2023年夏に帝国劇場にて日本初演を迎える
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』7月公演
【7月8日(土)夜公演】&【7月27日(木)夜公演】&【8月5日(土)夜公演】にておけぴ観劇会の開催が決定いたしました。
「真実」 「美」 「自由」 ──そして何よりも、「愛」バズ・ラーマン監督による大ヒット映画が、極上のマッシュ・アップ・ミュージカルとして帝国劇場にて本邦初演。オリジナルプロダクションはトニー賞ミュージカル作品賞、ミュージカル演出賞、ミュージカル主演男優賞、ミュージカル助演男優賞などなど10冠に輝く、この夏の超話題作を一緒に“体験”しましょう!

Moulin Rouge! The Musical Boston Set Photo by Matthew Murphy.

Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.
おけぴ観劇会とはオススメ演目で特定日のお席を確保し、おけぴならではの特典をつけてご案内する、おけぴ会員限定の観劇企画です。詳しくは
こちら今回の観劇会でも、同一席種の中でも下記のようにエリアを分け、後方エリアやサイドエリア等は優待価格でのご案内(詳しくは募集詳細画面にてご確認下さい)!
なお、
下記★印エリアは おけぴプレミアム会員 限定での募集となります。(プレミアム会員は31日間550円でご利用いただけます)
★S席1階J列以内センターorサブセンターブロック
★S席1階K列以降センターorサブセンターブロック
★S席1階サイドブロック
★S席2階B列以内センターorサブセンターブロック
★S席2階B列以内サイドブロック(XA-XB含)S席2階C-E列センターorサブセンターブロック
S席2階C-E列サイドブロック
★A席1階センターorサブセンターブロックA席1階サイドブロック
A席2階
★B席観劇会のお申込みは、本ページ内「詳細&お申し込みはこちら」というオレンジ色のボタンからどうぞ!
おけぴ観劇会のキャストは……
サティーン クリスチャン ジドラー ロートレック デューク サンティアゴ ニニの順に
【7月8日(土)18:00】
望海風斗 甲斐翔真 橋本さとし 上野哲也 伊礼彼方 中河内雅貴 藤森蓮華
<3/17(金)15時〆で抽選受付中>
【7月27日(木)18:00】
平原綾香 井上芳雄 橋本さとし 上川一哉 伊礼彼方 中井智彦 加賀楓
<3/17(金)15時〆で抽選受付中>
【8月5日(土)18:00】
望海風斗 井上芳雄 松村雄基 上川一哉 K 中井智彦 藤森蓮華
<3/25(土)15時〆で抽選受付中>ここからは『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』お楽しみポイントをご紹介いたします!
<マッシュ・アップ・ミュージカルの決定版>
物語の舞台は1899年、パリ。
翌1900年のパリ万国博覧会に象徴されるベル・エポックの時代。アメリカからやってきた、自由を愛するボヘミアンに憧れる作家志望の青年クリスチャンは、貧しくとも才能と情熱にあふれた仲間画家のロートレックやパリ随一のタンゴダンサーのサンティアゴとの出会をきっかけに、ナイトクラブ ムーラン・ルージュのミュージカルショーの作曲を手掛けることになる。ムーラン・ルージュを訪れたクリスチャンは、光り輝くスター、サティーンに恋をする。しかしその華やかさとは裏腹にムーラン・ルージュは経営難、窮地を救うためにサティーンは裕福な貴族 デューク(モンロス公爵)に近づこうとする。果たしてクリスチャンとサティーンの恋の行方は。新作ショーの初日が迫る中、サティーンには病魔も忍び寄り……。

