【公演NEWS】新国立劇場 フルオーディション企画・第6弾 ミュージカル『東京ローズ』(2023年12月)全キャスト募集します!

フルオーディション企画第6弾は初のミュージカル!
2019年に英国で発表された『東京ローズ』を上演します!!


小川絵梨子芸術監督が、その就任とともに打ち出した柱の一つ、「すべての出演者をオーディションで決定する」フルオーディション企画、その第6弾の詳細が決まりました!

2019年より始まりました本企画、第6弾となる今回は初のミュージカル作品となります。演出は、ストレートプレイからミュージカルまで多彩な作品を手掛け、海外にも活躍の場を広げる藤田俊太郎が手掛けます。2022年11月25日より応募を開始、23年1月末から2月にかけてオーディションを開催、合格者には23年10月からスタートする稽古に参加、12月の公演に出演していただきます。

フルオーディション企画第6 弾の開始にあたって、芸術監督の小川絵梨子、演出家の藤田俊太郎より、応募してくださる皆様に向けたコメントが到着しました。


<演劇芸術監督・小川絵梨子より>

2018/19シーズンより続けて来たフルオーディションの企画ですが、この度、初めてのミュージカル作品に挑戦します。毎年、夏季に中高生向けの演劇ワークショップを開催しているのですが、多くの参加者がミュージカル作品への興味を持っています。「ストレートプレイ」と区分けされる、いわゆる歌の無いセリフだけのお芝居も、ミュージカルも、その根本は同じであると考えてはおりますが、この度、ミュージカル作品への初挑戦をもって、オーディション企画の更なる発展と可能性の拡大を目指して参ります。

作品の『東京ローズ』はイギリスで初演されたばかりの新作です。ロンドンの若いクリエーターたちによる作品となり、この度の日本での上演に当たっては、大変に快く、全面的な協力をして下さることとなりました。演出には、以前よりフルオーディションでのミュージカルにとても興味を持って下さっていた藤田俊太郎さんをお迎えしております。

これまでの作品では機会のないとお考えになっていた方々にも、もし本作に興味を持って頂けましたら、ぜひオーディションにご参加頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。



<演出家・藤田俊太郎より>

プロフィール
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。在学中の2004 年、ニナガワ・スタジオに入り、15年まで蜷川幸雄作品に演出助手として携わる。ミュージカル『The Beautiful Game』の演出で第22回読売演劇大賞優秀演出家賞、杉村春子賞を、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の演出で第24回読売演劇大賞優秀演出家賞を、『ジャージー・ボーイズ』『手紙2017』の演出で第42回菊田一夫演劇賞を、絢爛豪華祝祭音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』、ミュージカル『NINE』『VIOLET』の演出で第 28 回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第 42 回松尾芸能賞優秀賞演劇部門をそれぞれ受賞。そのほかの主な演出作品に、『ラヴ・レターズ』『ミネオラ・ツインズ』『ピーター・パン』『Take Me Out』『sound theater Ⅵ・Ⅶ』『ダニーと紺碧の海』、美女音楽劇『人魚姫』『話してくれ、雨のように…』『喜劇一幕・虹艶聖夜』など。新国立劇場では、『東京ゴッドファーザーズ』を演出。


2019 年に女性を中心としたイギリスのカンパニーBURNT LEMON THEATRE が立ち上げた、女性だけのキャストでお届けする『東京ローズ』の日本初演を演出することに大きな喜びを感じています。

作品のテーマは「アイデンティティ」「ルーツ」「未来」です。
物語の主人公はアイバ・戸栗・ダキノ。東京ローズと呼ばれ、太平洋戦争が開戦した激動の中自分の意志や出生に誇りを持って生きた日系二世の女性です。
誰もが生きるのに必死だった時代。彼女は、戦中日本ではアメリカ人として存在を問われ、戦後アメリカの反日感情が渦巻く中では反逆罪に問われました。アイバは格闘し続けました。
私たちのカンパニーは、アイバの人生を追体験しながら、2020年以降見失いがちだと思えるもの・力強く他者と共鳴して生きる力を演劇として創りたいと思います。

