(写真右:ヤングズボン船長役で2年連続出演のなだぎ武さん)
関西から世界へ向けた新しいミュージカル
『ズボン船長』!
あの
『魔女の宅急便』シリーズで知られる児童文学作家・
角野栄子さんが、
神戸からブラジルに渡った自らの渡航経験を元に書いた『ズボン船長さんの話』を、
世界ではじめてミュージカル化。
【2015年東京公演の感想追記!】
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冒頭の子供たちが歌っている歌声からラストまで、歌やダンス、
ストーリーに引き込まれました!!
少年ケンと一緒に旅や冒険をしている気持ちになれました!
プロジェクションマッピング風な映像が美しかったし、
ストーリーも夢があって壮大だし、衣裳も素敵でした。
小ちゃな子役の子達もかわいかったです!!
子供向けミュージカルと思いきや、
大人も存分に楽しめる上質なミュージカルでした!!また観たいです!!
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Wキャストということで、昼夜観劇したのですが、
特に主役ケン役の男の子の個性がまるで異なり、
作品の印象がまるで違ったものとなり、二度楽しめました。
動く絵本のような作品、素敵でした。
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おばあさんヨヨネ役、井上珠美さんの歌が絶品です。
若かりしフィフィ爺さんの井上遼介さんも。
楽曲やシーンも含め、尻上がりに盛り上がっていく感じで、
ケン君の成長もとてもはっきり感じられました。
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ズボン船長の宝物にまつわる旅のひとつひとつが
美しい映像や衣装で楽しく表現されていました。
歌も素晴らしかったです。
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わかりやすいストーリーのシンプルさが際立ったミュージカルでした。
子供達の透き通った声が響きました。
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何といってもお子さんたちの演技に元気づけられました。
映像効果が舞台を引き立てていました。
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登場人物のセリフのひとつひとつが、
心に訴えるもののあるものばかりでした。
明日からの生き方を、少し考えてみようかなと思える作品です。
子どもたちもパワフルで、元気をもらいました。
私も宝物を大切にして、
限りある人生を歩んでいきたいです。
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プロジェクションマッピングと言うのでしょうか、
背景がとても美しくて、
本当に海を観ているようでした。綜馬さん、コング桑田さん、
エド・はるみさんがさすがの貫録で、楽しかったでした。
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子供達のパワーが眩しい!映像が絶妙。
伊藤潤一郎さんのお声が良いんだわ~
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映像を使った演出に最初はびっくりするものの、
だんだんとしっくりくるようになりズボン船長の冒険した海が
身近に感じられるようになります。
夏の匂い、音、わくわく感を冬ながらに思い出させてくれるミュージカルでした!
鈴木綜馬ズボン船長の優しさ、頼もしさ、歌の素晴らしさは圧巻ですし、
なだぎ武ヤングズボン船長の面白おかしさが
とてもいい具合に配置されていました。
とても楽しかったです
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とても平和で心暖まるミュージカルでした。
子供時代のわくわくした気持ちがよみがえりました。
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東京公演は1/25迄新国立劇場中劇場にて出港中。
出演者、公演詳細などは公式HPをご覧くださいませ
2012年の初演からこれまで、
浜畑賢吉さんや木村花代さんなどミュージカル界のスターを招き、
オーディションで選ばれた、たくさんの子どもたちと一緒に、
夢とワクワクがいっぱい詰まったステージが上演されてきました。
今年の夏休みも、
鈴木綜馬さん、
なだぎ武さん、
♡さゆりさん(かつみ♡さゆり)ら
バラエティ豊かなキャストとともに、
大阪・梅田芸術劇場シアタードラマシティでの上演が決定したときいて、
お稽古場にお邪魔してまいりました!
