『わがまま』だっていいじゃない!
最高にチャーミングなベテラン女優二人の待望の競演に胸躍る90分♪ 本番中のミュージカルのアンサンブル役のベテラン女優二人
(渡辺えりさん、戸田恵子さん)が、舞台と奈落の中間にある大部屋の楽屋で本音を喋りあう…ときには妄想の世界へ迷い込み、そこでは二人が主人公に。笑って、泣いて、驚いて、歌い踊る前代未聞のストーリー!しかも、ミュージカルって♪
登場人物の言葉からも、それを全力&ノンストップで演じきるお二人からも、エールをもらえるようなひとときです。人に対してはやさしく、世の中にはモノ申す!温かくて刺激的な渡辺えりさんの思いがつまった作品です。
(渡辺えり還暦特別公演『ガーデン~空の海、風の国~』
渡辺えりさんインタビュー記事はこちら)
【おけぴレポ】
舞台写真と福岡公演をご覧になったみなさまからの感想で綴るおけぴレポスタートです!
◆渡辺えりさんと戸田恵子さんの歌声がとても素敵です!二人芝居でミュージカルという設定にどうゆうものだろうと思っていたのですが、何通りか変わるお二人のお姿どれもチャーミングで笑いもあり、シニア世代に近づいた自分にも重なる現実的部分もあって楽しかったです。
◆渡辺えりさんの歌唱力に脱帽しました。多少強引かも?な演出も、力技で見せきる実力はさすが。 生の伴奏も心地よかったです。
同行の母は、心に響くセリフも多かったようで楽しかったそうです。 舞台本番中のバックステージもの!
主演俳優にあーだこーだ、主演女優にあーだーこーだ(笑)
バックステージものですからね!生メイクチェンジも!
◆お二人の掛け合い漫才、と歌声が素敵です♪セットも衣装も面白くて楽しめます☆戸田さんの子役の演じ分けには「流石!」と思いました。
きっと楽屋裏ではこんなことありそうだし、また他の職場でも同世代に「あるある」と共感出来るのではと思いました。
◆とにかく渡辺えりさんと戸田恵子さんの芸達者ぶりに尽きます。
歌も動きも素晴らしい。特に戸田さんのダンスのキレの良さ、高音まできれいに出る声、鍛え続けてないとああはなりませんよね。 八百屋舞台で歌い踊り芝居する!どこまでパワフルなんでしょ!
◆なんといっても舞台上の二人の忙しいこと。
マシンガンのようにセリフの応酬しながらの化粧を落としたり着替えたり。
舞台に立ってる主役の悪口言いながら次の衣装に着替え舞台に出ていき、帰ってきたかと思ったらもう次の準備。セットも素晴らしく今楽屋だったと思ったらくるりと舞台に変わりアンサンブルを踊る二人。
そしてさっとまた楽屋になりはぁはぁいいながら二人がぼやいてる。
見てるこっちも一緒に目まぐるしくいろんなことを考えちゃいます。
二人の会話の内容も見につまされる話ばかり。うなづいたり笑ったりとほんとに楽しい時間でした。
◆還暦の体に鞭打ってと言われていましたが渡辺さんの歌も踊りもパワフルでほんとに元気をもらいました。
戸田さんのさすがの歌声にも聞き惚れました。青い花の場面も幻想的で素晴らしかったです。
えりさんデザインの衣装もすごくよかったです。
◆渡辺えりさんと戸田恵子さんの軽快なおしゃべりと素晴らしい歌声に魅了されたひと時でした。
随所に笑いと悲哀を織り交ぜてながら場面展開も多彩。
ノンストップの舞台があっと言う間でした。
◆渡辺えりさんと戸田恵子さんの個性のぶつかり合い。パワフルなお二人に圧倒されました。
とても初共演とは思えないくらい声質も相性良かったです。
見終わった後大切な人にとても会いたくなりました。 時の少女のようなかわいらしさを見せるえりさん
えりさんの思いがいっぱい詰まったミュージカルです
戸田さんの声色七変化はさすがのひと言…しかもその役は…
◆テレビで見慣れたお2人が、90分出ずっぱりで歌って踊るエネルギッシュな舞台でした。
年齢を聞いて驚きます。渡辺えりさんのパワフルな歌声、戸田恵子さんの七色の声、そして、バンドの生演奏が素敵でした。
ハーモニカにアコーディオン、ビブラフォン、心地よいサウンドでした。
◆楽しくウキウキしたかと思えばちょっとしんみりしたり、良い意味で落ち着きのない舞台です。
渡辺さんも戸田さんも動くこと動くこと!還暦なんてお話されていましたがパワフルでちょっと愚かでお茶目なお二人のやり取り、素晴らしいです!
◆まず最初に戸田さんの仕草や立ち振る舞い、歌声の美しさに見とれ、それから渡辺さんのわざと外した完璧にしない演技を普通だと感じさせるところなど飽きることがありませんでした。
お二人がお互いを殺すことなく活かしながらのやり合いには気持ちよい吹っ切れ感もありました。
お二人の掛け合い漫才の間の取り方は最高でした!
◆お二人のテンポの良い掛け合いに感心しました。 事前にパンフレットを購入され観劇された方が楽しくご覧になれると思います。
◆パンフの内容も盛りだくさんで、お二人のお若い頃の写真は必見かと思います。
◆渡辺えりさんのバイタリティ、戸田恵子さんの美しさ、見習わなければと思いました。ちょっぴり哀愁…
元気いっぱいから悲哀まで、その幅もさすがのお二人なのです!
キーワードは“アネハヅル”?!→
その秘密はこちら【会見レポ】
マスコミ関係ではこの衣裳写真が独り歩きしているようですが、最初から最後までこのテイストの衣裳ってわけじゃないですよ(笑)-戸田さん
「目に見えないもの、愛や絆や友情に支えられて生きていることに気づいていく物語。還暦を迎えたころというと、親の介護や友との別れ…痛みや苦労を抱えながらも、今日も明日も生きていこうという時期。こう言うと、すごく難解な芝居みたいだけど、全然そうじゃないんです。そして、この衣裳はいろいろと我慢してきた二人の内面が炸裂するシーンで着ます」(渡辺えりさん)
「(総スパンコールの衣裳)私はだいぶ慣れました(笑)。やはりこの衣裳を着るとテンション上がります。自然と気合いが入りますよね。今回、衣裳プランナーも務められたえりさんが選んできてくださった衣裳なんですよ」(戸田恵子さん)
「戸田さんはサイズピッタリでね。私は2着分使っているんですよ(笑)。でも、公演中にちょっと痩せてね、恥ずかしさが消えました!」(渡辺えりさん)
山形で幕を開け、福岡、鹿児島と公演を重ねてきたこの公演。グッズ売り上げの一部(トートバッグなど)を福岡公演終演後に発生した熊本地震で被災された方への義援金とすることも発表されました。
感想:おけぴレポ隊のみなさま
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文) 監修:おけぴ管理人