ケラリーノ・サンドロヴィッチが“梟島”を舞台に描いた“平凡”な人々の“普通”の日々。
KERA・MAP#010 『しびれ雲』のオンデマンド配信が決定!2022年11月〜12月下北沢 本多劇場他各地で上演されたKERA・MAP #010 『しびれ雲』のオンデマンド配信が決定。ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が主宰するユニット「KERA・MAP」の第10回公演となった今作は、KERA・MAP『キネマと恋人』(2016、2019年)の舞台となった“梟島(ふくろうじま)”を舞台に新たに描かれた物語。

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦
ある地方の小さな島、独特な方言を持つ小さなコミュニティで、未亡人の波子(緒川たまき)、妹の千夏(ともさかりえ)、その夫の文吉(萩原聖人)をはじめ、住人それぞれが友人、恋人、家族、親戚…人間関係を育くみ、慎ましく日々を送る。そんな島に、ある日忽然と謎の男(井上芳雄)が現れ…。

撮影:引地信彦

撮影:引地信彦
梟島に現れた異邦人“フジオ”を演じる井上芳雄と共に、緒川たまき、ともさかりえ、松尾諭、三宅弘城、三上市朗、萩原聖人ほか、盤石のキャストが作り出すアンサンブルにより、ささやかなかつての“日本の暮らし”が味わい深く描き出され、劇場はいつまでも浸りたい心地よさに包まれた。KERAにとっては異色の一作と言える。
今回観劇が叶わなかった観客にとって、またもう一度あの世界に浸りたい観客にとっても、いち早く視聴観劇できる機会となる。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました