撮影:ヤン・ブース
憂い顔の6人が織りなす『幸福論』、その二つの物語。
能・狂言を土台に現代演劇を創作する、世田谷パブリックシアター芸術監督企画の最新作!長田育恵 × 瀬戸山美咲のタッグが、現代に生きる人々の幸福について描き出す現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」、キャストが発表されました。おけぴ公演NEWS 2020/02/21(長田さん、瀬戸山さんのコメントはこちらから 瀬奈じゅんさん、相葉裕樹さん、清水くるみさん、明星真由美さん、高橋和也さん、鷲尾真知子さん、この6名の出演者が「道成寺」「隅田川」でそれぞれ異なる役を演じ、
それぞれの幸福論を立ち上げます。
「道成寺」では、父・母・息子の幸福な家族がさらなる幸福を激しく求めた結果の悲劇を描き、
「隅田川」では、運命的に出逢う3世代の女たちが、誰の目も届かない社会の片隅でありえるかもしれない物語が紡がれます。
現代に生きる人々の幸福とは何なのか。是非劇場でご体感ください。
【「現代能楽集」シリーズについて】
世田谷パブリックシアター芸術監督である狂言師の野村萬斎が企画・監修を務める「現代能楽集」シリーズは、芸術監督方針である
「地域性、同時代性、普遍性」「伝統演劇と現代演劇の融合」「レパートリーの創造」という三つの柱にもとづき、古典の知恵と洗練を現代に還元し、現在の私たちの舞台創造に活かしていきたいという考えから、生まれたシリーズです。
2003 年以降、川村毅、鐘下辰男、宮沢章夫、野田秀樹、倉持裕、前川知大、マキノノゾミなど、日本の演劇界を代表する錚々たる顔ぶれが作・演出を手掛けてきました。それぞれが能の物語に着想を得て新作を書き下ろし、時には能の演出手法に触発されながら、新たな「現代能楽集」を生みだしてきました。
記念すべき第10弾となる今回は、近年、演劇賞を立て続けに受賞している、
気鋭の劇作家/演出家・瀬戸山美咲と、たぐいまれな筆力をもつ劇作家・長田育恵により、今を生きる私たちのための現代演劇を創作。
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました