【耳に、目に、心にハピネス】ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』ゲネプロレポート



「しあわせは、だれにでも、なんにでもある…」

 いい人なんだけどツイテない男の子チャーリー・ブラウン、怒りっぽいルーシー、要領がいいちゃっかり屋のサリー、いつも青い毛布(安心毛布)を抱えているライナス、小さな天才ピアニストのシュローダー、そして世界一有名なビーグル犬スヌーピーが織りなすキュートな世界。ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』シアタークリエ再演の幕が上がりました!



チャーリー・ブラウン、サリー、ライナス、シュローダー、ルーシー、スヌーピー
花村想太さん、林愛夏さん、岡宮来夢さん、植原卓也さん、宮澤佐江さん、中川晃教さん


カラフルでポップ、まるでコミックから飛び出してきたよう!

 70年以上愛され続けるチャールズ・M・シュルツ著のコミック『ピーナッツ』を元に誕生した本作。まるでコミックから飛び出してきたような、かわいらしいキャラクターが紡ぐ“ハピネス”。耳なじみのよい音楽に乗せて、日々の出来事をポップでユーモラスに描きながら、やがて浮かび上がるちいさなしあわせたち。スヌーピー役の中川晃教さん以外は新キャストを迎えて2021年の『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』、公開ゲネプロの様子をレポートいたします。

 この作品は、初日前囲み取材で中川さんがおっしゃっていたように小さなお話がいくつも集まって構成されています。短いものは四コマ漫画のようにあっという間。でも、クスクス笑える軽いタッチの小さなお話たちが、観劇後にふり返ってみるとどれもとってもとっても愛おしく感じるのです。

 主人公のチャーリー・ブラウンは朝の清々しい空気に「今日は、きっといい日!」とご機嫌で時計を見ると学校に遅刻しそうなことに気づくなど、かなりツッコミどころ満載だけどそれも含めて魅力的な男の子。



チャーリー・ブラウンをキラッキラの笑顔と伸びやかな歌声で表現するのは花村さん


なんにでも一生懸命だけど、なかなか結果が伴わず


自信のなさを妹のサリーにも指摘されてしまう
サリーを全身で表現する林さん


動きがコミカルなところも見どころ!


ガミガミ屋さんのルーシーと弟のライナスの仁義なき戦い!
ライナスの大事な毛布をルーシーが取り上げて……


毛布が手放せず、指しゃぶりもしてしまうのだけど、
とても大人びたところもあるライナスは小さな哲学者!
宮澤さんと岡宮さんの、姉弟イイ!


ベートーヴェンを敬愛する小さな天才音楽家!
シュローダーが弾けるベートーヴェンデイ♪
植原さんが躍動します!



お待たせしました!中川スヌーピーです!

 誰よりも達観した言葉を発したり、そうかと思えば「ワンッ」と吠えたり。子どもたちとの距離感もとっても不思議なのですが、それを成立させてしまう存在感、かわいらしさがあるんです!!



そして、スヌーピーは稀代のエンターテイナー!
サパータイムは今回も大変な盛り上がり♪


 日常のちょっとしたエピソードで綴られる2時間ちょっと。くすくす笑ったり、思わず吹き出したり……マスクの下は大忙しです!

 6人のキャストが歌って、踊って、お芝居をして(コントのようなところも!)、まさに全力疾走、総力戦で届けるメッセージとは。





 大人も子どもも楽しめる素敵な作品ですが、あえて言うならば大人にこそ必要なメッセージが込められています。劇場を出るときには、日々の小さな出来事に、その日一日に感謝の気持ちがわいてくるような作品。ポップな音楽、キュートなキャラクターに、ハピネス……耳も、目も、心もよろこぶミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』はシアタークリエで4月11日まで上演。その後、ツアー公演(大阪、愛知、長野)もございます。




【公演情報】
ミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』
2021年3月30日~4月11日@シアタークリエ
4月15日~18日@サンケイホールブリーゼ
4月20日@日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
4月23日@長野市芸術館 メインホール

<出演>
花村想太/岡宮来夢/宮澤佐江/林 愛夏/植原卓也/中川晃教

<スタッフ>
原作:チャールズ・M・シュルツ著コミック『ピーナッツ』より
脚本・音楽・詞:クラーク・ゲスナー
追加脚本:マイケル・メイヤー
追加音楽・詞:アンドリュー・リッパ
訳詞・演出:小林 香

<公演HP>
https://www.tohostage.com/charlie/

おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人

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