大阪松竹座にて「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」が開幕いたしました! 大阪松竹座の新年の幕開けは、3年ぶりとなります坂東玉三郎の特別公演です。新型コロナウイルス感染予防対策として、ご入場時は手指消毒、及びサーモグラフィーによる検温、マスク等のご着用などお客様にもご協力をいただきながらの開場となりました。
お正月にふさわしい『お年賀 口上』で幕を開けました。玉三郎がお客様にご挨拶申し上げ、さらに今回の特別演出として、数々の華やかな打掛が披露されました。普段玉三郎自身が身に着けている貴重なもので、『傾城』『天守物語』『助六曲輪初花桜』揚巻など豪華な打掛を解説しながらお見せしました。お目出たい舞台にお客様も見入ってしまう様子。ユーモアを交えた玉三郎の解説に時折笑いも起こる、和やかな一幕となりました。
次に歌舞伎ではあまり上演されていない『賤の小田巻』です。源義経との悲しい別れの中美しく舞う静御前の風情を見せ、お客様を魅了しました。
最後は、雪景色の中、豪華絢爛な衣裳を身に纏い登場する傾城を玉三郎が演じる『傾城雪吉原』です。四季折々の情景とともに美しく舞う玉三郎を前に、暖かな拍手が送られ、幕となりました。
大阪松竹座「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」は19日(火)まで。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました。写真提供:松竹