2022年~2023年4大都市上演ミュージカル『エリザベート』が帝国劇場にていよいよ開幕!
花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです。(花總まり)
とにかく最後まで諦めず闘い、もがいて…エリザベートの人生を生き抜きたいと思います。(愛希れいか)
どんな困難や逆境にも耐え必死で自分の人生を生き抜くエリザベート。今、この時代にこの作品が届けられることに大きな意味を感じながら、一つ一つ大切に挑みます。(山崎育三郎)
自分なりの“新しいトート像”を創り上げ仕上げたつもりなので、その変化をご覧いただけたら嬉しいです。(古川雄大)(コメント全文は記事後半に!)
死、それは偉大なる愛― 自由を愛し、類なき美貌を誇ったハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートと、彼女を愛した黄泉の帝王“トート=死”。トートはエリザベートが少女の頃から彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかトートの愛を意識するようになる。しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、自らの死を意味した。滅亡の帳がおりる帝国と共にエリザベートに“運命の日“が訪れる―。
2000年の東宝版初演から観る者を魅了し続けてきた大ヒット
ミュージカル『エリザベート』。タイトルロール、オーストリア皇后エリザベートには
花總まりさんと
愛希れいかさん。1996年に宝塚歌劇団による日本初演でエリザベート役を務めて日本国内のみならず、ウィーンの製作人からも高い評価を得た花總まりさんにとって、本公演が四半世紀以上を共に歩んだエリザベート役の集大成となります。
黄泉の帝王トートには、
山崎育三郎さん(東京公演のみ)、
古川雄大さん、井上芳雄さん(福岡公演のみ)の三俳優が集結!2020年、新型コロナウイルスの影響で幻となった“山崎トート”が、遂に帝国劇場に降臨です。
帝国劇場にて初日を迎える花總さん、愛希さん、山崎さん、古川さんよりコメントが届きました。舞台写真とともにご紹介いたします。
【花總まりさん】
エリザベート:花總まりさん
初日を迎えるにあたり、いつもながらですが、もっと時間が欲しいと思ってしまいます。
もうすぐ幕が開きます、心を込めて今できることを精一杯やりつくそうと思っております。花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです。来年1月31日までのすべての公演を、心を込め、1回1回を誠実に、大切にしていきたいと思っております。ミュージカル「エリザベート」の世界をどうぞお楽しみくださいませ。劇場でお待ちしております。
【愛希れいかさん】
エリザベート:愛希れいかさん フランツ・ヨーゼフ:田代万里生さん
劇場に入り、いよいよはじまるんだなと実感してきて、今は緊張感でいっぱいです。とにかく最後まで諦めず闘い、もがいて…エリザベートの人生を生き抜きたいと思います。私としては、もう一度挑戦できる喜びや緊張、様々な思いがありましたが、何よりも2020年の公演を楽しみに待っていて下さったお客様の事を考えるととても胸が痛かったので、今回はより一層気合いが入りました。今、カンパニー全体が"この作品を必ずお届けしたい"という熱い想いで溢れています。私が今できる全てを懸けて挑んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。劇場でお待ちしております
【山崎育三郎さん】
トート: 山崎育三郎さん
2020年4月の公演中止から2年半が経ち、幕が上がるこの日をずっと待ち望んでいました。
今は、エリザベートカンパニーで帝国劇場の舞台に立てる喜びを噛み締めています。これまでルキーニとして出演してきて今回初めてトートを演じますが、稽古を重ねる中で、同じ作品でも角度が変わるだけで、こんなにも作品への捉え方、感じ方が変わるものだと驚きの連続でした。トート役に対しての解釈も、ある意味正解がなく、自分自身と向き合う時間でもありました。稽古の中で、小池先生から「孤独と陰」というテーマをいただき、自分の中にある影が反映されているトートのような気がします。そして作曲家リーヴァイさんがおっしゃっている挑戦的で攻撃的なトートも強く意識して挑みたいと思います。ついに帝国劇場で「エリザベート」の幕が上がります。どんな困難や逆境にも耐え必死で自分の人生を生き抜くエリザベート。今、この時代にこの作品が届けられることに大きな意味を感じながら、一つ一つ大切に挑みます。
帝国劇場が2025年をめどに一時休館するということも発表されましたが、今、この奇跡の瞬間を全力で楽しみたいと思います。
【古川雄大さん】
トート:古川雄大さん
すごく緊張感が高まっています。トート役は二度目となりますが、時間を重ね経験を積んでもなお、この作品、この役の重さを感じています。稽古期間は、改めてトートと向き合って、難しさを痛感した時間でした。今回は、前回のトートから自然と進化したところ、自分の成長が活きるところや、自分がこの三年間であたためてきたアイデアを取り入れたりしたところが多数あり、観て「変わったな」と感じていただける部分が多いと思います。この作品におけるトートについてはいろいろな解釈がありますが、自分なりの“新しいトート像”を創り上げ仕上げたつもりなので、その変化をご覧いただけたら嬉しいです。
フランツ・ヨーゼフ:佐藤隆紀さん
ルドルフ:甲斐翔真さん トート:山崎育三郎さん
写真中央)ルドルフ:立石俊樹さん
ルイジ・ルキーニ:黒羽麻璃央さん
ルイジ・ルキーニ:上山竜治さん
【おけぴ編集 ダイジェスト映像】
この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました