1950年の連載開始から60年以上経つ今もなお、世界中で読み継がれるチャールズ・M・シュルツ著のコミック『ピーナッツ』!そのミュージカル版『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』オフブロードウェイ世界初演は1967年のことです。それから50年目のメモリアルイヤーにシアタークリエ初登場です。
さえないけれど“いい人”チャーリー・ブラウンに
村井良大さん、ガミガミ屋さんのルーシーに
高垣彩陽さん、要領がいいちゃっかり屋のサリーに
田野優花さん、哲学的で知的、いつも青い毛布を抱えているライナスに
古田一紀さん、小さな天才ピアニストのシュローダー役に
東山光明さん、そして!チャーリーが飼っている世界一有名なビーグル犬スヌーピーに
中川晃教さん!
この6人の多彩なキャストがみなさまにハピネスを届けます!「みなさん、クリエに足を運ばなきゃ、損だよ!待ってます!ワン!」(中川スヌーピーより)
きみはいい人、チャーリー・ブラウン♪
悩み多きチャーリー、さえないんだけど、自然に心を寄せたくなる
村井さんのチャーリー、本当にピッタリ!
シュローダーはベートーベンを愛する小さな芸術家
そんなシュローダーのことが大好きなルーシー
演じるのは東山光明さんと高垣彩陽さん
高垣さんのソプラノボイスの美しさとルーシーのガミガミキャラ(再現度高すぎっ)のギャップに圧倒されます!怒りっぽいのだけれど、でも、カワイイのです。夢は女王って!!
東山さんのシュローダーは普段は物静かな印象なのですが、音楽の話になると俄然熱くなるこちらもギャップに心をつかまれます。
こちらはチャーリーの妹サリーとルーシーの弟ライナス
サリーもまた強引(女子ってそういうもの?!)、ライナスは…
演じるのは田野優花さんと古田一紀さんのフレッシュなおふたり
原作ファンの方には、「あ、あのエピソードだ!」「スヌーピーのあのコスプレだ!」「そうそうルーシーってこういう子なのよね~」という、うれしい場面もりだくさん。キャラクターのビジュアルくらいしからわからないわという方も、ご安心ください。まず、キャラクターがとーってもカワイイ!そして、描かれるのは子どもたちの日常。微笑ましくもあり、辛辣でもあり、シュールでもあり、達観しているようでもある…ポップだけど中身がギュッと詰まった作品です。
弟のライナスに対して当たりが強いルーシー
…後半、素敵シーンもある姉弟です♪
ライナスといえば安心毛布(と指しゃぶり)
古田さんは表情豊かにライナスを表現!ダンスもキレキレです。
イライラを募らせたり、宿題の評価を嘆いたり、激情型なサリー
でも、ときどきニコリと笑う、そのチャーミングな笑顔に観ているこちらも笑顔に
空想、寝ることと食べることが大好き!気ままに生きるスヌーピー♪
こちらは有名なスヌーピーの撃墜王エピソード
ショーナンバー「サパータイム」では圧巻のエンターテイナーぶりで劇場を支配!
これぞ中川晃教さんのスヌーピーです!!
爆笑につぐ爆笑というのとはまたひと味ちがう、思わずプププと笑ってしまったり、あまりにも真実をついていてちょっと苦笑いしてしまったり、こころがほぐれたところでスーパーエンターテイナーが登場したり。そして、最後はハッピーな気分で劇場を後にする。長きにわたり愛されるその理由が確かにそこにある。そんな素敵な作品です。最後に作品終盤のお写真を掲載します。
と、その前に演出家小林香さんのメッセージもご紹介!
「子どもだましではなく、“大きくなった人々”へのやさしさに満ちた、笑顔あふれるミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』。ここにあるしあわせ、変わることのない素朴な気持ちを大切にお届けしたい」 受け取りました!!では、お写真を…
(ご観劇のお楽しみに、ここで閲覧ストップもありです!)Happiness is…
おけぴ取材班:chiaki(撮影・文) 監修:おけぴ管理人