♪)


「海に響く軍靴(ぐんか)」
2015年10月30日~11月15日@博品館劇場

<出演>
HIDEBOH/Tamango/島田歌穂

<上演予定時間>
約2時間(休憩あり)

<スタッフ>
原案:北野武
脚本・演出:髙平哲郎
音楽:島健
振付:HIDEBOH

<あらすじ>
戦時中、南太平洋の孤島に漂流した日本兵とアメリカ兵。
偶然出会ってしまった敵兵。
だが、生き延びて、救助され無事帰還する為、二人は協力して共同生活を営む。
そしていつしか、友情が芽生える。
アメリカ兵は、本国では黒人タップダンサー。
一方、日本兵も実はアメリカ文化が大好き。
二人は、過ぎていく時間を共に歌い、踊り、
そしてアメリカ兵は日本兵にタップダンスを教えるのだった。

そんな数え切れない日々の果て、
ついにアメリカ海軍が、孤島に人が生存していることに気づく。
すでに戦争も終わっていた。しかし日本兵は、姿をくらまし島に残るのだった。
時は流れ、アメリカ兵は今や押しも押されぬブロードウェイのスター。
ある日、南太平洋の島で日本兵が見つかるという新聞記事を目にする。
「あの日本兵だ!」いてもたってもいられなく、島に飛ぶ…

公演HP


写真・文:おけぴ管理人

ページトップへ
おけぴ会員のご案内(登録無料) プレミアム会員のご案内(540円/月)