明日8月11日(火)、日比谷シアタークリエにてミュージカル『メイビー、ハッピーエンディング』(作:ウィル・アロンソ&ヒュー・パーク、翻訳・訳詞・演出:上田一豪)が初日を迎えます。韓国のミュージカル賞を総なめにした、人間よりも人間らしい、愛すべきヘルパーロボット達の物語が、いよいよ日本人キャストで初上演されます。
近未来を舞台にしたロボットたちの物語を彩るのは、古き良きジャズの名盤を思わせるようなあたたかなメロディ。ある目的のために行動を共にすることを決意したヘルパーロボットのオリバーとクレアの交流を通して見えてくる景色は──。
初日を控えた浦井健治さん、中川翔子さん、花澤香菜さん、坂元健児さん、斉藤慎二さん(ジャングルポケット)のコメントをお届け致します。
【浦井健治(オリバー役)】
「いよいよお客様が入っての上演ということで、
稽古場から皆で和気あいあいとやってきたものがようやく花開く、と言いますか。
ほっこりしていただくような時間を皆さんと一緒に過ごせるということで、
本当にハッピーな気持ちでいっぱいでございます。
このメンバーならではの日本版になるんじゃないかなと思っています。」
【中川翔子(クレア役・Wキャスト)】
「本当に全身がフワフワしていて夢なんじゃないかなって思ってしまうくらい、
シアタークリエに立てるという事が、本当に人生において特別なことです。
物語もとっても幸せな気持ちになれて毎日笑顔いっぱいで稽古に励んでまいりましたので、
全身全霊でクレアを楽しみたいと思います。」
【花澤香菜(クレア役・Wキャスト)】
「(劇場に入って)舞台を見た時に本当に素敵で、
一目見た瞬間にメイビー、ハッピーエンディングの世界に入れるような感じの作りになっていてとってもワクワクしました。クレアを演じられるのを楽しみにしております。」
【坂元健児(ジェームズ役・Wキャスト)】
「約一か月間稽古してきて、すごく面白い作品になったと思ってます。
初日が迎えられる喜びを味わいたいですね。
今はとにかく気を引き締めて、初日を迎えることを願っております。」
【斉藤慎二(ジェームズ役・Wキャスト)】
「素晴らしい方々と共演できることを本当に嬉しく思っています。
新宿の「ルミネ」というところでは何度も立たせていただいたんですけども、
全く緊張感が違うなと言うか(笑)。
皆さんと一つの素晴らしい作品を作れることを本当に誇りに思っていますので、
一生懸命頑張りたいと思います。」
☆注目してほしいシーンは?☆
浦井さん「本当に心温まるストーリーです。そのピュアさと言いますか、“ピュアピュア”な感じが一番出ているのが、蛍を見に行くシーンだと思います。蛍の幻想的な輝き、一瞬のきらめきなのかもしれないですけれど、それが永遠の愛と言いますか。幸せな瞬間として心の中に残る、そんなシーンじゃないかなと。
オリバーとクレアを通して、演劇って消えちゃうものだけど、きっと一生心に残るんじゃないかな、というところがリンクしているような気がするので。
その素晴らしさを体感していただけたらなと思います。」
中川さん「この作品は音楽が本当に素晴らしくて、もう一日中胸の中に音楽がぐるぐる回ってしまうぐらいです。なのでオリバーとクレアは最初対立をしているのですけれど、
音楽でどんどんとお互いの気持ちが出ていって、そして稲妻に打たれたみたいにハーモニーが重なり合っていく。本当に素敵で、ミュージカルってなんて美しい世界なんだろうって、
演じながら本当に幸せを感じております。」
花澤さん「心の触れ合いが一番見所かなと思います。ジェームズとオリバー、そしてクレアとオリバーの関わりがどうなっていくのか注目してほしいのと、坂元さんと斉藤さんがいろんな形で舞台に出てくるのがすごく楽しみで(笑)。
いつも笑いをこらえるのが大変なんですけど、そこも注目していただきたいなと思います。」
坂元さん「個人的なことで言わせていただきますと、ジェームズという役はいくつかキャラクターを演じさせていただいております。
たった5秒しか出ない役もありまして、そのたった5秒のために早替えを5秒でやるという、そんなシーンがありますので、注目していただけたら嬉しいです(笑)」
斉藤さん「(オリバーとクレアの)ドライブのシーンですね。音楽が本当に素晴らしいんですよね。リズムを取りたくなるような、本当に二人の雰囲気が素晴らしくて、
そこはいつも見ていてなんかワクワクするシーンというか。
注目してもらいたいなと思ってます。」
☆斉藤さんはミュージカル初出演ですが―☆
斉藤さん「僕はミュージカル初出演ということで、出演者の皆さんやスタッフさんにもたくさん迷惑を掛けたり、色々と分からない部分が本当にたくさんあって、それを修正していくことで精一杯な毎日だったんですけど、一つずつ形ができていく中で、自分も皆さんの一員になれたことを本当に幸せに思っています。
でも自分が初めてだからというのは何の言い訳にもならないですし、お客様はやっぱり、ひとつのミュージカルを見に来てるわけですから、そこで自分がやることを精一杯やって皆さんの印象に残るような素敵なミュージカルにしたいと思っています。一生懸命頑張りたいと思います。はい!」
☆意気込み☆
浦井さん「メンバー、スタッフ全員が、またお稽古ができるという喜びからスタートしました。
意気込みとしてはもちろん完走!
一回一回が、本当にキラキラ光っているようなかけがえのない瞬間瞬間の輝きだと思っているので、それを目撃していただくというのが最終的な目標かなと思っております。
あとはもう、お客様に楽しんでいただけるように我々みんなも楽しんでいけたらな、
と思っております。」
おけぴレポも近日公開です!
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました