単なる観劇を超えた「思い出の1日」を作るというコンセプトで、サプライズ・ウェディングなどの演出を手がけ「一生モノの感動」に携わってきたディレクターの本田潤さんが作・演出する舞台
『3月の週末を素敵にする演劇「アワーグラスと桜の木」』が、3月24日・25日に座高円寺2にて上演されます。
「観劇前後の体験まで含め、“ちゃんと”楽しませる」をモットーに立ち上げられたChant Theatre(チャントシアター)のプロジェクト第1弾となる本作。
絶縁状態の父子関係を基軸に、夢への渇望や母の葛藤などを描く物語が、音楽やパフォーマンスを交えて紡がれる舞台に加え、観劇前後にロビーで楽しめる写真展やマルシェなども企画中とのこと。
舞台上の作品だけではなく、劇場に向かうまでの時間も含めて、普段、演劇を見る習慣のない人にも楽しめる、“演劇らしからぬ”公演デザインを目指すというChant Theatre の第一歩として、いったいどんなサプライズを用意してくれるのか。ぜひ劇場で、そして劇場の外でも、その新たなチャレンジにご注目ください♪
【作・演出の本田潤さんからコメントが届きました】
この世に、観た人全ての心に届く作品があれば…。
そして、その作品をより多くの人に観てもらえる環境がつくれれば…。
この団体は、観客に届く作品づくりをモットーに、観劇体験の機会と可能性を拡げるために活動していきます。
その作品は、誰にも覚えのある経験や感情を描き、人生に根ざしたテーマを通して、「明日」を迎えるための意味を提示します。
その活動は舞台上だけには留まらず、より上質な「観劇体験」を提供するために広がります。様々なクリエイターとのコラボ、娯楽施設や文化施設と協力しながら舞台を外に広げ、人々の観劇体験を広げていければと考えております。
良い作品に出会う機会を増やし、観劇を通してひとの人生を明るくすること。そしてその輪を広げていくこと。
これが我々の活動理由だと感じています。
社会を支えるものは文化であり、文化とは人間活動であると信じております。
我々の第一弾となる作品「アワーグラスと桜の木」は、春の訪れを感じる3月末に行なわれます。
出会いと別れ、始まりと終わりを予感するようなこの季節に、ひとつの旅に出た青年と少女のお話です。
父親の愛人を探し出し、母親に離婚を決意させる。その目的で出発したふたりは、旅を通して思わぬ変化を迎えます。
それは、大人であること、子どもであること。そして、親と子であることを知る旅になります。
ひとはいつ、子どもから大人に成長できるのか。
ひとは何を残していけるのか。
そんな思いを届けてくれる作品であると感じています。
3月の週末、春の足音を皆さまと聞ければ幸いでございます。
情報提供:Chant Theatre 記事制作:おけぴネット