Karen Olivo as Satine, Aaron Tveit as Christian and the company of Moulin Rouge! The Musical
「椿姫」や「ラ・ボエーム」を思わせるシンプルながらこってりした物語を彩るのが19世紀から21世紀、160年以上にわたる名曲の数々。オッフェンバック、ビゼーからピアフ、ナット・キング・コールにエルヴィス・プレスリー、ロジャース&ハマースタイン、マドンナ、デヴィッド・ボウイ、U2、ホイットニー・ヒューストン、レディ・ガガ、ピンク、シーア、アデル、そしてエルトン・ジョンなどなど、もはやどなたを挙げれば各方面に失礼がないのかわからない!それほどまでの多種多様なヒット曲が見事なまでにマッシュアップ(混ぜ合わせ)されているのです。トニー賞オーケストラ賞受賞に偽りなし!中にはワンフレーズ、瞬間的な登場もありますが、それすらも非常に効果的。さらに例えばサティーンとクリスチャンが異なる曲を歌いながら愛を語り合うというような、既存曲で物語を紡ぎながらも演劇的にしっかりと成立させる手腕にも脱帽です。
もちろん映画版でも大きな感動を呼んだ「Come What May」もございます。「何があっても」と高らかに愛を謳うサティーンとクリスチャン……望海さんが、平原さんが、井上さんが、甲斐さんがと想像するだけでうっとりですね。
個人的には1幕ラストを飾る"Elephant Love Medley"でa-haの「Take On Me」が聴こえたときは“ここでa-haキタ!”と秘かに興奮。その後、次々に愛を歌い上げ「Your Song」で最高潮と思いきや、「I Will Always Love You」までたどり着くという盛に盛った展開には驚きを隠せませんが、行くところまで行く!感は爽快。
<豪華キャスト&魅惑のキャラクター>

Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christian

Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christian
スパークリング・ダイヤモンド、ムーラン・ルージュの看板スター
サティーンは、仲間の踊り子たちからも慕われる存在。我が家とも言えるムーラン・ルージュの危機、仲間を路頭に迷わせるわけにはいかないと決意する自立した女性という印象。歌唱力や魅せる力はもとより、
望海風斗さんのカリスマ性、平原綾香さんの包容力がサティーン像にマッチします。
スター然とするだけでも悲劇のヒロインというだけでもなく、可愛らしくコミカルなシーンもあるので幅広い魅力を振りまく二人の歌姫にわくわく♪ トニー賞ミュージカル衣裳デザイン賞に輝いたセクシーからゴージャスまで美しい衣裳を身に纏うサティーンもお楽しみに!
純粋純愛一直線な
クリスチャンには
井上芳雄さんと甲斐翔真さん。
若さゆえ……「愛がなければ生きていけないっ
❤」真実の愛をストレートに説くクリスチャンの煌めき、
大人になれない……デュークとサティーンの関係に嫉妬、葛藤、超苦悩(ほぼ狂気)、
こちらも感情の振れ幅広いキャラクターです。井上さんはその技量と清廉さで、甲斐さんは等身大の若さと勢いで、「困った人ね」と思いつつも愛さずにいられないクリスチャンを舞台上に立ち上げることでしょう。お二人の甘く甘く、どこまでも甘くとろけるような歌声に包まれましょう。甲斐さんの『RENT』ロジャーからのクリスチャンというのも、貧しいけれど情熱はあるボヘミアン繋がりで期待が膨らみます。

Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.