この作品は、運命に翻弄されアイデンティティが揺らぐ中、アイバがどう生きたのかを、後世に伝えていくという構造でつくられています。
彼女は様々な立場、国籍の者たちと出会い、立ち止まり、関係を築こうと努力します。
特に戦前、戦中、戦後の10年。私は、それぞれの時代を6人の役者によってリレー形式で演じ分けていくという演出をします。つまりカンパニーのキャスト全員が一度はアイバ・戸栗・ダキノを演じ、歌のソロがあります。アイバを演じていない時は、アイバが関係した様々な男性・女性の役を演じます。罪を問われ'裁かれる側’と、罪を問い’裁く側'を演じ分けていくことになります。
作品のテーマである、私たちが生きる今の「ルーツ」を、自分の「アイデンティティ」を深く考えながら、「未来」に向かう力を表現したい。
ミュージカル『東京ローズ』を演劇のドラマとして役者の皆さんとの対話を大事にしながら立ち上げていきたいと思います。
演劇を届ける喜びを、共に感じ、覚悟を持って現場で仕事をしたいというたくさんの皆様の応募をお待ちしております。
いただいた音源は責任を持って全て大切に聴かせていただきます。なにとぞ宜しくお願い致します。


<BURNT LEMON THEATRE と“TOKYO ROSE”>
BURNT LEMON THEATRE は2017年に活動を開始した英国の女性を中心メンバーとした演劇集団。「TOKYO ROSE」の作家キャラ・ボルドウィン、英国版の演出を手掛けたハンナ・ベンソンをはじめ、メンバーの多くが演出と俳優、振付と俳優、作曲と俳優、など公演においては色々な役割を兼任しながら作品創作を行っている。
本国では次代を担う演劇集団として、今最も注目を浴びる演劇集団である。
“TOKYO ROSE”は 2019 年にエディンバラ・フリンジで初演され、完売した BURNT LEMON THEATRE の代表作で、その年のUNTAPPED AWARD、Les Enfants Terribles Stepladder Awardを受賞。ディベロップを重ねながら 2021 年に英国内ツアーを行った、日本軍が第二次世界大戦中におこなった連合国側向けプロパガンダ放送の女性アナウンサー「東京ローズ」として唯一知られているアイバ・戸栗・ダキノを描いた物語である。

ものがたり
「Who is Tokyo Rose?」
アイバは 1916 年にアメリカで生まれアメリカで育った日系二世。日本語の教育を受けることなく1929~30 年代のアメリカで青春を過ごした。
叔母の見舞いのために 25 歳で来日し、すぐに帰国するはずが、時代は第二次世界大戦へと突入、アメリカへの帰国も不可能となってしまう。そこでアイバは、母語の英語を生かし、タイピストと短波放送傍受の仕事に就く。戦争によって起こる分断や、離散、別れ。多くの人々を襲った不幸がアイバ自身とその家族の身にも降りかかる。
やがてラジオ・トウキョウ放送「ゼロ・アワー」の女性アナウンサーとして原稿を読むことになったアイバ。その女性たちをアメリカ兵たちは「東京ローズ」と呼んだ。終戦後、アイバが行っていたことは、日本軍がおこなった連合国側向けプロパガンダ放送であったとされ、本国アメリカに強制送還され、国家反逆罪で起訴されてしまう。
戦中日本の悪名高きDJ「東京ローズ」であった罪を問われているアイバ。彼女は本当に皆が言うような悪人だったのか……?


オーディション詳細はこちらから

<演劇『東京ローズ』公演概要>
会場:新国立劇場 小劇場
公演日程:2023 年 12 月
台本・作詞:メリヒー・ユーン/カーラ・ボルドウィン 作曲:ウィリアム・パトリック・ハリソン
演出:藤田俊太郎 音楽監督:深沢桂子
芸術監督:小川絵梨子 主催:新国立劇場
オーディション詳細:https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_024544.html

この記事は公演主催者の情報提供によりおけぴネットが作成しました(一部の表記を改めました)

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