大人顔負けのパフォーマンスをみせてくれる子どもたち
主役の少年・ケンなど、子どもたちが演じるメインの役は
日替わりトリプルキャストです♪
劇団四季で活躍したアクター・ダンサーでもある演出家・
岸本功喜さん、
同じく劇団四季を経て作詞作曲も手がける
小島良太さんのおふたりを中心に、
舞台プロデュースや、ミュージカルスクールの運営など、
幅広く活動中の
アークスインターナショナルが制作する
「こどもたちがワクワクする」ミュージカル、
それが
『ズボン船長』です♪
身体が弱く、学校の友達にもなかなかなじめない少年・ケンが、
夏休みに出会ったのは、家の前にズボンの旗を掲げる「元・船長さん」。
若い頃から七つの海を渡り歩いてきた船長さんの不思議な話に惹かれ、
やがてケンは心に “宝物” をもらいます。
稽古を見守る原作者の角野栄子さん
角野栄子さんの原作を元に作りあげられたミュージカル版。
そのみどころのひとつは、
なんといっても少年・ケンが
船長さんのお話の中で
一緒に冒険をするということ!
舞台上には現在のズボン船長と、
冒険に明け暮れていた頃のヤングズボン船長が登場するんです。
1年ぶりの『ズボン船長』
まずは台本を入念にチェック!
この日の稽古には、
昨年もヤングズボン船長を演じた、
なだぎ武さんが初合流。
久しぶりの歌やダンス、そしてセリフに「ついていけない!」とぼやきつつも…
音楽が流ればこのとおり…
からだが自然に…
動き出す!
なだぎさんの登場に拍手喝采のこどもたち♪
なだぎさん以外にも、
『ミス・サイゴン』など大作ミュージカルにも出演されている
小西のりゆきさんや、
ケンの母親役で初登場の
♡さゆりさん(「ぼよよーん」♪)、
ズボン船長を演じる
鈴木綜馬さん(この日は不在だったため小島良太さんが代役)など、
こどもたちのパワーをしっかりと受け止める大人キャストが集結しています。
こちら海賊一味。
小西のりゆきさん(写真右)のしぶーい声が稽古場に響き渡ります!
大暴れする海賊たちの迫力演技に角野先生も思わず拍手♪
(隣は演出の岸本功喜さん)
サービス精神いっぱいの♡さゆりさんの登場で稽古場が一気に明るくなります
作曲を手がける小島良太さんも出演されますよ♪
この日の稽古では、
学校に馴染めないケンが「冒険に出たい!」と歌うオープニングシーンや、
ズボン船長たちが出会う不思議なお祭り「カルバナル」のシーンなどが披露されました。
「サウンド・オブ・ミュージック」「アニー」「ライオンキング」など
大作ミュージカル出演経験あり、という子も何人か。
歌も踊りもレベルが高い!
できるだけたくさんの子どもたちに、
「舞台に立つ喜びを知ってほしい」という願いで上演される
ミュージカル『ズボン船長』。
海賊との対決や、みたこともない動物との出会いなど、
心がワクワクするような冒険に加え、
「“生と死” への気付き」の物語でもあります。
「今日は見学の人がたくさんいて緊張したでしょ?
緊張するといつもどおりのことができなくなっちゃうよね。
だから緊張しても大丈夫なように、
いまからたくさん練習をしなくちゃいけないんだよ」
こう子どもたちに語りかけていた演出の岸本功喜さん。
その言葉をうけて、稽古に向かう子どもたちの眼差しがとにかく真っ直ぐ!
そして歌声も歌詞も、観ているこちらの心に真っ直ぐに届きます。
「ひとりの男の子が体験する、一生忘れられないひと夏の冒険」子どもと大人が一緒に作り上げる、
関西発のオリジナルミュージカル『ズボン船長』は、
いよいよ7月25日から梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演されます。
休憩中も台本チェックに余念がないこどもたち
そして…大人も!
ミュージカルならではの楽しさと喜びに満ち溢れた音楽とダンス、
大人も子どももワクワクするような夢と不思議、
そして切ないほろ苦さもつまった舞台は、
ミュージカルに初めてふれる子どもたちはもちろん、
ミュージカルフリーク!な大人たちにも、
きっと何かを残してくれそうです。
ぜひ劇場で、ケンとズボン船長、
そして素敵な仲間たちに出会ってきてくださいませ♪
<ミュージカル『ズボン船長』予告編映像>
おけぴ取材班:mamiko 監修:おけぴ管理人