Sahr Ngaujah as Toulouse-Lautrec, Aaron Tveit as Christian and Ricky Rojas as Santiago
ムーラン・ルージュに生きる人々はほかにも
ムーラン・ルージュの支配人
ハロルド・ジドラーは
橋本さとしさんと松村雄基さん。ともにナイトクラブを盛り立ててきたサティーンとの信頼関係は厚く、みんなのお父さんのような存在感。サティーンをデュークに引き合わせることは彼にとっても苦渋の選択であるとにじませる人情味あふれるキャラクター。それと同時に、幕開けの"Welcome to the Moulin Rouge!"から観客をムーラン・ルージュの世界にいざなうエンターテイナーでもあるジドラーは作品の要。
ジャン・バルジャン、エンジニアなど帝国劇場で大役を務め、数々の作品を支えてきた橋本さんのジドラーは当たり役の予感。一方で、キャスト発表時のうれしいサプライズでもあった松村さんもすごく楽しみ。本作は19世紀末のパリが舞台ですが、物語のテイストは“濃い目の愛(憎)”。これはかつて昭和の日本で視聴者を虜にした大映ドラマにも通じるものがある!
(と思うのはおけぴスタッフだけでしょうか) あの濃度の物語の中でも強い存在感を放っていた松村さんのジドラーにも期待が高まるのです。橋本さん、松村さん、お二人の円熟の魅力で高らかにEverybody Can Can!を叫んでください!
ショーの作家・演出家の
トゥールーズ=ロートレックには
上野哲也さん、上川一哉さん。このロートレックがたまならくナイスなキャラクターなのです。サティーンとは幼馴染で秘かな恋心を抱きつつも、自らは身を引き、自分が成しえなかったサティーンを愛し救う役を若く才能あふれるクリスチャンに託す。この心意気ですよ。
そして彼が歌う名曲「Nature Boy」には
The greatest thing you'll ever learn is just to love and be loved in return
この世で最高の幸せは、誰かを愛しその人からも愛されることだ
映画にも登場した、本作の主題とも言える美しい言葉が登場します。
また、ロートレック、ムーラン・ルージュ、画家とくればお分かりの通り、この役はムーラン・ルージュのポスターをはじめ、夜の世界に生きる踊り子たちを愛情をもって描いた実在の画家のロートレックを反映したキャラクターとなっています。優しさと深い愛、強さをもつロートレックを上野さん、上川さんが誠実に演じてくれることでしょう。

Ricky Rojas as Santiago and Robyn Hurder as Nini

Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.
ロートレックの仲間のアルゼンチン人振付家
サンティアゴには
中井智彦さん、中河内雅貴さん。その恋人でムーラン・ルージュのダンサー
ニニには
加賀 楓さん、藤森蓮華さん。
サンティアゴとニニの見せ場は、なんと言っても2幕の幕開き"Backstage Romance"。ヒット曲満載の本作の中でもきらりと光るキラーチューン、レディ・ガガの「Bad Romance」に乗せて届けられる官能的で挑発的、もちろん情熱的なデュエットダンスはゾクゾクものです。それに続く、アンサンブルキャストも加わったショーのリハーサルシーンも含め、トニー賞振付賞受賞に裏打ちされた迫力のダンスにも魅了されること請け合い。あまりのインパクトに帰り道は多くの観客が「RA-RA-AH-AH-AH~」と口ずさんでいることでしょう。
この色気が服を着て歩いているようなサンティアゴ、中井さんの艶めくバリトンボイスと中河内さんの情熱的なダンス、それぞれの魅力がさく裂しそう。そして、2幕冒頭だけでなく、1幕の頭にもパンチの効いた「Lady Marmalade」をレディM(ニニ、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール)の1人として歌い踊り観客を官能の世界にいざなうニニは大注目キャラクター! 昨年12月にモーニング娘。及びハロー!プロジェクトから卒業された加賀さん、米国バレエ留学を経て『ウェイトレス』『ガイズ&ドールズ』など確かな実績を誇る藤森さん、両ニニからは目が離せないことになりそうです。

