2013年~2017年まで、「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載された此元和津也原作の人気コミック『セトウツミ』の舞台化が決定いたしました。2016年に実写映画化、2017年にはテレビドラマ化でも話題となった本作が、2023年遂に初の舞台化となります。
物語は、関西の男子高校生の瀬戸(せと)と内海(うつみ)の主人公2人が、放課後に河原で交わす他愛のない会話で綴られる。2人の間に流れる独特の空気感や会話の端々に盛り込まれるシュールな笑いに思わずクスっとしてしまう、なんともクセのある秀逸なやりとりが繰り広げられる。
原作では、やがて何気ないやりとりの中に隠された伏線が回収され、読者の想像を超えた結末を迎えるが、全8巻に織り込まれた様々なエピソードや場面、読者の心を掴んだ作中での名言の数々が、舞台ではどのように描かれるかは、観てのお楽しみに。
上演台本・演出は、演劇集団・円の座付き演出家で劇作家としても才能を発揮している内藤裕子。気鋭の演出家の手により、『セトウツミ』の世界観が生のステージでどのように蘇るのか!?大いにご期待下さい!
原作・此元和津也先生からのコメント到着!
『セトウツミ』は僕のキャリアの中で最も思い入れのある作品です。
それが時を経て舞台化されるということで、完全に手を離れた今となっては期待でいっぱいです。
内心では今更需要あるのか、どこに勝算感じたのか、一体どういうつもりなのか、担当した人に問い詰めたい気持ちはありますが、どんな作品になるのか、これからとても楽しみです。
此元和津也
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました