【常に自分たちで話題を作っていけるグループを目指していきたい】メンバーが意気込みを語る「JBB Concert Tour 2024」会見レポート

JBB Concert Tour 2024開催決定に向けて、JBBメンバーの中川晃教さん、藤岡正明さん、東啓介さん、大山真志さんが意気込みを語る会見が行われました。




ミュージカルでの共演をきっかけに結成されたコーラスグループ“JBB”。「さよなら中野サンプラザ音楽祭」でのデビューコンサートから約1年、2024年6月より「JBB Concert Tour 2024」が行われることが発表され大きな反響を呼びました。この日の会見では、すでに発表された大阪（Billboard Live OSAKA）、八王子（J:COMホール八王子）、静岡（三島市民文化会館）、横浜（Billboard Live YOKOHAMA）に加え、名古屋（Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール）での開催と、昨年のJBBのデビューコンサートがライブ録音CDとしてリリースされることが発表されました。

※後日、かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールでの追加公演「JBBコンサート2024 in 東京」開催も発表されました！

【会見レポート】

──「JBB Concert Tour 2024」開催決定を受けて。


東：
中野サンプラザでのコンサートで初めて4人で声を合わせた僕らが、こうして再始動できることを嬉しく思います。いろんな場所に出向いて行き、多彩な楽曲を歌うツアーで、JBBのハーモニー、音楽の楽しさを多くの方に体感していただきたいと思っています。


中川：
ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』で出会い苦楽を共にした僕らが、公演中の舞台袖で語った夢が形になったのが、コーラスグループJBB。どんなハーモニーを届けていくか、ここからも4人で意見を出し合いながら成長していくんだと感じています。JBBで過ごす熱い日々、ワクワクドキドキが果てしなく続いています。


藤岡：
僕もアッキー（中川さん）と同じ気持ちです。前回のコンサートは、僕にとってご褒美のつもりでした。でもコンサートを終えたとき、これが始まりだと感じました。今年、「JBB Concert Tour 2024」として新たに大きな一歩を歩みだせること、僕らの歌をみなさんにお届けできることを幸せに思っています。


大山：
本番の1幕と2幕の間の会話から始まったJBB。別々の事務所に所属している僕たち4人が、舞台という枠も超えてコンサートツアーができることを幸せに感じています。この4人でいろんな場所に行けること、そこでたくさんの方に会えることを楽しみにしています。


──みなさんの仲の良い雰囲気が伝わってきますが、年代は20代、30代、40代とバラバラ。グループ内でジェネレーションギャップを感じることはありますか。



藤岡：
ジェネレーションギャップはありますよ(笑)。東は、僕を「おじじ」と呼びますし。

中川：
僕のことは何だっけ？

東：
敬意をこめて、「おじいさま」です。

藤岡：
いやいや！ 本当に彼は生意気なんですよ(笑)。

一同：笑

大山：
この4人、不思議なバランスで成り立っています。それぞれがすごく居心地がいいから一緒にいるんだろうなと思います。

中川：
でもやっぱり、とんちゃん（東さん）の表現のフットワークの軽さは感じます。これが若さかと(笑)。大山くんは、ちょうど中間管理職のようで──

藤岡：
真志は4人の中で、一番、周りが見えているからうまく間を取り持ってくれているんじゃないかと思っています。

中川：
我々、年長組はそう思うのですがどうですか。

東：
いや、もう、僕は自由にやらせていただいています(笑)。
いい意味で藤岡さんは精神年齢が低いので──

藤岡：
おいおい！！(笑)

東：
こちらに目線を合わせてくれるので、自由で楽しい、僕らがすごくやりやすい空気を作ってもらっています。

──あんまり萎縮しない感じですか。

東：
そうですね。

藤岡：
どこから見てもそうでしょ(笑)



──「JBB Concert Tour 2024」で目指すところは。

藤岡：
昨年の中野サンプラザでのコンサート以上に、実験的な部分も強めていくこと、さらにコーラスに深みを増していくこと。それを両翼にしてお届けできるだろうという手応えはすでに感じています。新たな楽曲、新たなパフォーマンスの準備はすでに始動していますが、これが上手くいった暁には、我々以上のコーラスグループはないと断言できると自信を持ってお伝えしておきます。

大山：
言い切った！

藤岡：
口から出まかせでも(笑)、言っておいた方がいいこともあるんです。

東：
個々の活動で自らの技術を高め、JBBに帰ってきたときにその一員としてグループとしてのハーモニーの完成度を上げていくことに貢献したいと思っています。6月までチャレンジを続け、自分を磨いていきます。

大山：
僕たちはずっとコーラスグループの活動をしているのではなく、普段は役者をしています。
ほかの現場、芝居で得た感情や表現をJBBに還元し、より伝わる音楽をお届けしたいと思います。

藤岡：自信のほどは?

大山：自信しかないです。うわぁ、自分で言って怖くなっちゃいました(笑)。

中川：
やっぱり一つは話題ですよね。それぞれの舞台で活動する4人がJBBとして何を生み出せるか。前回のコンサートでは、フォー・シーズンズの楽曲も歌いましたが、それは数曲に留め、ほかは洋楽も邦楽も幅広く歌いました。ここからどんな楽曲に挑戦するか、どんな曲をチョイスするか。常に自分たちで話題を作っていけるグループを目指していきたいです。あとは、コーラスグループとして、この4人が声を重ねたときが最高だよね、気持ちいいよねと思えるハーモニーを作り、それをお届けしたいと思います！


──最後にCDリリースの感想とコンサートへの意気込みをお聞かせください。



藤岡：
ライブCDで、あの日のJBBの歌声をみなさんに聴いていただけるということにワクワクしています。また、グループとしてツアーを回るのが初めてなので、なんだか不思議な気持ちです。きっとこれまでの人生で見たことのない景色が広がるだろうと。その景色の1ページずつを大切に自分の心のアルバムに収めようと思っています。

東：
まさかCDを出せるとは思っていなかったので、率直に嬉しいです。聴いたらあの日の記憶が蘇ると思うので、僕自身も出来上がったものを聴くのが楽しみです。そしてCDリリースは、僕たちの未来への大きな扉を開けることに繋がると感じています。CDをきっかけにこの4人のハーモニーを聴きたいと思ってくださったら、ぜひコンサートにいらしてください。僕も、グループ活動をやるとも、その活動をこんなにも多くの方に応援していただけるとも思っていませんでした。今は、感謝の気持ちでいっぱいです。JBBの活動をずっと続けられるように、自分を磨き、より多くの人の心を掴んでいきたいと思っております。

大山：
最初のコンサートがCDになる、この4人でやったことが形に残ることがまず嬉しかったです。これから始まるツアーは、会場によって構成が変わります。コーラスメインだったり、ワイワイにぎやかだったり、いろんなJBBをお楽しみください。

中川：
JBB誕生の瞬間が収められたライブCD、ハーモニーのアレンジはすべて藤岡さんがメインで作っています。ソロとは違う4人のハーモニーの面白さを味わってください。ホールコンサートの華やかさとビルボードライブの大人な雰囲気、2つのタイプのコンサートでは、それぞれ俳優として培ったものも発揮できるのではないかと思います。どちらも見逃せませんよ。各会場でお待ちしています！

◆

JBBの快進撃は続きます！JBB 1st デジタルSG ｢アイドル｣(cover) 5月27日、配信リリース決定が4/11に発表されました！

---

おけぴ取材班：chiaki（撮影・文）監修：おけぴ管理人