Karen Olivo as Satine and Tam Mutu as The Duke of Monroth
そしてムーラン・ルージュファミリーの敵役を一手に引き受けるのがサティーンのパトロンとなる
デューク(モンロス公爵)役の
伊礼彼方さん、Kさん。金で何もかもを所有しようとする男。わかりやすく悪役なのですが、地位、金、欲望、執着、歪んだ愛……キレイゴトだけじゃない、それもまた人間の姿。 近年、大作ミュージカルへの出演が続く伊礼さんと歌手のKさんが公爵としてのエレガンスからボヘミアンの若造への嫉妬に狂う姿まで、どんな佇まい、表情、歌声を響かせてくださるのか楽しみです。圧がすごいことになりそう!!
このように映画とは若干設定が変わっているところもありますが、それがミュージカル版ならではの魅力を生んでいます。
<帝劇がムーラン・ルージュに>
これまでに行われた各国の公演でも大きな話題となったのは、赤いカーテン、シャンデリア、象と赤い風車のオブジェなどが劇場に出現し、空間全体がムーラン・ルージュの世界になっているということ(トニー賞ミュージカル装置・照明・音響デザイン賞)。つまり帝劇がムーラン・ルージュに! 洗練されたレトロ、これって帝劇にピッタリですよね!! 帝劇の長い歴史に、またひとつ新しい景色が誕生します。そして、この観劇体験は、きっと特別な高揚感をもたらしみなさまの心に大切に刻まれるでしょう。
(作品を象徴する象と赤い風車、愛の語らいから駆け引きまでロマンティックでスリリングなやり取りが繰り広げられるサティーンのドレッシングルームが「象の間」、フランス語で赤い風車を意味するムーラン・ルージュに由来します)❤サティーンとクリスチャン、禁断の、運命の、世紀の愛の物語。幕開けの"Welcome to the Moulin Rouge!"から"More More More! (Encore)"まで、退廃の美と、たぐいまれなる絢爛豪華なショータイムと共にお届けする『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』日本初演。おけぴ観劇会でともに享楽のときを過ごしましょう。Everybody Can Can!みんなでカンカン!
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』@帝国劇場にて
❤おけぴ観劇会開催❤
2023年7月8日(土)18時 →3/17(金)15時〆で抽選受付中
2023年7月27日(木)18時 →3/17(金)15時〆で抽選受付中
2023年8月5日(土)18時 →3/25(土)15時〆で抽選受付中
<おけぴ管理人一言>
私管理人、先日韓国で「ムーラン・ルージュ」韓国公演、観てきました!!
まずは劇場ロビーがフォトスポット多数で大賑わい!
(帝劇公演でもフォトスポットが誕生してほしい!!と期待してる管理人です♪)
と観劇前のロビーからすでに気分高騰なのですが、さらに劇場客席に入ると、
情熱的で真っ赤なハートのセットに、煌めくシャンデリア(まさに豪華絢爛!)
客席下手側には赤い風車(“ムーラン・ルージュ”はフランス語で赤い風車)
客席上手側には巨大な象さん(サティーンのドレッシングルーム。この作品の象徴的存在)がドーンと目に飛び込んでくるのです(これで観劇ボルテージ急上昇!)!
さらに開演前のプレショーではムーラン・ルージュのダンサーが観客を挑発するかのようにゆっくりたっぷりと動き、
退廃的なムードを振りまきながら私達を作品世界へいざなってくれて…
ミュージカルってオープニングの掴みがものすごく大事と思うんですが、この作品のオープニング、めちゃめちゃ掴まれますよ!
本編のムーラン・ルージュ観劇感激レポはぜひこちらにてご覧ください!
そして最後のフィナーレショーがこれまた凄い。
本編後のショー(曲名“More More More! Encore")は、観劇の満足度をより一層高め、
もう一度観たくてたまらなくなる魔力を持っていますよ!これはもうぜひ劇場で生でご体感下さい!
ちなみに韓国では1日目を1階から、2日目を2階から観劇したのですが、
1階席は、地続きのエネルギーで“そこに生きる人間”を感じる没入型一体感!
2階席は、この作品を象徴する“青い象と赤い風車と光り輝く電飾”という額縁ごと味わう醍醐味を堪能!できる空間でした。
正直申しますと、どちらもオススメです!どちらでも観てほしい!!
ムーラン・ルージュといえば、情熱的な赤の世界!
敷き詰めれれた赤いカーペットに座席も赤の帝劇はもうこの作品にぴったりすぎる劇場です!
しかもムーラン・ルージュといえば夜!
今回のおけぴ観劇会、3公演とも夜でございます!
ぜひ皆様のご参加お待ちしております!!
韓国公演おけぴ体験レポもぜひあわせてご覧ください!
写真提供:東宝演劇部
おけぴ取材班:chiaki(編集・文)監修:おけぴ管理人